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エピック・サウンドトラックスの録音
The Original Epic Soundtracks Recordings
【2000.11.04.】【2006.05.20.追記追加・修正内容については、末尾をご覧ください。


年代順録音整理レアトラック集略年譜

エピック・サウンドトラックス (1959〜1997) のソロデビューアルパム "RISE ABOVE" を初めて聞いたときの心躍る気持ちは、忘れられない。
スウェル・マップスで聞けた、軽いのに、しっかりと間を抑えた独特のドラム・サウンドはないし、スウェル・マップスの音ともちがう。
でも、これはエピック・サウンドトラックスのレコードであり、それもえらい傑作だと、最初の歌い出しを聞いて、思った。

おだやかな笑顔の自身のポートレートに、ビーチボーイズの"PET SOUNDS" と同じ書体でタイトル。
ローラ・ニーロやキャロル・キング、初期のトッド・ラングレンやトニー・コジネクに通じる「シンガーソングライター」のレコードでした。
線が細い彼の声は変わらないけれど、着地点を見つけたかのような感触がありました。

その後、ほぼ2年おきに、ソロアルバムを発表。
前作と基本的には同じ路線をとりつつ、ロックンロール(ロッカバラッド)の王道を漂わせた "SLEEPING STAR"。
ハードなロックンロールや、自作の再演、インストゥルメンタルなど、様々な試みが行われた "CHANGE MY LIFE"。
雑誌広告には、「90年代のジョン・レノン」みたいなキャッチコピーがついてて、おいおいと思ったけど、正直なところ、うれしかった。
"CHANGE MY LIFE" の最後にはボーナストラックとしてライヴ録音が収められていて、ライヴを見たくてたまらなくなった。

"CHANGE MY LIFE" 発表の翌年、1997年11月、自宅でなくなっているところを発見される。
遺体が発見された一週間後に、たまたま彼のファン・サイトを見て、そのことを知った。
彼の歌にじかに接することができなくなってしまった、と思った。

エピック・サウンドトラックスのソロ作品を、録音順に、整理してみました。
スウェル・マップス解散後の参加バンドの作品やセッション参加作品については、前述のファンサイトをご覧ください。
あしらいかたがなんとなく好かんページですが、データは充実しています。
"SLEEPING STAR(旧 EPIC SOUNDTRACKS HOME PAGE)" http://www.epicsoundtracks.com/
また、ニッキ・サドゥン公式サイト内に、エピック・サウンドトラックスのページが設けられています。http://www.nikkisudden.com/epic/
スウェル・マップス、サウンドトラックス&ヘッド、 "PERSUANDER"関連については、拙稿路地裏用のスウェル・マップス」をご覧いただければ幸いです。

……このページを準備している途中(2000年10月29日)、元スウェル・マップスのニッキ・サドゥン(実兄)が書いた記事を知りました。
ドイツの雑誌「スーパースター」1999年7月号に掲載されたものとのことですが、上記のファンページのゲストブックに転載されています(※)。
目立った活動をしていなかったために埋もれがちなサウンドトラックスの音楽をきちんと紹介しようとする愛情あふれる記事です。
ファンの勝手な思い入れとして感じていたことが、あながちハズレではないことが確認できて、うれしくなったりもしました。
コメント番号で検索ができますので、興味のある方は、96番のコメントを読んでみてください(ちょっと読みにくいですが)。
正しい全訳はわたしにはできませんが、末尾に、その記事をもとに、エピック・サウンドトラックスの略年譜を付記することにしました。

※ニッキ・サドゥン公式サイト内に、エピック・サウンドトラックスのページの「Memorial」にも掲載されています。【2006.05.20.追記】

**Special thanks**
入手方法がわからなくて途方に暮れていたわたしの代わりに "DEBRIS" を手に入れてくれたK.H.氏に。
 


 

