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2025年7月27日〜2025年8月2日
7月27日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2025年7月27日】
月曜日、海の日。昼に、関西ツアー中のyumbo 澁谷さんにお会いして、歓談と「フォーエバーレコード」訪問。手持ちのちょっとした資料で、澁谷さんに渡すものがあって、そのついでに、と。ツアーで訪れた店や場所の話を聞かせてもらったり。ひさしぶりの「フォーエバーレコード」では、東瀬戸さんにいろいろ聞かせてもらったり、映像を見せてもらったり。ひさしぶりなのに、何も買わなくて、申し訳なかったけど。 梅田に寄って、用事をひとつ片付けて、駅から直接、母の面会に。面会時間のいちばん最後の回に予約がとれて、よかった。休みの日には、予約枠が少なくなっていることが多くて。土曜日の予約は残り二枠、日曜日の予約は残り一択だった。 今週、母は、月曜の夜にもどしてしまい、食べられなくて、火曜日、水曜日と点滴をしていた。火曜日には握る手も力なかったけど、水曜日にはちょっと元気になっていた。木曜日には点滴が外され、金曜日には点滴に備えてのチューブも外された。土曜日には食欲も出てきて、きょうは昼食後すぐで、ナースステーション前のテープルで新聞をめくっていた。ずっと、読むということをしていなかったけど、置いといたら、めくってくれるのだろうか。帰り際には大きな声で、「ありがとう」と言ってくれた。 火曜日、点滴姿の母と面会して、帰宅して、しばらくして、病院から電話がかかってきたので、胸が詰まり、身構えてしまったが、入院治療費の支払いの件だった。翌日、入院治療費の引き出しなど、銀行その他の用事をあわせて、居住市の中心部に行ったのだけど、銀行の場所を間違えていたり、もろもろのカード類を入れた財布を忘れたりして、さんざんだった。持ち合わせで、昼食はとれたし、小川公代『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書、2025年6月)やハングル講座テキスト8月号は買えたけれど。 金曜日、木曜日に点滴が外されていたことで、少し安堵して、面会の時間まで、隣市の図書館へ。朝日新聞縮刷版チェックは、1984年2月と1985年4月。一時間くらいで切り上げて、隣市駅前のショッピングモールで昼食と買い物をしてから、直接、病院に行ったのだけど、早く着き過ぎてしまい、ただ涼みに来た不審者のようだった。 きょうは、早い時間の面会しか予約がとれなかったので、終わってから、でかけることも考えたのだけど、どうも、夜遅くに帰ることに慣れていないというか、選択肢から外してしまうようになっているようだ。結局、いったん帰宅して、自転車は門の前に置いて、荷も解かずに、ちょっとだけと思って、横になったら、一時間半眠ってしまい、もう出かける気力をなくしてしまっていた。 火曜日、コルネッツの北田さんから、北田さんが主宰されている「動物音楽祭」で制作されたCD、『ハシビロコウ』と『さる』が届いた。気になっていたけれど、「動物音楽祭」に行かないと手にすることができないと思っていたのでした。『ハシビロコウ』は、ひさしぶりに聞いたDarieさん、美尾洋乃さんの他、謎のユニット、Unknown Tale、北田さんの家族バンド、へそまがりを収録。『さる』は、へそまがりの他、コルネッツから、小熊純子+長谷川結子+関島岳郎のお三方によるユニット、覚和歌子さんと鶴来正基さんのデュオ、OM、四家卯大さんと竹内理恵さんのデュオ、minimalengine、馴染みのある西村哲也さん、ゑでぃまぁこんが参加。どの曲も力作で、ひっそりとリリースされていることがもったいない。 音楽作品はもうひとつ。まだ聞けていないのだけど、ヴィンス・ガラルディの発掘シリーズで、"YOU'RE A GOOD SPORT, CHARLIE BROWN"(「スヌーピーのモトクロス大会」)のサントラ。 今週のラジオ、配信など。●NHK-BS『にっぽん百低山』「女神山・福島」で不意打ちのように、anonymass「Everything Will Be Alright」が流れて、ひさしぶりにアルバム『harusame』を聞いた。●KBS京都『レコ室からこんにちは』は、関島岳郎さん担当。●澁谷さんの日記を読んで、ミンモア『ki ku kibou』。●しばらく休止して、再放送を流していたNHKラジオ第1『ふんわり』六角精児さん担当回は、北海道・音更町からの中継。北海道ソング特集や六角精児バンドスタジオライヴなど。●西宮「さくらFM」「cafeさくら通り」木曜日、16時台の「本棚に音楽を」コーナーは福岡風太さんの『自由っていうのは失うものがなにもないことさ 「春一番」を生きて』。15時45分に母との面会を終えてから、急いで買い物をして、帰宅したら、西岡恭蔵「春一番」が流れてた。この本も…書店で思い出せないんよなぁ。