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2024年12月1日〜2024年12月7日
12月1日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2024年12月1日】
ex.Twitterで流れてくる広告(プロモーション)がひどい。内容がひどい広告もあるけれど、それ以前に、広告を流す仕組みがおかしい。広告とは言えない内容の投稿が、広告として流れてくるので、妙だなと思っていたら、どうやら、課金ユーザーは、任意の投稿を、「プロモーションする」というボタンひとつで、「広告化」できるみたいで。 無料で利用しているので、広告が流れてくることは問題ない。内容がエロや詐欺まがいのものは論外だけど、広告主が、広告のつもりで出しているものであれば、有効なユーザーに届くようにしてもらえればいい。そのために、お門違い、的外れな広告は、その旨、返してきた。煙草吸わない、車乗らない、ゲームはしない、借金は不要、投資に興味はない、等々。できれば、麗しい人の姿を見たいので、ファッションに関するものはターゲットではないけれど、報告せず、あえて踏んだりもしているけれど。でも、それでも、的外れな広告は止まない。「この広告が表示されている理由」を見ても、「リーチするユーザーの年齢を18歳超、所在地を日本に設定している」といったざっくりしたものでしかない。広告で運営する気がないのだ。広告を広告として運用せず、課金ユーザーの放縦を見せつけて、何をどうしたいのだろう。そんな訳で、「Bluesky」への引越しを考え始めたのだけど、もともとたくさん友人知人が居たTwitterとちがって、誰に話しているテイでいればいいのかまだわからない。 課金ユーザーによるおかしな広告に気付いたのは、11月16日、兵庫県知事選の前日に、斎藤元彦支援者のツイートが「プロモーション」として表示されたことから。金を払えば、見ず知らずのひとたちに支持の投稿を読ませることができる訳かと反射的にミュートだかブロックだかしてしまったが、あとで、「政治関連の広告」は通報対象であることを知った。その後、斎藤元彦候補の「SNS戦略」が話題、もとい問題になったが、SNSによる選挙活動などなかった、と斎藤支持者が投稿しているのを見て、うんざりした。 しょうもないことをしなければいいのに、やって、指摘されたら、隠そうとして、またしょうもないことをする。自分が答えられるし、答えなければならないことはヒトの判断に預け、ヒトの判断に預けないといけないことは、独断で決めてしまう。独断で決められるのは、脅せるからだ。なんなのだ。 火曜日の母デイ日は、午後から、生命保険のひとが来られるので、待機。午前中に用事を済ませようとしたら、雨に降られて右往左往してしまった。来られる頃にはもっとひどくなっていて、申し訳ない気持ちに。前向きに検討していて、質問もしようと準備していた新商品は、去年の発病があったため、ダメだった。 木曜日の母デイ日は、隣市の図書館へ、『朝日新聞縮刷版』調査の続き。今回は、既に「note」に投稿しているジョン・ケイルの「ライブ・フロム・ザ・ボトムライン」の放送日、トーキング・ヘッズの1981年2月27日のコンサートの実況録音番組の日付と放送局・番組名の確認が目的。前者は、1980年秋頃と見込んで、1980年10月と11月、後者は、1981年春と見込んで、1981年3月と4月を書庫から出してもらい、確認した。結果は、空振り。どちらも、見つけられなかった。トーキング・ヘッズのコンサートについては、1981年2月26日のものについて、中村とうよう氏のコンサート評が1981年3月2日付に掲載されていた。サポートメンバーによる演奏を高く評価していることを面白く思った。そう言えば、土曜日更新のYouTube番組『ザ50回転ズのロックンロール予備校2。』「初めての名盤シリーズ」、今回はトーキング・ヘッズ
"REMAIN IN LIGHT" A面編だった。JAGATARAや先日CDで買い直した『'80のバラッド』の泉谷しげるを連想すると話していたのが面白かった。
