目次に戻る

2025年5月4日〜2025年5月10日


5月4日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2025年5月4日】
 母デイ日の土曜日。地元でも音楽イベントをやっていて、覗いてみようかなと思っていたのだが、評判の映画が「行けないことはない」場所と時間帯であることを知り、タイムトライアルしてしまった。9時40分に母をデイサービスに送り出して、すぐにポータブルトイレを洗って干して、10時に出発。駅から15分歩いて、11時に「テアトル梅田」到着。11時10分からの大九明子監督『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を見た。「突然段ボール…ってバンド知ってます?」と河合優美が演じるヒロインが話す場面がある、という一部で話題の場面あり。コメディ要素を抑えめにしたことで、"長く" 感じてしまったし、伊東蒼の熱演が埋もれてしまったような気がするけれど、ひとつひとつの場面の構成はよかった。はっとするような妙な寄りかたもあった。エンディングタイトルに音楽を流さないのもよかった、とこれはもしかしたら「ネタバレ」になるのだろうか。

 少し前に「zine」の話題で取り上げられていた「有隣堂 グラングリーン大阪店」が近くだったことを思い出して、帰りに寄ってみた。思っていたよりも「有隣堂」部分が小さい。割合で言えば、「zine」コーナーは大きい。のだけど、別に、「zineだから」買う訳ではなくて、読みたい内容が載ってるから買う、というあたりまえのことを改めて思わされてしまった。「zine」コーナーの中で、内容によって、分けて、並べるべきだと思う。

 映画の終了が13時25分。駅まで15分。途中、「有隣堂」を10分ほど覗いた、ら、昼食をとる時間はない。駅でパンと飲みものを買って、出発待ちの電車の中で食べた。スーパーに寄って買い物して、母のデイからの戻り予定時刻の10分前に帰宅、干していたポータブルトイレをセットした。のだけど、この日は予定時刻の20分後の戻り。こいのぼりのイベントを見に連れていってもらっていたのだそう。

 日曜日も地元の音楽イベントはあったけれど、午前中は母の調子がわるく、午後、買い物がてら少し出たときは、ちょうど休憩時間にあたっていたようで、通りがかって、演奏に接することはできなかった。ナマ演奏であれば、どんなものでもいい訳ではないけれど。

 持ち物整理または引継資料のヤング・マーブル・ジャイアンツ編、12ページを印刷用に組み直して、コンビニのネットプリントで印刷した。ひとに渡すものではないので、作品批評や感想はなし。物についての説明のみ。でも、その説明に思い出は入ってくるかな。終活を通り越してもはや遺品整理、って、2年前に片付けについて呟いていた。レコード棚につるしておこうと思う。

 今週のYouTube。●てあしくちびる、2025年4月27日、三軒茶屋「Fujiyama」店頭ライブの映像。"引っぱり出されてくる"という感覚がものすごくした、のだけど、何が何をかが判然としない。リズムか言葉か他の何かか。言葉やメロディをリズムに乗せる、とか、リズムに乗せられる、とかではない沸き立ってる感覚。と思いながら聞いていたら、"発掘されるのを待ってるみたいな、できたての化石" なんて歌が。●『ザ50回転ズのロックンロール予備校2』「初めての名盤シリーズ」。前回は、パブリック・イメージ・リミテッドの1枚目で、ベースが合ってないという指摘が興味深かった。どんよりしたかんじが当時、ぐっときたのだけど、合ってないとは感じていなかった。今回は、ジョン・レノン/プラスティック・オノ・バンドの1枚目の第1回(A面編)。来年でレコード購入歴50年の身として、選んできた道のりについて思いを馳せてしまう。そんだけの期間があるので、そりゃ、あれもこれも聞いてる、だろうけど、それでも、聞いていないものは「もちろん」たくさんあるから。たくさんのひとに愛聴されている作品(それを「名盤」と云うのだが、素直に云えない)だとしても。

 今週のドラマ。●『ダメマネ!』の途中で寝落ちした。川栄さんだけど、ピンとこないので、見るのをやめるかもしれない。この時間は、録画対応にしていた『アストリッドとラファエル』にする。●『キャスター』で、登場人物が傷つかない、のはいいのだけど、いいほうに転がりすぎという気はする。どうなるんだろう、どうするつもりだろうという関心や楽しみは少ない。『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』と『あきない世傳 金と銀2』にはある。

5月5日(月)
[一回休み]
5月6日(火)
[一回休み]
5月7日(水)
[一回休み]
5月8日(木)
[一回休み]
5月9日(金)
[一回休み]
5月10日(土)
[一回休み]

目次に戻る

2025 Kijima, Hebon-shiki