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2025年4月27日〜2025年5月3日
4月27日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2025年4月27日】
今週の母は、頻繁にキッチンに出てきていたし、二度、居間までやってきた。居間に来なくなった原因のひとつは、トイレの遠さ。どこまで意識しているかわからないけれど、トイレが遠いことを不安に感じているとは思う。結果、部屋で、ベッドで、横になるしかない。ラジオを点けてはいるけれど、聞いている様子はない。部屋にテレビを置く提案は却下されているし、寝たきりにならないように、また就寝のリズムを保つために、昼間起きていてもらうには、わたしが母の部屋に常駐するしかないか、と思案しているところ。でも、ずっと話ができる訳もなく。 頻繁に部屋から出てきてくれるのはいいのだけど、困るのは、戻るときに立往生する可能性があること。立往生して、転倒してしまうのが怖い。だから、ひとりにしておけないのだ。それと…夜中にキッチンに来たら、そろそろ、ひと気がないと油断した母の天敵Gが出現する頃合いだから。今月に入って、2件、小さいのを発見、退治しているので、そろそろ大きいのが出て来かねない。遭遇したら、転倒必至だから。 こたつ布団を昨日干して、片付けた。この冬は、セラミックファンヒーターはいちども電源を入れなかった(母が居間に来ないから)。週末は暖かだったけど、やや不安があったので、トレーナーを被ることにした。 それにしても、本を読んでいると、電車に乗っていても、クリニックの待合室で呼ばれるのを待っていても、眠くなってくるようになってしまった。陽気のためばかりとは言えなさそう。 きのうの母デイ日の出歩きは、隣市図書館での朝日新聞縮刷版チェック。ぼろぼろになった母の枕カバーを見に行く用事もあったので(結局見つけられなかったが)、早めに切り上げるべく、「FMウィークリー」は三か月分、それ以前のものを一か月分にしたのだけど、ぼんやりしていて、前回、所蔵されていなかった1981年8月分の代わりに10月分をチェックしたことを忘れていて、また出してもらって、チェック済みであることに気付かずに、チェックしてしまった。そんな訳で、1981年11月と12月、1976年4月のチェックになった。それと、1973年1月分を検索して、所蔵がないことが発覚して、「また片道一時間かけて、もうひとつの隣市図書館に行かねばならないか」と思ったのだけど、実は調べようとしていたのは1974年1月分だったことに、帰宅してから気付いた。
「朝日新聞」1981年11月4日付の英チャート紹介欄に、デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキンが紹介されていて、びっくり。スティッフレコードの作品は、ニック・ロウやエルビス・コステロを始めとして日本盤が出ていたけれど、スチュワート&ガスキンは出ていなかったはず。エッグの前にファミリー・トゥリーというバンドに居たという記述は初めて見た。ハットフィールド・アンド・ザ・ノースにも触れられずに、エッグ解散後、ナショナル・ヘルスという記述になっている。当時は
(1) Dave Stewart & Barbara Gaskin "It's My Party"当時、チャートは全然知らなくて、"It's My Party" がチャート1位だったという話は知っていたけれど、チャートとして見ていなかったので実感はなかった。 終活ではないけれど、持っているレコードやCD、本について、リストというか、ミニコミを作りたくなっている。公表はしないで、あくまでも、わたし以外が見ることはないだろう、内部資料として。「note」には、「わたしの」がメインの名盤選出・解説や遍歴陳述の記事がとても多い(薦められる)けど、執筆者の知り合いでないと興味は持てないのとちゃうかな。そう思うので、自分の記事については、「わたしの」の部分はエクスキューズというか根拠かつ責任範囲の表明で、メインはエアチェックカセットや紙資料の「記録」部分です。それを知りたくて、検索するひとが居るだろうから、ウェブに残しておく、というだけの話。「餅屋デザイン」の折田さんが書かれていたように、「コタツ記事なれど、調べるたびに新たな発見がある」(「餅屋週報2025(04/14〜04/20)」)。書くために、改めて確認したり調べたりするのは楽しい。そこで尽きている。 |
4月28日(月) |
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4月29日(火) |
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4月30日(水) |
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5月2日(金) | 【▼ぐりぐらメモ/2025年5月2日】
