鈴木翁二作品のほとんどは、短編です。
短編集が編まれては絶版となり、また編まれるという形で、いろんな種類の作品集が発売されてきました。
現在も容易に手にはいるものがたくさんあるのは、よろこばしい限りです。
ただ、いろんな出版社から発売されてきたという経緯も手伝って、重複がかなりあります。
そこで、作品ごとに、どの作品集に収録されているのかを整理してみました。わかる範囲で、発表順に並べています。
重複と言っても、描き直されている場合がありますので、「持ってるからいいや」とはなかなか行かないのですが。
作品リストは、以下の3点をベースにし、作品集記載のデータを寄せ集めて作成しました。
・ガロ史編纂委員会・編『ガロ曼陀羅』(TBSブリタニカ、1991年)の巻末リスト
・作品集『まばたきブック』(銀音夢書房、1994年)の鈴木翁二氏自筆年譜
・「長井勝一漫画美術館」Webページ http://www.freefactory.net/~nagai/
鈴木翁二さんの作品を読むための私的な整理です。
◆短編集
・『麦畑野原』(而立書房、1978) ・『銀のハーモニカ』 (青林堂、1984) ・『透明通信』(青林堂、1985) ・『なんとなくポストさん』(東考社、1987) ・『まばたきブック』(銀音夢書房、1994) ・『少年が夜になる頃』 (ふゅーじょんぷろだくと、1998) ・『東京グッドバイ』(北冬書房、1998) ・『マッチ一本の話』(北冬書房、1998) ・『海のタッチ』(ワイズ出版、1999) ・『オートバイ少女』(筑摩書房、2000) ・『海的煌煌(ウミノキラキラ)』(青林工藝舎 2001) ・『少年あります。鈴木童話店』(流星舎 2002) |
◆書き下ろし(いずれも未入手)
・『少年手帖』 (望遠鏡社、1982) ・『少年手帖・特装版』 (少年手帖社、1982) ・『少年手帖補遺 マッチのまち』(東考社、1987) ◆絵本(いずれも未入手)
◆未見・未入手・未確認
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◆凡例◆
●単行本収録/○単行本未確認・未収録 (掲載誌名 発表時期/制作時期)
・『収録単行本名』(出版社名 発売時期)
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