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2025年7月6日〜2025年7月12日


7月6日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2025年7月6日】
 月曜日、母がベッドから起きられず、食欲もなくなってしまい、ケアマネさんに相談し、救急車を呼んだ。起きられないのでは、搬送してもらうしかなく。三年前に入院していた病院にお願いすることにした。胸椎圧迫骨折だった。よく眠れているようなので、安心してしまっていた。いいほうに考えようとしていた、と思う。動けないので、入院することになった。
 三年前は新型コロナウイルス感染蔓延防止のため、日に日に厳しくなり、病室はおろか、ナースステーションまで行くこともできず、受付で物の受け渡ししかできなかったが、今は病室で面会できるようになっていた。ただし、一日一回15分の完全予約制。いまは、差し入れなど何もできないので、ただ顔を見に、見せに行くだけなのだけど、毎日、行っている。金曜日と土曜日は弟も来てくれた。
 入院の翌日、看護計画の説明。木曜日からはリハビリも開始。金曜日に面会に行ったときは、リハビリ中だった。エンドレス一人語りもなく、穏やかに過ごしているよう。看護士さんたちに「ダンケ」と礼を言っていて、ほっとした。しばらく口にしていなかったから。

 母の部屋の洗濯や掃除をぼちぼちやっている。夜は、ルームライトを点けている。センチだと思うけど、点けずに居ると、居ないことを痛感してしまうので。エアコンとラジオは点けていないけれど。ラジオを点けないでいることで、わたしも聞いている番組を忘れがち。木曜日のNHK「ふんわり」は春に放送予定だったが中止になった「六角精児に安齋肇増し増し」だったが、聞いたのは聞き逃し配信で。 

 火曜日の朝、ラジオのハングル講座テキストの7月号を買い忘れていたことに気付いた。週末、書店まで行けなかったからなぁ。水曜日の面会後、遠回りして、駅前の書店で購入。病院方面は、スーパーはあるけれど、書店はない(昔はあったがなくなってしまった)ので。
 水曜日までは、母が居る前提で買い置きしていたもので食事。その後も、いまひとつ、気合いが入らない。ひとり分の材料調整がむずかしいということもあるし、ま、いいかと手を抜いてしまうこともあり。炊飯も金曜日までしなかった。

 先月分のデイサービスの利用料の支払いで、施設が母と同じ信用金庫に口座を持っていることから、振り込みにしようとしたら、できなかった。窓口で訊ねたら、高齢者ということで、カードを使ったATMでの振り込みができないように設定されているらしく、それを解除するには本人による手続きが必要、という。引き出しはできるので、いったん引き出して、窓口で振り込みをするという方法はあるのだが、それだと手数料がカードを使ったATMでの振り込みの倍になる。釈然としないので、いったん持ち帰り、施設に電話で訊いてみたところ、直接持っていってもよいということで、そのようにさせてもらった。

 逃避として、「note」に、『地球に落ちて来た男』についてのあれこれを書いた。関西での公開時期。原作の改稿。NHKの番組「GO ツトム・ヤマシタ ロックの旅」の謎。初めて見た淡路東宝での三本立て。ツトム・ヤマシタの音楽。

 木曜日、調べものもあり、居住市の中央図書館へ。ついでに中心部のショッピング施設で外食して、書店で、「フリースタイル」2025 Summer 64号(2025年7月)と、「ミュージック・マガジン」7月増刊号としてらしい寺尾紗穂『戦前音楽探訪』を購入。 

 到着したもの。Yossy Little Noise Weaver『恋に忙しくて』(CD)、東京ローカル・ホンク『夜明け前』(CD)、Veg『Veggin’ Out (Demo)』(CD-R)。

 今週の安寧。●月曜日は、よく見ていた「BS松竹東急」の終了日でもあった。病院から帰って、風呂に入り、夕食をとったあと、一眠りしてから、山田洋次監督『家族』を、何度も見ているのだが、つい見てしまった。●火曜日、昼間、面会に出かけるまでの間にスティーヴン・ソダーバーグ監督『エリン・ブロコビッチ』を見始めてしまい、録画して、帰宅してから続きを見た。●火曜日、『テレサ・テン 歌姫を愛した人々』。外省人の立ち位置が背景に描かれているけれど、ドラマが中国制作とすると、のちの描きかたに制約が出てくるのではないか。●火曜日、『舟を編む』があるので救われる。同じ時間にやっている『初恋DOGs』は仕事ものではないのか…。●木曜日、『朝鮮弁護士カン・ハンス』。●土曜日、韓国ドラマ『輝くウォーターメロン 僕らをつなぐ恋うた』を先週からなんとなく見始めてしまったのだけど、来週で終わりらしい。タイムスリップによって、息子が父親を救おうとする物語。●土曜日、『新美の巨人たち』 伊東豊雄「せんだいメディアテーク」×知花くらら。公開コンペ、コンセプト、床とチューブを可能にした溶接技術について。●続いて見ているもの以外では、今週から『自転車旅 ユーロヴェロ90000キロ ミニ』。今回はEV12。イギリスからフランス、ベルギーへ。細い道がEV12として指定されていて驚く。細いけれど、自転車専用道路なのだ。

 日曜日。昼の早い時間に、面会。母が穏やかにしているので、ちょっと安心して、出かけることにした。「雲州堂」での音凪企画14周年記念特別興行、NRQ『new residence』発売記念ライブへ。出演は、順に、attc vs koharu、NRQ。attc vs koharuは、人力ダブではない演奏の割合が増えていて、そうすると、隙間が少なくなり、柳家小春さんの小唄が埋もれそうになるところが少しあった。NRQは、ひとつひとつの音を聞くのみ。sさんに会った。そう言えば、「雲州堂」に来たのは、去年10月13日の牧野琢磨・トリオ・パッカサタン、popo以来で、そのときもsさん(とgさん)に会ったのだった。夜に出たのもそれ以来。NRQのカセット『new residence』を購入して、帰宅。

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