今週の母は、夢を、自身の経験としてではなく、疎開先の出来事など、自身が経験したことを誰かが話してくれているのを聞くというかたちで見ていて、起きたとき、いい話をしてくれた、と涙ぐんでいる。涙もろくなっていて、食事のあとも、わたしが用意した、言うたら、あれこれ買ってきたものを組み合わせているだけの献立にも、「おいしかった。おかあちゃんにも食べさせたかった」と言って、泣くのだった。 月曜日は、母の月イチ通院その一。雨の予報が出ていたので、諦めていたのだけど、くもりのまま降らなさそうだったので、思い切って、行ってみたのだ。11時に診察が終わったら、母から、どこかに食べに行きたい、と。そうなるわな。このあいだは早すぎて開いていなかったパスタの店に行った。ゴールデンウィークだからと、平日ランチがなかったのは予想外で、母の好きなおかわり自由スープがなかったのは残念だったが。食事を終えて、出たところで、雨がパラつきだした。急いで帰宅して、しばらくしたら、本降りになった。今週の運はこれで使い果たした。 火曜日、母デイ日。隣市図書館での朝日新聞縮刷版チェック。1974年1月、1976年3月、1982年9月・10月。1974年と1976年のチェックに時間がかかってしまい、1982年の「FMウィークリー」チェックを急がなくなってならなくなった。 水曜日、自分の歯科受診。歯の補修。財布が空だったので、片道10分の駅前ATMまで往復してから。11時45分の予約だったが、開始が12時で、その後も、麻酔が効くまで待機、型取りが固まるまで待機、で12時45分終了。食事は30分待ってと言われたけれど、それよりも、唇まで及んでいる麻酔がなかなか醒めない。感覚がなくて、噛んでしまったりして、うまく食べられない。 木曜日は、母デイ日だったけど、遠出はせずに、少し離れた場所にあるショッピングエリアに。パスタの店で昼食をとり、月曜日に届いた山川直人漫画原画展パンフレット『山川直人の漫画を散歩』(小窓舎、2025年4月)を食後のコーヒーを飲みながら読み、ぼろぼろになっていた母の枕カバーを「ファッションセンターしまむら」で買い、スーパーや100円ショップやドラッグストアが集まった施設で買い物した。 『山川直人の漫画を散歩』は、山川さんへのインタビューを元に、作品の背景、履歴、影響を受けたもの、仕事のしかたを辿る冊子。擬音の抜粋や登場曲一覧などのファン目線のページもあって、楽しい。 きょうは朝から雨が降っていた。土砂降りの中、母の訪問リハビリとケアマネさんとの面談。申し訳なし。しかも、帰られてから、少しして、小降りになり、それで離れたスーパーまで買い物に行き、戻る頃には止んでいた。洗濯はやめておいたのだけど、間に合うかもと、昼食後、洗濯機を回した。『赤い袖先』が終わる頃に洗濯も終わるはずだったけど、最後の15分で眠ってしまい、洗濯物を引き上げるのも遅くなってしまった。晴れ間も見えていたけれど、洗濯物には当たらず。夕方、買い忘れたものがあったことに気付いて、追加で買い物に行って、帰ろうとしたら、大粒の雨が降り出すし。そんなに乾いていなかったから、いいのだけど。部屋干しにして、しばらくしたら、また止んでいた。やはり、今週の運は月曜日に使い果たしていたみたい。 ラジオの語学講座は、今週は休み(再放送)だったので、起きてから、時間があれば、本を読んでいた。どうも最近、本を読み始めると眠くなってしまい、寝る前の読書が難しくなっていた。和田博巳『楽しい音の鳴るほうへ はちみつぱい・和田博巳の青春放浪記 1967-1975』(アルテス・パブリッシング、2025年3月)を読み終えた。はちみつぱいの話よりも、ジャズ喫茶、ロック喫茶の話がメイン。「界隈」にとどまらない、さまざまな客たちとの交流がいきいきと描かれている。 火曜日、予定も予想もしていなかったけれど、早めの「ゆうびん山」とゑでぃまあこんの2枚組LP『CARPET OF FALLEN LEAVES』がドイツのmorr musicの企画による20曲入りベストアルバム。CDでよいかと思っていたのだけど、4曲少ないと聞いて、焦ってしまった。CDで割愛された曲の中に「麻雀砂漠」と「さらうかぜ」が含まれているのは意外だった。解説は、田口史人さん。ブックレットはCD版と共通で、CDサイズ。姫路の状況やゑでぃさんの足跡を踏まえて、細かく辿ったものだけど、CD未収録曲についての印と、微音生のメンバーについて、誤記があった。盤はまだ聞けていない。 先週書いた内部資料、引継資料として、ヤング・マーブル・ジャイアンツについての持ち物冊子、の原稿を作った。まだ印刷用に組み直していないのだけど、ひとまず。ザ・ジストやウィークエンドについても同じ冊子にしようと思ったけど、時間がかかりそうなので、絞った。「Discogs」を利用していても、一応、確認しながらなので、それなりに時間がかかる。ヤング・マーブル・ジャイアンツはアイテムが少ない、かつ、入れ込めるものとして、最初のとっかかりとして選んだのだけど、数が多いひとたちのときはどうなることやら。
今週の視聴覚。●NHK総合『病院ラジオ』(19)子ども病院編(東京・府中)。しっかりした子どもの親への視線に、サンドウィッチマンが思い切り爆笑させられていた。たまたま聞いたアルフィーに救われたという16歳の話もよかった。若い世代はこう聞きました、てのが「note」にはよくあがっているけれど、それだけでは面白くなくて、若くても年を取っていても、つまりあたりまえでない出会いでも、ぐっとつかまれたひとの話が面白いのだ。●NHK総合『カムカムエヴリバディ』再放送は火曜日で最終回。●『赤い袖先』。全27話の第21話でやっと前回(去年の秋)見始めたあたりになってきた。主人公ドギムは、政治に巻き込まれまいと志しながら、そのために政治的な立ち回りを余儀なくされ、その結果、取り込もうとしたひとたちの不興を買い、あるいは追い落とす結果となって、追い詰められていく。●再放送では、『深夜食堂3』。ここかからNetflixオリジナルになったのだったか。地上波で放映されたときに見ているけれど、演出タッチが変わったように感じていた。最近よく見るようになった役者の若い姿が見られるのは楽しいけれど、この頃見かけなくなった役者の在りし日の姿を見るのは切ない。●新作ドラマは『対岸の家事』と『いあわせは食べて、寝て、待て』だけになってきた。好きな役者が出ているものは見たいと思うけど、しっくりこなければ、見続けられない。 |
5月3日(土) |
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2025 Kijima, Hebon-shiki