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2024年11月3日〜2024年11月9日
11月3日(日)
●NHK-FM「ウィークエンドサンシャイン」(2024年11月2日)ジョウニ・ミチェル・アーカイブ特集
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【▼ぐりぐらメモ/2024年11月3日】
火曜日、バランスを崩して、立っているのもやっとのかんじだった母は、水曜日の午前中、用事で外出して、帰宅したら、元気になっていた。歩けているし、テンションも高めで、昼食をとりながら、「おいしい!ということがわかるということは、わたし人間やね」なんて言ったりして。 歩きには好不調の波がある。「持つ」ことに頼り過ぎないように話すのだけど、なかなかむずかしい。「おかあちゃん」「おかあちゃんとちゃうよ、コウやで」「おかあちゃんは?亡くなったん?」「うん、ずっと前に。ぼくが生まれる前や」という会話は何度となく。 今週は月曜日に5月以来、やっと近くのクリニックで診察してもらった(往診や代理受診はしていたけれど)。血液検査の結果は金曜日。特に問題なしとのこと。 大丈夫そうだと判断して、午後から出かけた。電車に乗ってから、妙なところで停まると思ったら、事故続きでダイヤが乱れていた。所要時間が読めない。判断ミスもあって、目的地の「恵文社一乗寺店」に着いたら、15時になっていた。「ギャラリー・アンフェール」でのMONO HOUMII exhibition「2464 LITTLE MAGICAL HOMIES」、わたなべ大 第29回個展「ねことあひる -京都-」を見て、書店に移動。思ったよりも、こじんまりしていたコミティア40周年記念・山川直人原画展「創作の現場」を見て、店内を見て回ろうと思ったけど、いつものように見ていたら時間を喰ってしまうと落ち着かず、早々に引きあげた。時間短縮のため、できるだけ交通機関を使うことにしていたのだけど、またも判断ミス。白川通に出れば、浄土寺までのバスがあるはずと思ったのに、白川通を通っている5号系統が浄土寺まで行く確信が持てなくて、歩いたのだ。30分。それで、16時に「ホホホ座」着。 歩いたことで、近くに行ったときは、いつも寄って、買って、白川通今出川交差点の脇で食べていたパン屋さん「アンジュール桃の木」が閉店していたことを知った。去年の12月に。10か月も知らないでいたこと、10か月経っているのに貼り紙がそのままであることがやるせなかった。今は行っても、所要時間の短縮優先で、近くのバス停まで乗って、そこからまた帰るから気付かなかったのかと思ったのだけど、「ホホホ座」にも、去年の9月以来、行っていなかった。 「ホホホ座」では、20分滞在し、例によって、迷った末に以下を。
帰宅は18時。家に近づいたら、灯りが点いていたので、母が自分で灯りを点けたことにほっとしたのだけど、扉を開けたら、母は狼狽していた。京都に行くこと、夕方遅くなるかもしれないけど、ちゃんと帰ってくるからと約束して出たけれど、約束を忘れてしまうから。 母デイ日2(木曜日)は、雨が降っていたし、前日に出かけていたので、おとなしく。 母デイ日3(土曜日)、堺筋本町の「ベータ本町橋」へ。神戸の「1003」「花森書林」など、しばらく行けていないし、行けそうにない書店が出店するといううことで、催し「本の町」を覗くことにしたのだ。こうした催しは、いつも時間めいっぱい滞在してしまい、昼食を取り損ねるので、会場に行く前に、カフェに寄って、食べた。のだが、「ベータ本町橋」はカフェが併設されていたのだった。失敗した。「本の町」では、以下を。
ぽつりぽつりと降ってはいたのだけれど、帰るときが土砂降りで、駅までのわざかな距離で、背中やズボンはべったり、水たまりにはまって、靴もずくずくになってしまった。 今週のラジオと配信。●KBS京都ラジオ「大友良英のJAMJAMラジオ」、FMN石橋さんとmapもといhand saw press/suiroの小田さん出演回(10月26日放送)。寝床でポッドキャストを聞こうとして、毎回、寝落ちしていた。起きているときにradikoで聞いて、やっと最後まで(その後、ポッドキャストの延長部分も)。●水曜日、「石若駿 即興と対話」、ゲスト:江?文武。●木曜日の朝。ライノからの公式配信で、"Crosby, Stills, Nash & Young - Live At Fillmore East, 1969"。ニュースを知ったときは、"4 Way Street" があるからなぁ…と思っていたら、ほとんど曲の重複なしだった。CSNの1st抄録曲の他、発売前の "DEJA VU" から、"Our House" や "4+20" も。