The Original Epic Soundtracks Recordings

3枚のオリジナルアルバムは、Bar/None盤で、現在も入手可能です。

他に、レアトラック集が2枚、 "DEBRIS" と "EVERYTHING IS TEMPORARY"(以下、"EVERYTHING"と略記) が発売されています。
"DEBRIS" は、メールオーダーのみの限定盤(2000枚)だったため、現在は残念ながら、入手困難となっています。
この2枚で発表された録音については、年代順に並べたうえで、曲名のあとに、レアトラック集のタイトルとトラック番号を添えました。
※レアトラック集の構成については、こちらをご覧ください。

曲名のみが判明している作品は、「未発表曲・不明曲」として整理しました。
のちにタイトルが変更されて、正式に発表されている可能性もあります。

アルバムについての感想や参加ミュージシャンについては、いずれ追加したいと思います。
 
 

Original album index RISE ABOVE | 'SLEEPING STAR' | CHANGE MY LIFE


Popular Classical, recorded at the Alvic Sound studio, April & May 1981
Release: Rough Trade Single, RT 084 (1981.08.)
Side A:
1. Jerry, Babies

Side B:
2. A 3-acre Floor - Debris (9)
2. Pop In Packets - Debris (10)


variations:

"Jerry, Babies"
... Piano solo version, titled "Popular Classical" (EVERYTHING, recorded 1984)
... Remake version with different lyrics, titled "Sleepy City" (CHANGE MY LIFE, 1995)

"A 3-acre Floor"
... Original version, titled "A Raincoat's Room (Raining In My Room) (Swell Maps "JANE FROM OCCUPIED EUROPE", 1980)
 

notes:

ロバート・ワイアット、ヘンリー・カウのジョージー・ボーン、レインコーツのヴィッキー・アスピノールが参加したソロシングル。
"Pop In Packets" は、1980年8月に録音したテープを元にしているほか、一部、ロバート・ワイアット宅で録音された模様です。
B面の2曲は、"DEBRIS" に再録されているほか、スウェル・マップスのレアトラック集 "TRAIN OUT OF IT" のCDに収録されています。
ES本人が出来に納得していなかったらしいA面は、アルバムに収録されておらず、CD化もされていません。

[追記 (2000.11.7.)]
"Jerry, Babies" を収録したオムニバスアルバムについて、まぶやー氏から追加情報をいただきました。
ジャパン・レコードから1983年8月に発売された日本編集のオムニバス "CLEAR CUT 5" に収録されているとのことです。
ライナーノーツには、ちょっとした事実誤認があるようです。


Home recordings 1984
1. Popular Classical [remake of "Jerry, Babies"] - Everything (7)
2. Carolan - Everything (14)


variations:

"Popular Classical"
... Original version, titled "Jerry, Babies" (POPULAR CLASSICAL, 1981)
... Remake version with different lyrics, titled "Sleepy City" (CHANGE MY LIFE, 1995)

notes:

2曲とも、ピアノによるインストゥルメンタル。深いエコーにつつまれた、優しいメロディーの曲です。
"Popular Classical" は、同名のファーストソロシングルのA面曲 "Jerry, Babies" の再演です。


Mystery session, recorded at somewhere in London, January 1985
1. Wild and Smiling - Debris (7)


notes:

ピアノの短い繰り返しに、ノイズを加えたスウェル・マップス時代を連想させるインストゥルメンタル。


Demo recordings at the Garden studio, April 1987
1. The Persuader - Debris (4)
2. Return Of The Persuader - Debris (11)


notes:

These Immortal Souls のファーストアルバム録音中に、スタジオにひとり残ってピアノで録音したインストゥルメンタル。
未完成の映画 "THE RETURN TO PERSUANDER" のタイトル音楽です。
この映画のための録音は、スウェル・マップスの編集盤にもいくつか収録されています。
"Return of the Persuander" は、"The Persuander" のバリエイション。


Demo recordings 1989
1. The Persuander No.1
2. The Persuander No.2
3. Rose Blues


notes:

アルバム "SLEEPING STAR" のブックレットにメモが掲載されていますが、録音自体は発掘されていません。
"The Persuander" は、上記の1987年セッションで録音されたものと同じ曲かもしれません。
"Rose Blues" は、未発表曲(不明曲)です。


Recording session for the first solo album at the Fun City, NY, May 1991
1. Fallen Down


variations:

"Fallen Down"
... Alternate take (EVERYTHING) ※アルバム録音時のアウトテイク。1992年4月録音?

notes:

"RISE ABOVE"の1曲目に収録されました。



Rise Above, recorded at the Wake The Dead, London, April 1992
Release: Rough Trade LP, R 2932 (1992.09.)
1. Fallen Down
2. Farmer's Daughter
3. Ruthless
4. Everybody Else Is Wrong
5. I Feel Good
6. Big Apple Graveyard
7. I Don't Know
8. Meet Me On The Beach
9. Sad Song
10. She Sleeps Alone / Love Fucks You Up
11. Wild Situation
12. She Sleeps Alone


variations:

"Farmer's Daughter"
... Live version (21st CENTURY BoB) ※1995年10月17日のライヴ

"Everybody Else Is Wrong"
... Live version (EVERYTHING) ※1995年10月15日のライヴ

"I Don't Know"
... Alternate take (EVERYTHING) ※アルバム録音時のアウトテイク

"Meet Me On The Beach"
... Stacks O Tracks (DEBRIS) ※アルバム収録バージョンのカラオケ
... Live version (DEBRIS) ※1994年11月のラジオ放送用スタジオライヴ。アコースティックバージョン。

"Wild Situation"
... Live version (EVERYTHING) ※1995年10月15日のライヴ

"She Sleeps Alone"
... Live version (EVERYTHING) ※1995年10月15日のライヴ
... Jacobites "GOD SAVE US POOR SINNERS" (Bomp! BCD4072, 1998) ※カバー
 

notes:

現在は、米Bar/None から発売されている(AHAON-029-2)。
また、ジャケットが異なる(改悪だったけど)日本盤が出ていました。
"Fallen Down" のみ、1991年5月にニューヨークで録音。


"Rise Above" sessions - Outtakes, April 1992
【"RISE ABOVE" 収録曲の別テイク、デモ、カラオケ】
1. Stacks O Tracks [back track of "Meet Me On The Beach"] - Debris (2)
2. Fallen Down - Everything (5)
3. I Don't Know - Everything (16)

【"SLEEPING STAR" 収録曲の初期バージョン】
4. Sleepwalking [early title of "Tired Eyes"] - Debris (14)

【オリジナルアルバム未収録曲】
5. Hole Of A Heart - Everything (1)
6. Can You Keep A Secret ? (version 1) - Everything (3)
7. Caroline - Everything (4)
8. Black Hole - Good Things (7)

【未発表曲・不明曲(未発掘)】
9. Girlfriend
10. You Still Shine


variations:

"Can You Keep A Secret ?"
... Alternate take (DEBRIS) ※1993年5月の再録音バージョン


Song list for the unreleased 2nd album "Answer Songs", 1993
【"SLEEPING STAR" に収録】
1. There's Been A Change
2. Tonight's The Night
3. Waiting For The Train
4. Emily Maybe [working title of "Emily May"]
5. Baby I Love You (Hollywood Signwriter)
6. Hear The Whistle Blow
7. There's A Rumour
8. Tired Eyes
9. Hymn [working title of "I'll Sing A Hymn"]

【"CHANGE MY LIFE" に収録】
10. Sleepy City [remake of "Jerry, Babies"]
11. There's A Light Up In The Sky

【オリジナルアルバム未収録曲】
12. You've Got A Lot To Learn - Good Things (11) as "A Lot To Learn"

【他への提供曲】
13. Rusty Old Ring [Song contributed to the Hail album "TURN OF THE SCREW", 1990]

【未発表曲・不明曲】
14. Vicious Circle
15. Teenage Heart
16. Soul Ballad (World Outside)
17. When You Were A Child
18. T. Rex
19. Right Place
20. The King Of Everything
21. Blind Man
22. Shine On Me
 

【カバー曲】
23. I'll Be Back [Beatles, Elvis or Question Mark & The Mysterians song ?]
24. Sunny Day [Free song]
25. Is Your Love In Vain [Bob Dylan song ?]
26. I'm Your Puppet [Marvin Gaye song ?]


notes:

"ANSWER SONGS" というタイトルで構想されていたセカンドアルバムのための収録候補曲リストです。
アルバム "SLEEPING STAR" のブックレットにメモが掲載されています。
各トラックが録音済みかどうかはわかりませんが、デモが残されている可能性はありそうです。

"Sunny Day" は、1994年1月に録音されています。

"Rusty Old Ring" は、スザンヌ・ルイスとボブ・ドレイクのデュオ、ハイルの1990年作品 "TURN OF THE SCREW" (ReR HCD) への提供曲。
ESによるピアノのデモ録音をもとに、ハイルの演奏がオーバーダビングされたバージョンが収められています。
ES自身による録音は、まだ発表されていません。
ハイルのアルバムでは、"Take Me Backwards" でも、ルイスと詞を共作している。


Recording sessions for 2nd album, recorded at the Wake The Dead, London, May 1993
 
【"SLEEPING STAR" 収録曲】
1. Don't Go To School

【"CHANGE MY LIFE" 収録曲】
6. Wild Child, Sleeping Star ["Wild Child"]

【"SLEEPING STAR" 収録曲の初期バージョン(未発掘)】
2. Tired Eyes
3. Hymn [working title of "I'll Sing A Hymn"]
4. There's Been A Change
5. Baby I Love You

【"CHANGE MY LIFE" 収録曲の初期バージョン(未発掘)】
7. Ring The Bells

【オリジナルアルバム未収録曲】
8. Can You Keep A Secret ? (version 2) - Debris (12)

【未発表曲・不明曲(未発掘)】
9. Laura Nyro
10. I Have Seen The Light


notes:

アルバム "SLEEPING STAR" のブックレットにメモが掲載されているセッションです。
ここから2曲がアルバムに採用されています。
"RISE ABOVE" セッションで没になった "Can You Keep A Secret?" が再録音されていますが、またしても没になってしまいました。


Live at WFMU radio studio, NJ, November 1993
 
1. Tonight's The Night - Debris (13)


notes:

調律のおかしなピアノで演奏されたラジオセッション。
"DEBRIS" を出している Normal Mail Order のサンプラーCDにも収録されているらしい。



'Sleeping Star', recorded at Chiswick Reach Studio, London, Jaunuary 1994
Release: Bar/None LP, AHAON-049-2 (1994)
1. Something New Under The Sun
2. There's Been A Change
3. Don't Go To School
4. Tonight's The Night (Rock 'N' Roll Lullabye)
5. Waiting For The Train
6. Emily May (You Make Me Feel So Fine)
7. Baby I Love You
8. Hear The Whistle Blow
9. There's a Rumour
10. Tired Eyes
11. I'll Sing A Hymn
12. I Believe


variations:

"Something New Under The Sun"
... Live version (EVERYTHING) ※1994年11月のラジオ放送用スタジオライヴ。アコースティックバージョン。

"There's Been A Change"
... Live version (EVERYTHING) ※1994年11月のラジオ放送用スタジオライヴ。手拍子のみのアカペラ。

"Tonight's The Night"
... Live version (DEBRIS) ※1993年11月のライヴバージョン。

"Baby I Love You (Hollywood Signwriter)"
... Full version (DEBRIS) ※アルバム録音時のアウトテイク。イントロが長い。

"Waiting for the Train Again"
... Group version (DEBRIS) ※アルバム録音時のアウトテイク。ヘンリー・オルセンのドラムとベースが加えられている。

"Emily May"
... Live version (EVERYTHING) ※1995年10月15日のライヴ

"Tired Eyes"
... Early version titled "Sleepwalking" (DEBRIS)
 

notes:

"Don't Go To School" のみ、1993年5月に、ウェイク・ザ・デッド・スタジオで録音されています。


"Sleeping Star" sessions - Outtakes, Jaunuary 1994
 
【"SLEEPING STAR" 収録曲の別テイク】
1. Baby I Love You (Hollywood Signwriter) [Full version] - Debris (8)
2. Waiting for the Train Again [Group version] - Debris (5)

【"CHANGE MY LIFE" 収録曲】
1. Ring The Bells

【オリジナルアルバム未収録曲】
1. Sunny Day [Free song] - Debris (3)


notes:

