【▼ぐりぐらメモ/2025年6月15日】
母のエンドレス一人語りは、月曜、昼間は静かだったけど、夜、始まってはしばらくして止むの繰り返し。止んでるときに眠ってしまったけど、早朝気が付いたら始まっていて、そのせいか、火曜日は強情になっていて、デイサービスには無理矢理送り出した形になってしまった。帰ってきたら機嫌はよかったし、静かだったのだが、深夜になると、始まっていた。水曜の日中は静かだったけど、夕食後しばらくして始まった。しばらくして、止むもまた始まるの繰り返し。木曜日は早朝に始まって、一旦止んだけど、ちょうどデイサービスの時刻に強情な状態が重なってしまい、ベッドから出ず、やむなく休みに。夕食の後からは静かになって、話しぶりも穏やかになった。金曜日は静かで穏やかなまま。土曜日の早朝、起きたら、一人語りが始まっていて、ネガティヴなワードを繰り返していた。デイサービスにはなんとか行ってもらったけど、帰ってきてからも一人語りが止まらなかった。それが19時に止んで、それからは穏やかでいる。始まったら始まったときのことなのだけど、静かなときも、身構えてしまっているところはある。
ぼんやりしていると言っても、いまの母には娯楽がない。食べることの他に楽しみはないように思うし、つらさが折り重なっていっているかもしれない。
という訳で、今週の母デイ日は火曜日・土曜日の二日だったけど、雨が降っていたので、出かけていない。土曜日は、ちょっと小雨になったかなと駅前の書店まで行ったけど、帰りにスーパーの敷地内に入った途端、土砂降りに見舞われてしまった。
炊き込みご飯に失敗し、コメ3合を無駄にするという大失敗をしてしまった。
いろいろ届いた。●火曜日、石橋英子『ANTIGONE』CD。昔、読んだ岩波文庫では「アンティゴネー」だったが、ギリシャ語やラテン語が読める訳ではないので、なんとも言えない。KBS京都「大友良英のJAMJAMラジオ」5月31日放送での特集を聞いて、買おうと思ったのだけど、大手通販サイトでの取り扱いがなく、探して、「LOS
APSON」で購入することになった。●金曜日、郵便受けに、クライアン・シェイムス
The Cryan Shames "A SCRATCH IN THE SKY"。4年前に彼らを聞き直そうとしたときに、手に入れられなかった2枚目のアルバムだけど、「芽瑠璃堂」サイトの上柴とおるさんの連載『上柴とおるのシングル・ライフ』第392回で、ここからのシングル
"It Could Be We're In Love" を取り上げていて、その中で上柴さんが解説を書かれた日本盤が出ていたと知り、改めて探して、見つけることができた。細かな字のオリジナルライナーノーツも翻訳されていて、ありがたし。●やはり金曜日の夕方、買い物ついでにコンビニで引き取り。Bush
Tetras "RHYTHM AND PARANOIA: THE BEST OF BUSH TETRAS"。"Too Many Creeps"
は印象的だったけど、それきりにしていたブッシュ・テトラズが現在も活動中で、近作もよいことを知った。40ページのブックレット付きということもあり、2枚組のベスト盤を買ってみた。●買い物帰りの「ブックオフ」150円ワゴンチェックで2枚。Sam
Taylor with Raymond Scott and his Swinging strings "AMOR (SAM TAYLOR HIGHLIGHTS)"
はLP版もあるようだけど、10吋版。抜粋かな。それと、中央合唱団、職場合唱団(関鑑子、井上頼豊指揮)『荒木栄代表作品集』。荒木栄は、「がんばろう」「沖縄を返せ」の作曲者で、この2曲も入っている。
土曜日に駅前の書店に行ったのは、「ギター・マガジン」2025年7月号を見てみるため。メインの特集は、Char古希記念だけど、第2特集が「フリー・インプロヴィゼーションの現在
新風を吹き込む日本の前衛ギタリストたちの即興論」、他にメイ・シモネスとVegのmomokoさんのインタビュー記事があるということで。ギターを弾かないのにどうするよ。Char氏は
"Shinin' You, Shinin' Day」や「Smokey」で止まってるし(馬呆は聞いていたけど)。
趣味の持ち物整理または引継資料ペーパーは、トーマス・ドルビー編。結局、最初の2枚しか買っていないのだけど、8ページ。「note」にもスキャンした画像を投稿した。まとめていて、改めて気付いたことも多いのだけど、「note」では、以前投稿したスティーヴ・ライヒのライヴ録音について、「朝日新聞縮刷版」で、番組と放送日を確認できたので、修正とその告知もした。
気が気でなくても、できる趣味として、確認のためにひっぱり出していた古い雑誌に載っていた広告を元に、日本盤の発売日を「Discogs」に追記するということをいくつか。1979年と言っても、1月と12月ではえらい違いだから、わかる分は書いておいたほうがいいだろう、と。守備範囲の、目についたものに留めてはいる。
テレビ、ラジオはいろいろあるけれど、細かく書く気力がない。書きそびれそうなので、ひとつだけ。「YouTube」で、『ジャイアント・ロボ』の再放送をずっとやっていたのだけど、最初のほうを少し見て、見るのをやめていた。あまりにもBF団がチンピラ、ヤクザだったから。子供のとき、よくこんなものを見てたな。ロボや怪物の造形はよかったけれど、話はぐだぐだだし、悪の幹部の造形はいまいちだし、独特の気持ち悪さがあった。
火曜日、スライ・ストーンの訃報。木曜日、ブライアン・ウィルソンの訃報。ブライアン・ウィルソンについては、評価の変遷を語るひと、多し。
***先週のぐりぐらメモ 再放送(2025年6月8日〜2025年6月14日)***
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