●木曜日夕方、やしの実FM「ラビット・アワー」特集「初心と熟練 東京ローカル・ホンク」特集。アナログ盤がやはり欲しくなってしまった。メンバーのコメントあり。●木曜日夜、デビュー40周年の洞口依子さんが語りを務めるNHK-FM「FMシネマサウンズ」、月一回放送になったそう。今回は「ザ・スター」特集。アラン・ドロン、オードリー・ヘプバーン、グレース・ケリー、ブルース・リー、高倉健。主題曲だけでなく、洞口さんが自身の思い出も交えて場面を語り、そこに流れていた曲がかかるのがこの番組の特徴。●土曜日の夕食後、「FM802」にしてある母の部屋のラジオから流れてきた曲がよかった。阿部芙蓉美「凪」、Peter Ivers "Miraculous Weekend"。番組は「auFG LIFETIME BLUES」。●ABCラジオ「Thank you umeda TRAD」。10月31日に閉館したライヴハウスの関係者が、クロージングイベントのライヴ録音を聞きながら、思い出を語る。「バナナホール」には行っていたけど、結局、「AKASO」も「TRAD」も行かず終いだった。ネーネーズや大工哲弘さん、かしぶち哲郎さん、沢知恵さん、NRBQ、ラリーパパ・アンド・カーネギーママやラボ・リボルバーが出演したイベントを思い出す。●土曜日の28時30分というよりも、日曜早朝4時30分からのTOKYO FM「ミドリノラジオ」、オンタイムでは聞けず、日曜午後に、radikoタイムフリーで。10月26日、11月2日の「off noteレーベル30周年記念特集」第1回と第2回を。神谷さんと関島さんがゲスト。●日曜午後に続いて、土曜日朝のNHK-FM「ウィークエンドサンシャイン」ジョウニ・ミチェル・アーカイブ特集を。届いたけど、まだ聞いていなかった "JONI MITCHELL ARCHIVES - VOLUME 4: THE ASYLUM YEARS (1976-1980)" のダイジェストとして。『ドンファンのじゃじゃ馬娘』が当時評価が低かったとは知らなかった。 今週のテレビ。●再放送ドラマは、『篤姫』、『イ・サン』、『王になった男』、『小吉の女房』。『イ・サン』は三つ目くらいの区切りが付いたので、もういいかな。●現在放送中ドラマは、『モンスター』、『宙わたる教室』、『ザ・トラベル・ナース』(前後のナレーションが始まると消音にする)、『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ』(テレビ大阪は4週くらい遅れているので、録画しておいて見ると「TVer」で既に見ていた回だということも)、『光る君へ』、『海に眠るダイヤモンド』、『団地のふたり』、『マイ・ダイアリー』。『団地のふたり』最終回は録画で。最初、『マイ・ダイアリー』を録画して、『団地のふたり』はオンタイムで見るつもりが、プロ野球「日本シリーズ」最終戦が終わらず、『海に眠るダイヤモンド』の開始がズレこんだので、予定変更。『海に眠るダイヤモンド』オンタイム、『マイ・ダイアリー』を途中から、『団地のふたり』録画、の順でした。●NHK教育『星野源のおんがくこうろん』、見損ねた「Nujabes」回の再放送。接点がないところで話題になり、知らない間に亡くなられていて、あとになって「名前はよく聞く」ひとになっていたNujabesについて、とっかかりができて、よかった。●『G -1.0』テレビ放映。ドラマ部分、主人公の葛藤はやはり伝わってこない。変な言いかただけど、「暗くない」。●『ブラタモリ』土日月の「東海道五十七次」特番。枚方宿に来ていたらしいと噂になっていたものがようやく。母に見せようと土曜の回を録画しておいたら、日曜の朝、ひょっこりと居間まで来たので、ここぞとばかりに録画したものを見てもらった。続きも見たいというので、夜、また来てなと約束した。夕食後、『遺留捜査』でなんとか居間に引き付けておこうと思ったが、かなわず、部屋に戻ってしまったが、番組が始まる頃に起き出してきたので、一緒に見た。 |
11月4日(月) |
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11月5日(火) |
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11月6日(水) |
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11月7日(木) |
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11月8日(金)
●8.11 PAGODA TULIP LAND IN 芦ノ湖 人間以上の日