"Sunny Day" は、フリーが1970年に発表したアルバム "HIGHWAY" の収録曲。ピアノの弾き語りでカバーしています。


Demo recording at Greene St. studio, NY, September 1994
 
1. Big Apple Blues - Debris (6)


notes:

オルガンを多重録音した短いインストゥルメンタル。


Live at Revolution Radio studio, Minneapolis, November 1994
 
1. Meet Me On The Beach - Debris (1)
2. Something New Under The Sun - Everything (2)
3. There's Been A Change - Everything (8)


notes:

アコースティック・ギターの弾き語りによるスタジオライヴ。
"EVERYTHING IS TEMPORARY" には日付が記されていませんが、"DEBRIS" の同じ局での録音と同じと判断しました。
"There's Been A Change" は、手拍子のみのアカペラ。



Change My Life, recorded at Chiswick Reach Studio, London, September 1995
Release: Bar/None LP, AHAON-074-2 (1996)
1. You Can Be My Baby
2. Stealaway
3. The Rain Came Down
4. Something's Wrong
5. Sweet Sixteen
6. Landslide
7. Ring The Bells
8. Wild Child
9. Sleepy City
10. There's A Light Up In The Sky
11. The Wishing Well
12. Nightime/Thirteen


variations:

"Landslide"
... Live version (EVERYTHING) ※1995年10月15日のライヴ

"Sleepy City"
... Original version, titled "Jerry, Babies" (POPULAR CLASSICAL, 1981)

"The Wishing Well"
... Jacobites "GOD SAVE US POOR SINNERS" (Bomp! BCD4072, 1998) ※カバー
 

notes:

"Wild Child"は1993年5月に、セカンドアルバムのためのセッションで録音されたもので、元のタイトルは "Wild Child, Sleeping Star" でした。
"Ring The Bells" は1994年1月の "SLEEPING STAR" セッションで録音されたものです。
シークレットトラックとして収録されているビッグ・スターのカバーは、1995年10月のライヴ録音。


Live at the Garage, London, October 1995
 
1. Nightime/Thirteen - Change My Life: secret bonus track (12)


notes:

傾倒していたアレックス・チルトンのバンド、ビッグ・スターのレパートリーを2曲、メドレーで演奏している。
"Nightime" は1978年の3作目 "THIRD ALBUM"、"Thirteen" は1972年の1作目 "#1 RECORD" に収録されていた作品。
演奏メンバーは、ES (guitar, voice)、Russ Bassman (bass)、Anthony Illarde (drums)、Kevin Junior (guitar, backing vocal) の4人。

 


French World Service session, London
 
1. Night Time - Everything (6)


notes:

上記同様、ビッグ・スターのカバー。アコースティックギター一本による弾き語り。タイトルは、正しくは、"Nightime"。
録音時期は不明です。


Live at Kino Ebenesse, Ebenesse, Austria, October 14, 1995
1. Everybody Else Is Wrong - Everything (9)
2. Wild Situation - Everything (10)
3. She Sleeps Alone - Everything (11)
4. Landslide - Everything (12)
5. Emily May - Everything (13)


notes:

バンド編成によるライヴ。メンバーは記されていませんが、おそらく "CHANGE MY LIFE" 収録の"Nightime/Thirteen"と同じと思われます。
 


Live in Berlin, October 17, 1995
 
1. Farmer's Daughter  - 21st CENTURY BoB (free CD with "BUCKETFULL OF BRAINS" magazine #55) (6)


notes:

"BUCKETFULL OF BRAINS" 55号(1999年)の付録オムニバスCD "21st CENTURY BoB" に収録されたもの。
メンバーは不明ですが、おそらく "CHANGE MY LIFE" 収録の"Nightime/Thirteen"と同じと思われます。
同号には、ニッキ・サドゥンが「Superstar」1999年7月号に寄せたという「Those Who The Gods Love... Epic Soundtracks」も掲載されています。
 


