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2025年3月30日〜2025年4月5日


3月30日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2025年3月30日】
 先週の土曜日に映画を見に行ったときに、暑くて、途中で上着を脱いでから、ずっと上着なしで出かけていたのだけど、天気予報どおり、昨日から、また風が冷たくなって、出るときは、上着を着るようになった。
 昨日は、今週二回目の隣市図書館での「朝日新聞縮刷版」チェック。縮刷版チェックは、なんとなく週一回に決めているのだけど、今週は月末で、お金もないので、都心に出かけたり、書店を回ったり、映画を見たりすることはやめて、安上がりな縮刷版チェックにしたのだ。

 一回目は火曜日で、1980年5月〜8月、1975年3月。二回目は、1979年1月〜4月。1980年と1979年はチェックしていなかった期間を埋めるため。1975年3月は、「FMウィークリー」はまだ無いのだけど、いまNHKで盛んに「放送100年」キャンペーンをやっているので、50年前はどうだったのかなと思って。「放送100年」は過去の録音や映像を改めて見聞きすることが多いけれど、「放送50年」は過去との違いを振り返る番組が多い印象。
 1980年5月〜8月は、以前、「note」に投稿した "NHK-FM「クロスオーバーイレブン」プレイリスト傑作集(1978〜1980)" でも抜けていたので、てすさびにメモして、補って、更新した。見当たらないなと思っていた、ミック・テイラーの "Spanish / A Minor" は1980年6月5日の放送だった。ラジオ聴取ノートは、6月6日が最後なのだけど、この「クロスオーバーイレブン」は記録していなかった。ピンク・フロイド "Mudmen"(8月20日放送)、モノクローム・セット "The Puerto Rican Fence Climber"(8月22日放送)も聞いてた。だから、「クロスオーバーイレブン」感がいまでも、する。

 母デイ日の残り、木曜日は、あまり行くことのない家具店、家電量販店、ホームセンターが固まっている地域へ。やはり自転車で30分はかかる。歩いて10分の場所にあった家具店や電器店はどれも無くなってしまった。昔よりも不便になっている、とつくづく思う。家具店に行ったのは、母の動線上のてすりに転用したキッチンの椅子の代り(いまはパイプ椅子)や、やはり母が廊下で一休みするための椅子(いまはパイプ椅子)を検討しに。隣の家電量販店で、新しい血圧測定器を購入。最近、うまく測れなくなっていたので。出費。

 今週は、ノー通院ウィークだったのだけど、急に暑くなったこともあり、調子はいまひとつだった。自転車でよろけて、舗道の柱にぶつけてしまったり(あちこちひん曲がっているけれど、なんとか走れている)。母も、とにかく、へたりこまないように、もどさないように気を付けて過ごした。今週はキッチンに起き出してくることもあったのだけど、部屋に戻ろうとすると立往生する。怖さから、諦めてしまう。
 母からのコールは、伯母を呼ぶことがなくなり、「おかあちゃん」のみになってきた。金曜の夜は、戦争のときの夢を見て、怖くなったって。野原みたいになった家の跡をひとりで見に行ったって。わたしが知ってる母の実家ではなく、その前に住んでいた家のようだった。疎開先の話、終戦後すぐの話、空襲で地下鉄の駅に逃げ込んだ話は聞いたことがあるけど、それらとはちがうかんじだった。「おかあちゃんやのうて、公やで」と話すと、ああ、こうちゃんか、こうちゃんは戦争知らんもんなぁ、よかったなぁって。"こうちゃん" が戦争を知らないことがわかっていることにびっくりした。
 
