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2025年3月23日〜2025年3月29日
3月23日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2025年3月23日】
月曜日、いしだあゆみの訃報。木曜日に、FM豊橋(やしの実FM)の小川真一さんの番組『ラビット・アワー』で追悼特集「ソー・ロング・あゆみ〜いしだあゆみを偲んで」があり、土曜日のKBS京都『Beautiful Tune』は、ティン・パン・アレーとの『Our Connection』だった。『Beautiful Tune』は、細野晴臣、小坂忠、鈴木茂、吉田美奈子と続いているので、偶然、訃報と重なったのかと思ったら、以前放送した回を訃報に際して再放送したということだった。特別好きな歌手、俳優という訳ではなかったけれど、弟が小さな頃、「ブルー・ライト・ヨコハマ」(1968年)がめちゃくちゃ好きだったこと、映画では『日本沈没』(1973年)、ドラマでは、五木寛之の小説を元にした『哀しみの女』が記憶に残っている。『哀しみの女』(1987年5月20日)は、エゴン・シーレの絵がモチーフになっていて、音楽にエリック・サティが使われていたのだけど、わたしがよく口にしていた名が出てきたことで、ドラマを見ていた母が「あんたがよぉ言うてるひとやんなぁ」と反応していたことを思い出す。母は「ジムノペディ」を好んでいたけれど、このドラマがきっかけだったと思う。 月曜日は、午前中、自分の通院、午後は母の通院。水曜日は、昼に自分と母の通院。月曜日は介護タクシーだから、行って帰ってくるしかないけれど、水曜日は車椅子で、終わってから、少し離れた珈琲店まで行って、昼食にした。車椅子を押している間が、いちばんよく母と話しているのとちゃうかな。そう思って、きょう、なんにもないけど、あったかいし、車椅子で散歩に行こうと誘ってみたけれど、断られてしまった。昼間、できるだけ起きているようにして、夜に寝られないという悪循環にならないようにという意図もあったのだけど。 母は、今週、結構、キッチンまで、ひとりで出てきていた。朝早くに起きてきたこともあった。でも、戻るときにはよれよれになっていることも多く、うしろから支えるように注意していたのだけど、一回だけ、大丈夫だろうと離れていたら、倒れ込んでしまった。 火曜日の母デイ日は、思い立って、京都、四条河原町に。目的はふたつ。「ピーナッツ」のアニメーションで確認したいことがあって、引っぱり出した『スヌーピー1970年代コレクション
Vol.1』のディスク1が、PCでもレコーダーでもひっかからなくてがっくりきていたら、河原町OPAの「ブックオフ」に安く中古が出ているというので、それを押さえるのがひとつ。もうひとつが、見られる時間帯の回がないので、映画館で見ることは諦めた『バッドランズ』のパンフレットを「MOVIX京都」で押さえること。余裕があれば、レコード店か書店を覗くつもりだったけど、そのふたつを果たして、老舗の洋食レストランで昼食をとったら、時間切れでした。
木曜日の母デイ日は、午前中、恒例の隣市図書館での「朝日新聞縮刷版」チェック。午後から、お彼岸の法要があったので、早めに出て、なんとか一時間半で、1980年2月〜4月、1987年12月の四か月分を確認。気になる記事や「FMウィークリー」は、iPad miniで撮影しているのだけど、朝から充電していて、いざ出ようとしたら、温度が低いために充電が停止になっていた。出るのを遅らせて、こたつで暖めて充電し、50%になったところで出発したのだけど、チェックが終わる頃には残り2%になっていた。綱渡り。1987年12月分は、「FMウィークリー」の掲載期間確認のため。掲載されていた。 土曜日の母デイ日は、絵を見に行くつもりにしていたのだけど、見てみたかったジェイムズ・マンゴールド監督『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が居住市中心部にある映画館で、見られる時間帯にやっていることを朝に知り、急遽、そっちに行くことにした。途中、図書館で借りていた本を返却し、安いほうの駐輪場の空きに運良くありつけ、大きな書店を覗いて(めあての本は見つからず)、映画館が入っている施設で昼食を10分で摂って、上映に滑り込んだ。綱渡り。上映が終わってからも、パンフレットを買い、階下のスーパーで買い物をして、母が戻ってくる15分前に帰り着くことができた。 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、ボブ・ディランがニューヨークに出てきてから、ニューポートフォークフェスティバルで、エレクトリックセットで出演して、フォークシーンと訣別するまでを描いたもの。