Demo sessions for the unreleased 4th album "GOOD THINGS", recorded 1996
1. You Better Run - Good Things (11)
2. I Do Declare - Good Things (11)
3. C'mon Daddy
4. I Haven't Cried A Tear - Good Things (11)
5. Unfaithful Arms
6. I Got To Be Free - Good Things (11)
7. Black Hole - Good Things (11)
8. House On The Hill - Good Things (11)
9. Dedication - Good Things (11)
10. Maybe You're Right - Good Things (11)
11. You've Got A Lot To Learn - Good Things (11) as "A Lot To Learn"
12. Roll The Stone - Good Things (11)
13. Good Things Come To Those Who Wait - Good Things (11)
14. Sooner Or Later - Good Things (11)
15. Telephone Call


notes:

4枚目のアルバムのためのデモ録音。
曲目は、ニッキ・サドゥンがドイツの雑誌「Superstar」1999年7月号に寄せた「Those Who The Gods Love... Epic Soundtracks」によりました(※)。
タイトルの "GOOD THINGS" は、キャロル・キングに触発されたものとか("HAPPY THINGS" という説もある)。
"C'mon Daddy"、"Unfaithful Arms"、"Telephone Call" の3曲を除いて、2005年5月に "GOOD THING" のタイトルでレコード化されました。
"C'mon Daddy" は、レモンヘッズのイヴァン・ダンドゥとの共作で、レモンヘッズの "CAR BUTTON CLOTH"(1996年)にも収録されています。
※ニッキ・サドゥンの2004年5月11日の公式サイト掲載日記から、1, 2, 6〜15を追記。【2006.05.20.追記】
 
 


 

Rarities

2枚のレアトラック集と亡くなったあとでまとめられた4枚目のアルバムのためのデモ録音集を紹介します。
個々の録音内容については、上記の年代順録音整理をご覧ください。


Debris
Release: Normal Mail Order/Return To Sender LP, RTS 20 (1995)
 
1. Meet Me On The Beach  > November 1994 (live)
2. Stacks O Tracks  > April 1992, Backing track of "Meet Me On The Beach"
3. Sunny Day  > January 1994 (outake)
4. The Persuader  > April 1987 (demo)
5. Waiting for the Train Again> January 1994 (outake)
6. Big Apple Blues  > September 1994 (demo)
7. Wild and Smiling  > January 1985 (demo)
8. Baby I Love You (Hollywood Signwriter)  > January 1994 (outake)
9. A Three Acre Floor  > B-side of the single "POPULAR CLASSICAL" (1981)
10. Pop In Packets  > B-side of the single "POPULAR CLASSICAL" (1981)
11. Return of the Persuader > April 1987 (demo)
12. Can You Keep A Secret > May 1993 (outake)
13. Tonight's The Night  > November 1993 (live)
14. Sleepwalking  > April 1992 (outake)



Everything is Temporary
Release: Innerstate LP, Innerstate 7005 (1999.04.)
 
1. Hole Of A Heart > April 1992 (outake)
2. Something New Under The Sun  > November 1994 (live)
3. Can You Keep A Secret? > April 1992 (outake)
4. Caroline  > April 1992 (outake)
5. Fallen Down  > April 1992 (outake)
6. Night Time  > mystery session, see under October 1995 (live)
7. Popular Classical  > 1984 (demo)
8. There's Been A Change > November 1994 (live)
9. Everybody Else Is Wrong > October 14, 1995 (live)
10. Wild Situation  > October 14, 1995 (live)
11. She Sleeps Alone  > October 14, 1995 (live)
12. Landslide  > October 14, 1995 (live)
13. Emily May  > October 14, 1995 (live)
14. Carolan  > 1984 (demo)
15. Interview
16. I Don't Know  > April 1992 (outake)


notes:

リハーサルテイクやライヴ録音のほかに、インタビューが15曲目に収録されています。
日付や出典は記されていませんが、"RISE ABOVE" 発売当時のもののようです。


Good Things
Release: DBK Works LP, dbk 113 (2005.05.24.)
1. I Do Declare
2. Sooner Or Later
3. Dedication
4. I Got To Be Free
5. Maybe You're Right
6. Good Things Come To [Good Things Come To Those Who Wait]
7. Black Hole
8. Roll The Stone
9. House On The Hill
10. A Lot To Learn [You've Got A Lot To Learn]
11. Cry A Tear [I Haven't Cried A Tear]
12. You Better Run
notes:

エピック・サウンドトラックスがケヴィン・ジュニアとともに録音していた4枚目のアルバムのためのデモ録音をレコード化したもの。
タイトルの "GOOD THINGS" は、キャロル・キングに触発されたものとか("HAPPY THINGS" という案もあったらしい)。
ニッキ・サドゥンのインタビューなどであげられていた "Unfaithful Arms"、"C'mon Daddy"、"Telephone Call" は割愛されています。
また一部の曲は、インタビューその他であきらかにされていたものからタイトルが改められています。
【2006.05.20.追記】

 

 

Epic Soundtracks Biography

ニッキ・サドゥンがドイツの雑誌「Superstar」1999年7月号に寄せた「Those Who The Gods Love... Epic Soundtracks」をもとに、略年譜を作成しました。

1959年3月23日
イングランド州サウス・クロイドンに生まれる。本名、ケヴィン・ポール・ゴドフリィ。
母はルイス・ベティ・ボウデン、父はジョン・トレヴァー・ゴドフリィ。

1972年 (12歳)
三つ年上の兄・ニッキ(ニコラス・ゴドフリィ、当時15歳)が中古のアコースティックギターを手に入れたことをきっかけに、ドラマーを志望する。
ドラムを手に入れるまでは、タイヤなど手近なモノをたたいて、パーカッション代わりにしていた。
フォーンズ(デヴィッド・バーリントン)、ジョー・ヘッド(スティーヴ・バード)ら友人も参加して、“アルバム”作りに熱中。
毎週、バーリントン宅に集まっては、ユニットごとにちがうバンド名を考えて、テープを作っていたらしい。
例えば、フォーンズ/エピック/ニッキは「ブラック・ライダーズ」、フォーンズ/ニッキだと「セイクレッド・マッシュルーム」といった調子。
コピーするほどの演奏技術がなかったため、勢い、自作に走る。

1974年3月 (14歳)
ニッキ、エピック、フォーンズ、ヘッドの4人に、リチャード・アールとジョン・コックリルが加わり、スウェル・マップスとなる。
イースターに両親が一週間家を空けた隙に、自宅の応接間に父親のテープレコーダーを持ち込み、レコーディングを敢行。
"Dresden Style"、"Forest Fire"、"Hey Johnny! Where’s The Chewing Gum?"などを録音した(未発掘)。
このときは、まだパンク・スタイルではなかった。

1977年9月 (17歳)
スウェル・マップスの初シングル "Read About Seymour" を録音する。

1977年12月26日
スウェル・マップス、バーミンガムで行われた12時間の「パンク・フェスティバル」に出演する。初ライヴだった。

1978年1月
スウェル・マップスの初シングル "Read About Seymour" が発売される。初回プレスは、2000枚だった。
カバーデザインは、この頃、学校を辞めて、専門学校でアートコースを学んでいたエピックが担当した。
10月にジョン・ピールの番組に初出演した次の週に、1000枚が売れたという。

1980年4月 (20歳)
スウェル・マップス解散。最後のライヴは、4月16日、イタリアのヴィグノーラで行れた。
スウェル・マップスは、それまでに2枚のアルバムと4枚のシングルを発売した。

1981年8月 (21歳)
初ソロシングル "Popular Classical" を発売する。
ヴォーカルに自信が持てなかったらしく、デュエットしているロバート・ワイアットの声に隠れてしまっている。

1981年
元スウェル・マップスのリチャード・アールとのデュオアルバムを計画するが、1曲のみで頓挫、未発表のままになっている。
つづいて、ジョー・ヘッドとのデュオアルバム "DAGA DAGA DAGA" を制作するが、これもシングル "Rain, Rain, Rain" のみの発表となった。
また、このほかに、レッド・クレイヨラ、スチュワート・モクスハムのザ・ジストなどの録音に参加している。

1981年
ビーチボーイズ、ビートルズ、アレックス・チルトンを熱心に聴くようになる。
レコードコレクションに熱中するとともに、中古レコード店マイナス・ゼロ・レコードで働き始める。