見かけたら、思い出すのに。いや、それは思い出すとは言わないか。●風呂に入りながら音楽を聞くシリーズ、木曜日は先週土曜日の「ウィークエンドサンシャイン」ブライアン・ウィルソン追悼特集の再放送を聞きながら。●風呂からあがってから、デイヴィッド・ガーランドのブライアン・ウィルソン作品集 "I GUESS I JUST WASN'T MADE FOR THESE TIMES" を聞きたくなって、引っぱり出した。定額制配信にはなかった。●配信にあったデイヴィッド・ガーランドの "CONVERSATIONS WITH THE CINNAMON SKELETON" をひさしぶりに聞いた。CDは出ていないと思ったけれど、Bandcampを見ると、出ていた。しかし、送料が高い。思案中。●『ザ50回転ズのロックンロール予備校2』「初めての名盤シリーズ」Big Star "#1 RECORD" A面編、「迫力のあるチューリップみたいな感じ」「チューリップはパワーポップ」との指摘あり。●TOKYO FM『ミドリノラジオ』。パスカルズのリクエスト特集前編。数ではなく、添えられたコメントで選ぶとのことだけど、「だんだん畑」は数も多かったそう。確かに。 今週のテレビ。●月曜日のドラマは、『明日はもっといい日になる』、『僕達はまだその星の校則を知らない』。火曜日のドラマは、『テレサ・テン 歌姫を愛した人々』、『スティンガーズ』(ひさしぶりに森川葵をドラマで見たような)、『初恋DOGs』、『舟を編む』。水曜日のドラマは『ちはやふる - めぐり -』。木曜日のドラマは『朝鮮弁護士カン・ハンス』。金曜日のドラマは『能面検事』。土曜日のドラマは『医師ヨハン』、『ひとりでしにたい』(今回の自問自答はよかった)。日曜日のドラマは、『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』(今回は田沼意知殺害事件を中心とした政治の話だったけど、次回の筆による仇討ちの前段として見た)、『19番目のカルテ』(微妙)、『照子と瑠衣』。…と見たり、書いたりしないと、曜日の区別がむずかしくて。●毎日放送しているドラマとしては、タイトルだけ知ってた『トッケビ』を見始めてしまった。1979年版『半七捕物帳』も曲が聞きたくて、つい。『俺たちの祭』は途中から見なくなったが、最終回は見てみた。演劇や漫画に打ち込む青年たちが現実に直面し、抗う姿を描こうとしたのだとは思うけど、演劇や漫画そのものについてはあまり描かれず、仲間による足のひっぱりあい、偉いさんによる理不尽な扱い、汚いやりかたによる商売といったものが繰り返されること、それに対する抵抗が気分的なものが多かったこと、毎回、最後にそれまでの経緯を振り返りながら結末は曖昧にすることに辟易してしまったのだけど、最終回までそうだった。改めて、再放送があっても、見なくていいドラマとして認識した。懐かしい役者さんたちを見たいというのは少しあったけれど。●NHK教育『100分de名著』、フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』第3回。●NHK-BS『よみがえる新日本紀行』は「運河のある街 北海道小樽市」(1975年3月3日放送)。「青い影」、「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」のインストゥルメンタルが流れていたけど、演奏者はわからなかった。●『太陽にほえろ!』第253話「生きがい」(1977年5月27日)。仕事よりも生活に重きを置く刑事、寺尾聰の妻が中島ゆたかなのだけど、事件にまったく絡まないのでもやもやしてしまった。●『LPレコードストーリーズ』は、イエス "FRAGILE"。盆栽をヒントにした、地球と舟は別々に描いて原稿として渡したので、舟がないバージョンはあるかもしれないとロジャー・ディーンが話していた。 火曜日、NHK-FM「ヤング・ジョッキー」、「サウンド・ストリート」、雑誌「ロッキング・オン」で、音楽評論家、編集者、ラジオパーソナリティ(ディスクジョッキー)として親しんだ渋谷陽一氏の訃報。70年代半ば、音楽にのめり込み始めた時期の主要なソースだったので、特に彼の音楽嗜好や文章が好きだった訳ではないけれど、意識していなくても、影響を受けていたと思う。振り返って、思うのは、対象によって、自身や文章を価値付けること(素材主義と言っていた)への戒め。素材主義に陥りやすい「中二」で、その戒めに出会ったことは大きかったと思う。追悼記事というようなものではないけれど、出会いを作ってくれたことへの感謝のひとつとして、「note」に、「NHK-FM「ヤング・ジョッキー」"ロスFMステーション報告" 特集(1978年3月18日放送)」を投稿した。ホワイト・ノイズ "AN ELECTRIC STORM" を知った回だった。 |
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