史実にあるエピソードを、独自の物語でつないでいくのだけど、既に病が進行して、身動きが取れず、話すこともできないウディ・ガスリーを灯台としつつ、物語のディランは、さまざまなひとの間を揺れ動きながら、自分の表現を探索していく。既に自作を多く携え、常に作品づくりに取り組んでいる人物として描かれており、歌に力があったが、フィールドフォークの世界からはもともと疎遠な存在だった。周囲の男たちは、その魅力をどう「利用」しようかで迷っているように見えるし、周囲の女たちは扱いかねて「利用」されているのではないかという疑念を持ってしまう。ピート・シーガーは一貫して、ディランを擁護する立場にあるけれど、ニューポート・フォーク・フェスが壊されると思ってしまったとき、ディランのエレクトリックセットの演奏を妨害しようとしてしまう。それをパートナーのトシ(出てきたとき「CMガール」として話題になっていたことを覚えている初音映莉子)が諫める場面が印象的だった。妨害してもしかたがないことをあんたはよく知ってるはずじゃないか、と言いたげに。 暑くて、映画館への行きの途中で上着を脱いだ。木曜日には、寒くて、充電が停止していたというのに。きょうは、もう、上着を着ないで、自治会の公園掃除に参加したり、買い物に行ったりした。母の部屋のエアコンも点けていない。 土曜日の夜、「note」に "種ともこ『GOLDEN☆BEST/11
YEAR'S WORKS』メモ" を投稿した。種さんのCBS/SONY、SONY時代の作品は、配信では、このベストアルバムしか聞くことができないけれど、配信では、出典や発表時期はわからないし、ウィキペディアやDiscogsにも詳細情報がない、ということで。勝手に企画されたベストアルバムに抗議して、差し止め、仕切り直した経緯も、内情はわからないながら、転変に接した者として、記しておきたかった。
今週のラジオ。●KBS京都ラジオ『レコ室からこんにちは』、選曲担当は水津樹さん。こまどり姉妹「涙のラーメン」を聞きながら、『岸野雄一の地球が奏でる音めぐり』ラーメンソング特集のときは、リクエストしよう…と一瞬思ったのだけど、すぐ思い出した。ラーメンソング特集はもうやってた。●NACK5の『ラジオのアナ〜ラジアナ』3月18日4時台の放送で、Vegが紹介されるというので聞いてみた。Veg(ベジ)は、のんびりする、の意と初めて知った。●母のデイサービス準備をしながら聞こえていたNHK-FM『音楽遊覧飛行 エキゾチッククルーズ』フェスで出会った音楽・台湾編は面白かった。●磯たかこさんのポッドキャスト番組『うるおいの木曜日』第5回は、ラリー・カールトンの紹介。●KBS京都ラジオ『岸野雄一の地球が奏でる音めぐり』、今週分は時計ソング特集。時計の音が印象的な曲をリクエストしたけれど、時計についての曲ではなかったな。●KBS京都ラジオ『大友良英のJAMJAMラジオ』は、ジェイミー・ミューア追悼特集の続き。●3月22日は放送記念日、それも100年目のということで、NHKでは特番続き。『ウィークエンドサンシャイン』はラジオについての話だったし、その後の特別番組『ラジオ100年 音楽とともに』では、「世界の民族音楽」や「サウンドストリート」など、かつての番組のアーカイヴからの発掘が放送された。ラジオ100年を記念した番組は、他にもあるのだけど、まだ聞けていない。 今週のテレビ。●『109エマージェンシーコール』、『スキップとローファー』最終回、『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』、『御上先生』最終回。実は…『王になった男』の吹き替え版もちらちらと見ていました。火曜日、最終回で、それでちょっと出かけるのが遅くなった。そう言えば、そうして出るのを遅らせていたら、保険会社の担当のひとから電話があって、先週手続きした保険の更新、審査が通らずキャンセルになってしまった。こちらから持ちかけた話ではなかったのだけど、申し訳ない気持ちに。●報道ドラマをふたつ。NHK総合『創られた“真実” ディープフェイクの時代』、関西テレビ『1995 地下鉄サリン事件30年 救命現場の声』。ドキュメンタリーでは、『オウム真理教 狂気の“11月戦争”』、『50年目の悪夢 大虐殺 加害者たちのカンボジア』。●ニュースでは、兵庫県知事による内部通報潰しが第三者委員会でも違法であると認定されたというニュース。もともと兵庫県知事については、ほとんど関心がなかったのだけど、その内部通報潰しを会見で悪びれることなく発表していたのを見て、「何を言って/やっているのだ、このひとは」と思ったのが最初。あの不誠実な応対を見て、なお、「改革」に逆らう奴は潰してもいいのだと考え(ているからとしか思えないが、彼を支持す)るひとが「居る」ことに暗澹たる思いがする。●『魔法のリノベ』とたまに見る『カムカムエヴリバディ』に救われる思い。 |
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