1980年代
ドラマーとして活動する。主な参加バンドとアルバムは、次の通り。
・Nikki Sudden & The Jacobites
 "JACOBITES" (1984)
 "ROBESPIERRE'S VELVET BASEMENT" (1985)
・Crime And The City Solution
 "THE DANGLING MAN" (1985)
 "JUST SOUTH OF HEAVEN" (1985)
 "ROOM OF LIGHTS" (1986)
 ※ヴィム・ヴェンダース監督作品『ベルリン天使の詩』に演奏シーンがある。
・These Immortal Souls
 "GET LOST! (DON'T LIE)" (1987)
 "I DON'T WANNA DIE AGAIN" (1993)

1986年 (26歳)
ニッキ・サドゥンとともに、スウェル・マップスのレアトラック集 "TRAIN OUT OF IT" の編集を行う。
このとき、チャック・ベリーのカバー "Downbound Train" に新しい詞をつけて改作することになり、初めて自作の詞を歌う。
"TRAIN OUT OF IT" には、"Rundown Tube" と題されて、収められている。

1980年代後半
のちにソロアルバムで発表される曲を作り始める。
作った曲のリストは、構成案とともに、ノートに記されるようになる。さまざまなリストで埋められているらしい。
こうしたノートの一部が、"SLEEPING STAR" に掲載されている。

1991年5月 (31歳)
"Fallen Down" を、ソニック・ユースのリー・レナルドの協力のもと、ニューヨークで録音。
自分の音楽の方向が固まり、ソロアルバム制作を開始する。残りは、翌年1992年4月にロンドンで録音された。

1992年9月 (32歳)
初ソロアルバム "RISE ABOVE" を発売する。

1993年 (33歳)
セカンドアルバム "SLEEPING STAR" を、元ニコ・バンド、元プライマル・スクリームのヘンリー・オルセンの協力のもと、制作する。
オルセンや、シカゴ在住のミュージシャン、ケヴィン・ジュニアやアンソニー・イラードと親交を深める。

1995年 (35歳)
ドイツのノーマル・レーベルから、"Return To Sender" シリーズの一枚として、レアトラック集 "DEBRIS" を発売。
このシリーズは、通販のみ、限定2000枚でリリースされている。

1996年 (36歳)
サードアルバム "CHANGE MY LIFE" を発売する。前作に引き続き、制作はヘンリー・オルセンが担当した。
カバー写真に写っているのは、ESのお気に入りだったチズウィック・リーチ・スタジオのピアノ。

1996年11月
4枚目のアルバム "GOOD THINGS"のためのデモ録音を行う。
オルセンらと共に制作する予定だったが、レコード会社からの援助が得られず、本格的なレコーディングはできなかった。

1997年11月5日
ロンドンの自宅で死去。22日になって発見された。享年37歳。

1999年4月
インナーステイト・レコードから、"DEBRIS" の再発を打診されたニッキ・サドゥンが、新たなレアトラック集の編集を提案。
ESのノートに記された"DEBRIS II" や "DEBRIS III"、"DEBRIS IV" の構成案を参考に、テープの整理が行われる。
その結果、デモ/リハーサル録音とライヴ録音が半分ずつ収録された "EVERYTHING IS TEMPORARY" が発売された。
この他に、ES自身が選曲メモを残していたベスト盤 "WILD SMILE"(ファーストアルバムのタイトル候補のひとつ)が計画されている。

2005年5月24日
"GOOD THINGS" のためのデモ録音が、DBK Worksより、"GOOD THINGS" として発売される。【2006.05.20.追記】

2006年3月26日
ニッキ・サドゥン、死去。【2006.05.20.追記】
 
 
 

【2006.05.20.改訂】
・2005年5月24日発売の "GOOD THINGS"、1999年発売の雑誌 "BUCKFULL OF BRAINS" #55付録CDについて追記。

【2000.11.07.改訂】
・"Jerry, Babies" 収録の編集盤 "CLEAR CUT 5" について、まぶやー氏からの情報にもとづいて追記。

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