土曜日の母デイ日のピンポンならぬピンポイントダッシュ外出は、11年ぶり(「今日は一日プログレ三昧3」栗コーダーカルテット meets Progressive Rock Giants公開録音以来)にNHK大阪局、ではなくて、その隣の「大阪歴史博物館」での「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展に。川瀬巴水の絵は好きなので、すっかり見たことがある(から今回は見送ろう)気になっていたのだが、よくよく思い返してみると、実物は見たことがなかったことに気付き、あわてて、会期終了ぎりぎりのすべりこみで。制作にまつわるエピソードをまじえながら、順を追って紹介していくまっとうな展示でした。ノスタルジックな風景とモダンな時代のとりあわせが印象的なひとだけど、灯りが落ちているところの描写を見ると、ひとが生活しているなぁということが伝わってきて、それは電気の存在がいまと地続きであることを感じさせてくれるからかもしれない。図録とポストカードを少し買った。 土曜日の帰り、遠回りして、コンビニに寄り、通販物の受け取り。インターモジュレイション Intermodulation の発掘録音集4枚組CD "CONNECTIONS (1970-1974)"。インターモジュレイションは、ベンジャミン・ピケット『ヘンリー・カウ 世界とは問題である』で知ったケンブリッジ大学出身の現代音楽演奏グループで、ヘンリー・カウに在籍していたアンドリュー・パウエル Andrew Powell、ツトム・ヤマシタと活動することになるロビン・トンプソン Robin Thompson が居た。中心となっているのは、作曲家でもあるロジャー・スモーリー Roger Smalley とティム・サウスター Tim Souster。パウエルが離れた後は、ピーター・ブリットン Peter Britton が参加している。自分たちの曲の他、テリー・ライリー、コーネリアス・カーデュー、シュトックハウゼンの紹介も行っていた。カウ本を読んで、興味を持っていたところに、この作品集のリリースを知り、値は張るけれど、他で聞けなさそうなので、思い切った。BBCやドイツの放送局で録音されたもの、企画コンサートのライヴ録音で構成されている。マイク・ラトリッジが参加している曲もある。 母は、起きたとき、なかなか夢から戻ってこないことが続いている。現実の出来事はすぐに忘れてしまって、つながらないのだけど、夢は続いているらしく、山に行っている夢と北海道に行っている夢と船に乗っている夢が繰り返されている。何故か、サルが同行しているらしい。アメディオか。よく呼ばれるけれど、心細さからが多い。手すりを増やすことを検討していて、金曜日の訪問リハビリの前に打ち合わせをした。 今週のテレビ。●『篤姫』再放送、江戸城無血開城。●『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、水曜日が最終回。史実に基づく時代劇ではなく、韓国ではよく知られているという説話を元にしたものらしい。展開があっさりしていたけれど、登場人物のキャラクターが魅力的だった。キスと戦闘がハードなのが印象的だった。●月曜日から山田太一特集で『岸辺のアルバム』(1977年)の放送が始まっていた。火曜日から見てる。「TVer」でも配信されているので、月曜日の第1回はそれで見た。見ていたけど、よく覚えていなかった。他のドラマとごっちゃになっているような気もしてきた。高3の息子は模擬試験の前に新しく下北沢にできた店の輸入盤セールに行ったり、母親曰く「何時からFMを録音するんだ、と余計なことすぐ考えるんです」と言われたりしていて、耳が痛い。それにしても、妻、娘、息子と三者三様に、ぐいぐい来る誘惑者が現われて、誘惑者たちはぐるで、この家族に恨みを持って、崩壊させようとしているのではないかと思えてならない、いまのところ。●NHK-BS枠での放送が復活していた『よみがえる新日本紀行』は、1980年1月9日放送の「石のぬくもり 福井」。BGMは、Eberhard Weber "FLUID RUSTLE" から "Quiet Departures"、"Fluid Rustle" だった。●油断していたら、火曜日、夜に『夢千代日記』までやっていて、びっくりした。つい見てしまったが。●昼間の『トンイ』と『カムカムエヴリバディ』はちらちらと。『ピョンガン』のあとはまたしても『チャングム』だけど、これもちらちら程度にとどめておきたい。『トンイ』も『チャングム』も最初のほうはあまり見ていないから…とか言うて見ているうちに、続けて見てしまいそうで怖い。