 今週のラジオなど。●月曜日朝、3月22日土曜日に行われた「すみだストリートジャズフェスティバル」でのあがた森魚 with ローリング・スミダ・レビュー・バンドの演奏(隅田公園そよ風ひろば)の動画。●水曜日、NHK-FM『石若駿 即興と対話』ゲスト:日野皓正、山下洋輔、馬場智章。これは母からのコールで、部屋に行ったら、ええかんじの演奏が流れてた、というパターン。このときはたまたまNHK-FMになっていたけれど、23時半を過ぎると、語学番組になるし、日中は、相撲は終わったけど、国会と高校野球が割り込んでくるので、ラジオ第1、NHK-FM、FM802等を気が付いたら、他に変える日々でした。高校野球の休息日に予定されていた『ふんわり』の安斎肇スペシャル回は国会中継のため中止になってしまった。●母の部屋で気付いたパターンでは、木曜日のNHK-FM『ベストオブクラシック』も。児玉麻里・児玉桃ピアノ・デュオによるストラビンスキー『春の祭典』など。●木曜日は続けて、NHK-FM『FMシネマサウンズ』スターの兆し特集。●その日の真夜中にふと目が覚めたら、母の部屋のラジオから、微かに、ふわふわした "The End Of Asia" のメロディ。ダンスリーのやつだ。『ラジオ深夜便』で、坂本龍一特集でした。手元のラジオも点けて聞いていたら、映画監督、篠田正浩氏の訃報が伝えられた。●金曜夜、京都のライヴハウス「DEWEY」での「よしこストンペア2マンシリーズ」として、佐藤幸雄とわたしたち(玉川裕高さんとのデュオ)とよしこストンfamのライヴを配信視聴券を購入して、見た。現地に行きたくなる。●KBS京都ラジオ『岸野雄一の地球が奏でる音めぐり』最終回。ヒストリー・オブ・岸野雄一。●続けて、KBS京都ラジオ『Beautiful Tune』は、『にほんのうた第三集』から。小川美潮さんの「花のまち」の録音がリリースされていたとは知らなかった。●コルネッツのポッドキャスト「らじこる」第30話 ”おかげさまで30回!”。●『ザ50回転ズのロックンロール予備校2』「初めての名盤シリーズ」Sonic Youth "DAYDREAM NATION" B面編。今回はザ50回転ズの面々にも好評。わたしは…この盤は手放したのだ。冗長だと感じたからか。繰り返して聞くことはないだろう、と判断して、売るときの「ちょっといいやつ」として。●今日の昼、コマラジ(FM狛江)『PaPiTa MuSiCaの南米音楽旅行』斎藤充正さんゲスト。『闘うタンゴ』の旧版と完全版の差異ポイントや新たに取り上げられたピアソラの録音など。

 今週のテレビ。●シーズンの狭間で、連続ドラマは『109エマージェンシーコール』、『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』のみ。再放送では、『魔法のリノベ』。今週は『カムカムエヴリバディ』は見る機会がなかった。●録画で『情熱大陸』書体設計士・鳥海修さんの回。●『新日本紀行』「心に潮騒が聞こえる 湘南海岸」(1979年11月21日放送)は、サイレントサーファーのドキュメンタリーで、BGMが、Ronnie Foster、Caldera、Exileといった当時(サーフィンと同様)縁が無かったフュージョンで、縁がなかっただけに懐かしかった。●YouTubeでの『ジャイアント・ロボ』は心が動かなくなった。ぐだぐだすぎて、つらかった。●きょうの『鉄腕アトム 宇宙の勇者』も、3つのエピソードを集めたものだけど、つい見てしまうものはあるけど、展開はつらいものがあった。●手塚さんついでで。高石さんに期待した『アポロの歌』もつらかった。●映画『"隠れビッチ"やってました』は見てしまうものはあったけど、元カレからのメッセージが入るラストシーンはなくてよかったような。●NHK教育「100分de名著」ヘーゲル『精神現象学』(4)。思考実験や弁証法の、SNSでの成り立たなさを考えてしまった。●NHK教育『浦沢直樹の漫勉neo』(20) 大友克洋さんの回。読み返したら面白いに決まっているので疎開させている、のでどうしたものだか。なんやろ、いま、ただただ耽読することを避けたい気持ちが強い。音楽も同じだけど。●スペシャルドラマ『晴れたらいいね』は悲劇で終わらず、よかった。主人公の変化の描写も控えめだった。

 土曜の夜、ひさしぶりにルウを使ってのシチュー。煮込むのに時間がかかるので、ついナショナル・ヘルスとかヘンリー・カウを持ち出してしまった。前回はマザーズ・オブ・インベンションだった。

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