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2024年11月24日〜2024年11月30日


11月24日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2024年11月24日】
 母からのコールが増えてきた。手助けが必要なときはまれで、だいたいは心細さから。「おかあちゃん」を呼ぶのだけど、「おかあちゃんじゃないけど」と答えるしかなくて、そこで納得することもあれば、「そしたら、おかあちゃんは?」と訊かれることもある。おかあちゃんはもうおらんけど、ぼくがおるから、大丈夫やて、答えるのだけど、それには納得しているかどうかわからない。夜のコールは、頻繁な日もあれば、まったくない日もある。
 脚は、いっときより、ましなかんじはするけど、相変わらず、歩いてくれない。キッチンまでは呼び出せるのだけど。

 水曜日に珍事があった。朝の8時半にチャイムが鳴ったので出ると、デイサービスの迎えだと云う。ユニフォームがちがうということや、曜日がちがうということよりも、時間がいつもより1時間早いことに焦ってしまって、「えらく早いですね」と答えてしまった。「歯医者の予約があるから早めにと」という先方の答で、やっと「うちじゃないです…」となった。姓は同じだけど、名はちがっていた。間違いにしても、同じ字の名字で、デイサービスを利用しているひとが、そんなに遠くないところに居る、ということを面白く思った。

 火曜日の母デイ日は出かける気力がなかったけれど、木曜日と土曜日は外出して、友人に会って、本を買った。木曜日は、水無瀬「長谷川書店」で待ち合わせ、「17のピアソラ・タンゴ 音楽が見えてきた〜乾千恵の世界〜」展を見て、その冊子、藤本和也『藤本和也作品集 環と守』、稲岡邦彌『新版 ECMの真実』を買って、駅近くに新しくできた珈琲店で約2時間話した。2時間も話したのはほんとにひさしぶり。土曜日は、「Calo Bookshop & Cafe」で、「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」の3/4が中心となったイベント「EDOBORI GARAGE SALE」へ。こっちは話すことはほとんどなかったのだけど、いいのだ。気になっていた少女マンガを語る会『少女マンガはどこからきたの? 少女マンガを語る会全記録』(青土社、2023年5月)と3枚100円の7インチを6枚買ったのだけど、おまけしてもらって、実質、7インチ6枚がおまけということになった。〜
・The Dells "Walk On By/This Guy's In Love With You"
・Shoes "Tomorrow Night/Okay"
・Sly & The Family Stone "Dance To The Music / Life"
・Sly & The Family Stone "Hot Fun In The Summertime / M'Lady"
・Pierre Boulez "Structures Pour Deux Pianos" 
・Ingeborg Gabe "Baby-Gymnastik"
 「Calo」店頭の雑誌も2冊。「オフショア」第四号と「DEBACLE PATH 別冊2」特集ハードコア・パンクの読書。

 ケア用品などを頼むときの抱き合わせで、CDを。
・Fievel Is Glauque "Rong Weicknes"
・Carla Bley "LIVE!"
・Pat Metheny Group "THE FALCON AND THE SNOWMAN: Original Motion Picture Soundtrack"
 前回、注文してしまってから気付いたのだけど、Amazonは送料設定が変わっていた。便利だから、近所のスーパー入口脇にある専用ロッカーを利用していたのだけど、そのロッカー利用だから送料無料なのではなかったのだった。送料無料の条件が変わったら、ロッカーに対しても送料がかかるのだった。送料無料の条件が変わったことで、今週はコンビニ受け取りにした。
 Fievel Is Glauqueは、夏にYouTubeに薦められて聞いてみたら、曲も声も好きなかんじだった。ごちゃごちゃとあれこれ同時進行しているみたいなアレンジも面白かったのだけど、最近になって、Maher Shalal Hash Bazの大ファンで、参加したこともあると知った。

 今週のラジオやYouTubeで知った曲。
・Beirut "Caspian Tiger"
・Horsegirl "2468"
・Laura Gibson "Caldera, Oregon"
・Maira Manga "La"
・Iness Mezel "Tahkei'T(希望をもたらす雨の花)"
・吉澤嘉代子「残ってる」

 TBSポッドキャスト『となりの雑談』のオープニング/エンディング曲が変わったことに気付き、確認したら、10月29日配信のEP.94からだった。曲が変わるとともに、「二、三年前からですかね いろいろあって 他愛ない話、雑談をすることがなくなってたんです。それまでは必要なことだけをやりとりするのが効率的なんだと思っていました。失わないと気付けないことってほんとにあるんですね」という好きなナレーションもカットされた。曲も前のほうがよかった。
 
 訃報。谷川俊太郎さん。火野正平さん。ふたりとも、たぶん、小学3年くらいに知った。追いかけてはいなかったけど、折に触れて出会うひとたちだった。

11月25日(月)
[一回休み]
11月26日(火)
[一回休み]
11月27日(水)
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11月28日(木)
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11月29日(金)
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11月30日(土)
[一回休み]

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