【▼ぐりぐらメモ/2025年6月8日】
先週に続いて、母のエンドレス一人語り対策の日々。月曜日、かかりつけのクリニックに相談して、処方を変更、母は就寝。
火曜日、デイサービスに行ってもらったが、帰宅してから、一人語り再開。時々、静かになるものの、しばらくすると再開して、一晩中続いた。
水曜日は一人語りはなく、終始静かだったけど、「ここ」は家ではないと、「家」に帰ろうと試みるようになった。これまでは、部屋に飾ってあるものを見てもらって、ここが家であると納得してもらっていたのだけど。
木曜日、いい感触で、デイサービスに行ってもらった。デイでも調子がよかったようなのだけど、頭痛を訴え始め、夕食後、部屋に戻ってから、一人語りが始まってしまった。
金曜日もずっと一人語りが続いているので、ケアマネさんに相談し、訪問リハビリは休みにして、クリニックに現状を報告。頭痛対策を優先して、処方を変更。夕食後から静かになり、その夜はコールは何度かあったけれど、よく寝ていた。
土曜日、よい調子だったので、デイサービスに行ってもらった。が、帰ってきてしばらくして、一人語りが始まってしまった。
日曜、早朝から強めの「家に帰りたい」モード。7時頃には静かになっていたけれど、8時過ぎに一人語りが再開。午後は一人語りは止まったけれど、「家に帰りたい」モードが強くなった。「家に帰りたい」モードのため、10時と15時の二回、本人を納得させるため、いったん外に連れて出ることになった。午前中は30分周囲を車椅子で歩き回って戻り、午後は近くの公園まで行ったところで、雨が降ってきたので、それで戻った。それ以降は、静かになった。夕食後、部屋に戻ってからもすぐに眠り、かえって心配になる。
母は食事はしっかり摂っているのだけど、今週、少し残すことがあった。水曜日は、好きなものを食べたら、元気になるかもしれないと、いつもより量を増やしたら、食べ切れず、失敗した。
母デイ日。火曜、木曜は、午前中は待機して、午後から外出。と言っても、火曜日は雨が降っていたので、近所で外食しただけ。木曜日は、ひさしぶりに隣市の図書館で、朝日新聞縮刷版チェック。1983年6月、7月、8月。土曜日は、11時に出て、茨木市の西国街道沿いにある古本とコービーの店「土かべ文庫」に行ってみた。テレビで紹介していたのを見て、気になっていました。そのときの印象では、なにもないところにぽつんと、というイメージだったけど、実際は住宅街の中だった。店内は広々としていて、のんびりできた。食事があればよかったけど、ワンオペではそれは無理。買いたい本はなかったけど、一時間、コーヒーとベーグルで過ごした。近くにあればいいのに。
気が気でないかんじで過ごしていてもできる中断可の現実逃避趣味、今週は、持ち物整理または引継資料ペーパー作りは休んで、「note」に、ビクター期の完全予約限定盤企画「ヴァージン・オリジナル・シリーズ」についての記事を書いた。手元に残してあったチラシの画像とラインナップのリスト、当時注文したものなどについての回想を、2003年1月10日の日記を元に作成したので、月曜日に作り始めて、火曜日には
"ヴァージン・オリジナル・シリーズ(完全予約限定盤)(1979年?1981年)メモ"
として投稿した。のだけど、投稿してから、註釈として、ビクターの最初の1年の発売リスト、予約限定ではない再発企画のラインナップ、日本コロムビア期の発売リスト、間章氏のライナーノーツのリストを追加した。
いしいひさいち『金色に光る海 ROCA短編集』((笑)いしい商店、2025年6月)が金曜日に届いた。これまでの二冊に出てきたエピソードに重なるものもあるけれど、映画のあとで、同じ出演者、同じスタッフで作られたテレビドラマ版のような趣きがある。表情とか動きとか。そんな場面あったっけ、と思ってしまうような。最後の「おやすみセニョリータ」で、描き込まれた歌詞が「不屈の民」のものだったので、思わず、盛り上がって、投稿したら、妙に読まれてしまったのだけど、作中では、ロカが歌ったその歌は「彼等は私たちが兄弟であることを知らない」という題名なので、別の曲として描かれているのかもしれないと申し訳ない気持ちになった。
今週の視聴覚。●BS11での『深夜食堂』シリーズの再放送が終わってしまった。第5シリーズは見たことがなかった。オダギリ・ジョーの交番巡査が出てくるコント場面は要らなかったけど、ひさしぶりのひとを見たり、いまをときめくひとの少し前の姿を見たりすることができたのもよかった。●NHK教育「100分de名著」マーガレット・アトウッド『侍女の物語』『誓願』。朗読は安藤玉恵。●イ・ビョンフン監督シリーズ並みに繰り返し何処かでやっているので、訳が分からないが、『剣客商売』第2シリーズをやっていて、わたしはやはり渡部篤郎の大治郎と大路恵美の三冬がいいなと思う。●『対岸の家事』、最終回。課題を言葉にして残す作風は、余韻や深みはないかもしれないけれど、このドラマについては正解だと思う。多部さんも、新垣結衣とか永野芽郁のように、「しでかしてしまうのだが、うまくいって違和感がない」キャラクターのひとだと改めて。●日曜日、いつものように『太陽にほえろ!』を録るだけ録っておこうとして…レコーダーの電源が入らない。リモコンの不具合ではなさそう。ついに終了か。
***先週のぐりぐらメモ 再放送(2025年6月1日〜2025年6月7日)***
|