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2024年12月22日〜2024年12月28日


12月22日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2024年12月22日】
 友人の集まりに出るため、12時に出るつもりで、準備していたのだけど、出る直前にあれこれ発生して、バタバタして、結局、12時半出発に。途中、買い出しに寄って、ぎりぎり間に合った。前日に見つけられなかった本をチェックしに書店に寄れるかなという考えは甘かったが。
 最近あまり話すことがないので、楽しい時間でした。CDやLPをどうする?という話やライヴで見たい心残りのあるひとは誰、とどうも、高齢者寄りの話題になってしまったけれど。

 前日、土曜日は、居住市の図書館に行って念願の本を借り出し、駅前の百貨店で買うつもりでいた新刊のうちの一冊を買い、地下の名店街で家の用事をし、カジュアルなショッピングモールに移動して、近所から引っ越した馴染みのカフェでバターチキンカレーを食べる、という、一応、予定はこなせた一日でした。
 居住市の図書館には、絶版の本を借りに行ったのだけど、先週木曜日に行って、「うっかりしてた、休館日だった」と書いたのだが、実は臨時休館だったのだ。それを知らずに(ちゃんと確かめずに)火曜日なら開いているだろうと火曜日の母デイ日に行って、また閉まっていて、愕然としたのでした。火曜日が正式な休館日でした。二回空振りした挙句の土曜日だったのでした。

 新刊で買ったのは、在原みゆ紀(モデル)、小林真梨子(写真)『meet you(ミーチュー) 在原みゆ紀写真集』(PARCO出版、2024年12月)。表情が気になって、追うようになったのだけど、距離のとりかたも好ましいモデルさんの写真集だけど、グラビア的なものではなく、スナップ集と言っていいもの。だから、基本、笑顔です。仕事でのクールな表情もよいのだけど、どのページを開いても、笑ったはるというのは、新鮮です。ブックデザインは、祖父江慎+坂口和巳(cozfish)。表紙が「ミー チュー」、背表紙が「ミー ト ユー」となっているのは意図的なものだろうと思う。

 木曜日の母デイ日は、恒例の隣市図書館での朝日新聞縮刷版チェック。1977年9月、1979年11月・12月をまず借り出した。1977年9月は、「FMウィークリー」掲載期間確認のため。記載あった。1979年11月・12月には、佐野元春さんが選曲を担当したと思われる、日曜21時からのFM東京「ミュージック・ギャラリー」のチェックをとっかかりに。79年秋の取材でニューウェイヴに触れて、選曲をそうしたもの中心にしたと話されていたのを読んだことがあるので、その確認です。11月、12月ではもうアメリカンロック中心の選曲になっているので、9月、10月か。でも、とりあえず、追加で1979年8月を借りた。「おそらくB-52'sを日本にはじめて紹介したのはぼくじゃないかと思う」と佐野さんは話されていたようなのだけど、1979年8月31日のNHK-FM「サウンドストリート」でかかっていることは手元のラジオ聴取ノートにもあるので、佐野さんの言うとおりなら、8月にはかけていないといけない、ということで。真偽がどうこうという話題ではないので、イジワルですみません。6月、7月、8月と見てみたけれど、その範囲ではニューウェイヴへの舵切りは見られない。追加で1977年8月も借りた。この月にも「FMウィークリー」は掲載されていた。開始月は1979年5月か6月7月か。

 月曜日は、母の通院を午前と午後と。午前の診療が終わったあとは、恒例の外食。水曜日も、歯科検診に連れていき、そのあとで外食。たべもので釣ってるみたいで、申し訳ないけれど、とにかく気分よく外に出てもらいたいので。今週は、金曜日に、朝、ラーメンを作ると言って準備したり、昼に「買い物に連れていって」と言うので、気が変わらないうちにと急いで準備して連れていったりということがあった。

 今週のドラマ。●『それぞれの秋』が始まった。このドラマは数年前の再放送時に見ているのだけど、かかっている音楽や背景に映っているポスターなど気になるところがたくさんあったので、今回は、視聴の都合上、録画もするので、そのあたりも見てみよう、と。前回わからなかった妹・陽子(高沢順子)の部屋のポスターは、イーグルスでした。●『トンイ』『カムカムエヴリバディ』『チャングム』をそのとき居たら見るくらいのつもりで。『トンイ』と『チャングム』でどっちがどっちの話かわからなくなりがち。●『ザ・トラベルナース』最終回。面白く見はしたけれど、よい作品であったかと言うと、微妙です。●『小吉の女房』再放送も最終回。これはよい作品だとつくづく思います。●『海に眠るダイヤモンド』も最終回。主人公の身に起きたことは悲劇でしかないけれど、本人はそう思ってはいなかったということを、残された者が知る物語。主人公が出会ったひとたちかもしれない、と考えることで、接しかたが変わるという決着はよかったと思う。

 その他の番組。●NHK教育『100分de名著』名著145「有吉佐和子スペシャル」第3回 老いてなお光をはなつ尊厳 「恍惚の人」(2)。●NHK教育『ドキュランドへようこそ』「ラ・シングラ 幻のフラメンコダンサー」。途中から何の気なしに見て、最後まで見てしまった。人気を博していたのに、突然表舞台から消えてしまったダンサーの跡をたどり、消息を訪ねる物語。元の半分くらいの編集版のようです。音楽もよかったのだけど、Juliane Heinemannによるサントラも、配信で出ていた。

 今週のラジオなど。●NHK-FM『世界の快適音楽セレクション』年末恒例大蔵ざらえの音楽特集。気になった曲、Daniel Rossen "Shadow In The Frame"、コジマサトコ「まぼろし」、Sara Alden "What a Wonderful World"。リビー・タイタスの訃報を知る。●KBS京都ラジオ『岸野雄一の地球が奏でる音めぐり』卵ソング特集。暁テル子「ミネソタの卵売り」、ムーンライダーズ「真夜中の玉子」、北村早樹子「たまごのエチュード」など。「ミネソタの卵売り」をかけながら売りに来る卵の販売車がむかしあった。●NHK-FM『現代の音楽』「川島素晴のここが楽しい!現代音楽/こどもへのまなざし」集。アンサンブル・モデルン「室内交響曲」第3楽章「ロードランナー」(ジョン・アダムズ作曲)。●ザ50回転ズのロックンロール予備校2』「初めての名盤シリーズ」は、ジェフ・ベック "BLOW BY BLOW" B面。

 ウェブ記事。●Tero Parviainen "Terry Riley's "In C": A Journey Through a Musical Possibility Space" (2017年1月23日投稿)。●「paperC」"PLAYBACK|フェスティバルゲート「Bridge」"第2回、西川文章さんの残していた音源を聴きながら。●ついでに自分のウェブ記事。「note」に、"FM大阪「音の本棚」アーサー・C・クラーク原作『二〇〇一年宇宙の旅』の音楽" を投稿した。ラジオ聴取ノートにも記していたけれど、「朝日新聞」1978年6月10日(土)夕刊の「FMウィークリー」に添えられた番組紹介記事での制作者の選曲についての意気込みに応えて、記録しておこう、と思い。

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