●月曜日の『モンスター』は、趣里さん演じる主人公のキャラクターはよいけれど。●木曜日は『ザ・トラベルナース』は時間を間違えて、半分だけ。その後、『ソーイングビー』。●『宙わたる教室』は、『あしたのジョー』や『巨人の星』を思わせるどん底回だった。来週、立ち直れるのだろうか。●『光る君へ』『小吉の女房』のあと、『海に眠るダイヤモンド』は録画しておいて、NHK総合『NHKスペシャル 調査報道新世紀』「File 8 追跡 "PFAS汚染"」。法に抵触しているかどうかを基準にして逃げを打つ本末転倒が空しい。法に抵触しているかどうかではなく、まず住民を、環境を守ることを考えなくてはならないのに。アメリカのひどい事例を映画を通じて聞いていたけれど、現在では日本のほうがひどいのではないか。 どん底回の『宙わたる教室』が終わったと同時に揺れた気がした。が、速報が出ない。おかしいなと思っていたら、二分後、また揺れた。今度は速報も出た。石川県が震源地で、大阪北部は震度2だったけれど、長く横に揺れるかんじがあって、居間の扉をしばらく開けておこうと思ったら、そのまま朝まで眠ってしまった。 今週のラジオ他。●TOKYO FM「ミドリノラジオ」11月23日(土)放送分、松前紀男さんをゲストに、「FM東京」の前身、「FM東海」とその後の変遷を振り返る回。●木曜日、NHK-FM、洞口依子さんの『FMシネマサウンズ』。『グリーンカード』がとりあげられていた。あれは何故映画館で見たのだったか。●Apple Musicで、アリス・クーパー Alice Cooper "MUSLE OF LOVE" の50周年記念盤。Early version、Alternate mixが追加されているけれど、1曲を除いて、そんなに印象は変わらないし、盤はBD付きで高価なので、好きなアルバムだけど、見送ることにした。●NHKラジオ第1『ふんわり』、比屋定篤子「メビウス」。●NHK-FM『世界の快適音楽セレクション』で、Taylor Eigsti "Midnight After Noon"。●福岡「LOVE FM」「月下虫音」11月28日放送分の畑下マユさん特集をradikoエリア&タイムフリーで。●前述の『ザ50回転ズのロックンロール予備校2。』「初めての名盤シリーズ」、聞き逃していた前回のポール&リンダ・マッカートニー "RAM" A面編、B面編を続けて聞いた。●西尾賢&河合愼五「巷のベーコン、流行りのスコーン」(2024年10月12日、新栄「club adriana」)から4曲、「歌でも歌えば」、「連なる糸」、「首飾り」、「ロドリゴ」をYouTubeで。ピアノによる布石の位置が、しょうにゅうどうとはちがうので、間取図を見直して、改めて動線に納得するようなかんじがありました。 音楽関係の読み物。●「DEBACLE PATH」別冊2、特集ハードコア・パンクの読書を読んだ。特集のメインは座談会による「現場からの『パンクの系譜学』批判」。フィールドワークの実践と心構えが足りない、と。『系譜学』は読んでおらず、関連の展示を見ただけだけど、異議申し立て、抵抗、改革の運動という限定的な見立てとしてのパンクだと受け取り、その範囲で参考にした。限定的な見立てなのに、それ以外にないと受け取られるような書きかたになっているとすれば、それは困る、と思う。わたしはハードコアパンクは聞いていない(音の好み)し、カルチュラルスタディーズの題材探しはもともと信用していないので、外野になってしまうのだけど。●通販受け取りや支払いなどのコンビニ利用のとき、手数料利用料的に何か買うことにしているのだけど、土曜日は、雑誌「& Premium」2025年1月号「カフェと音楽。」。モデル事務所「エトレンヌ」所属のモデルさんが、イーノ "ANOTHER GREEN WORLD" を抱えている写真をInstagramで見て、気になっていた。もう、レコードがたくさん眺められるというだけでいいか、という気持ちで買ってしまった。 ●でも、いざ、ゆっくり本を読もうとすると、睡魔に襲われる。どうしたものか。 料理、本を見ながら、読みながら、亀の歩みで、いろいろ試して、やってみています。フライパンで野菜を茹でたり…って、それだけかいっ。 |
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