L: LP 『8.11 PAGODA』(1984年9月29日発売)
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【▼ぐりぐらメモ/2024年11月8日】
先週分で書き忘れていたこと。「note」に記事を二つ投稿した。「ラジオ聴取ノート"復元"版(NHK-FM、1978年6月4日〜7月1日)」(2024年10月30日)と「ラジオ聴取ノート"復元"版(NHK-FM、1978年7月2日〜8月5日)」(2024年11月3日)。隣市の図書館で借り出した『朝日新聞縮刷版』1978年6月号と7月号の「FMウィークリー」を参照して、当時、ラジオ聴取ノートに「聞いていたはずなのにメモしていない」番組を書き出してみたもの。ついでに、学校に行っている間だから聞けなかったが聞きたかったであろう番組も、当時知らなかったが知っていたら聞いていたであろう番組もリストアップした。 まったく個人的な動機による記録だけど、当時の番組や状況、好きだった曲、気になった音楽について、この「note」のテーマである「記録の校閲、記憶の補完」ができて、楽しかった。いまとなっては聞くことができないものも、書いておけば、誰かの参考になるかもしれない。 土曜日(11月2日)、NHK-BS『伝説のコンサート』で、「チューリップ 1984 “PAGODA”」が放送された。1984年11月3日に芦ノ湖畔「箱根ピクニックガーデン」(現「芦ノ湖パノラマパーク」)で行われた野外コンサート「8.11 PAGODA TULIP LAND IN 芦ノ湖 人間以上の日」の映像。このコンサートは、当時、テレビで見ているので、その再放送かと思ったのだけど、「NHKクロニクル」で検索しても、出てこない。で、つらつらと思い出すに、テレビ放映はよみうりテレビだった気がしてきた。当時は、ビデオデッキ購入前で、音だけカセットに録音したので、音だけではわからないのだけど。音は、NHK-FMでも放送されて、それもカセットに録音している。カセット曲目ノートのメモによれば、テレビ放映は1984年9月1日、NHK-FM放送は1984年9月23日。気になるのは、カセットに録音ミスがないとして、当時のテレビ放映と今回の放映とで、曲目(構成)が異なっていること。この日の録音は、ライヴアルバムにもなっているし、ビデオも発売されているのだけど、今回の番組の曲目は、コンサート後半の「Shooting Star」を冒頭に持ってきており、どうも市販ビデオと同じようなのだ。でも、最後のクレジットは「制作 NHKエンタープライズ 制作・著作 NHK」。市販ビデオは見ていないので、同じかどうか確認できないけれど。ex.Twitterの投稿を見ても、そうしたことに触れているひとは居なかった。 1984年8月11日のコンサートは、芦ノ湖畔に特設ステージと「パゴダ(仏塔)」を建て、2万人を集めて行われている。今回の放送の説明に「カリスマ的な人気を集めた」とあるのを読んで、それは言い過ぎ、と思ったけれど、フェスティバルっぽいけど、ワンマンコンサートに2万人は確かに尋常ではない。当時はそんなに人気があると思っていなかった。身近すぎて、ピンと来ていなかったのか、この頃から、気持ちが離れだしていたからか。チューリップの「宇宙もの」は好きだけど、パゴダ建設と「OUR SONG」は、やりすぎだと思った。「宇宙もの」は、広大な宇宙と卑小な自分(または人間)の対比というモチーフがあったはずだけど、ここでは「人間以上」を目指して、形にしようとしていたから。同時に、歌のテーマも、マッチョなものが増えていた。 テレビとラジオで聞いたこともあり、LPとビデオには手を出さなかったけど、それぞれの収録内容には異同がある。テレビとラジオでも、重複しているのは5曲で、テレビのみが7曲、ラジオのみが4曲の合計16曲。全21曲のLP、全19曲のビデオには、もちろんそれらのほとんどが収録されているのだけど、「二人だけの夜」と「愛は戻れない」はテレビ放映のみだった。取捨選択は、演奏のクオリティではなかったのだろうか。 水曜日にアップロードするつもりで書き始めたので、週の前半について、ついでに書いておこうと思ったのだけど、うだうだしているうちに金曜日になってしまった。 水曜日、昼前の買い物に出ようとして、母に声をかけたら、「わたしも行く」と言う。昼食も外でとろう。と言っても、シルバーカーは、新調したものの、まだリハビリのときしか使っていなくて、脚はおぼつかない。車椅子に乗ってもらうことにした。近くのお好み焼き屋はまだ開いていなかったので、思い切って、750m先の「ジョリーパスタ」へ。母はまだ行ったことがないので。ランチに付いているスープを何杯もおかわりしたりして、満足したみたい。外への興味を持ってもらえたらいいのだけど。
母に呼ばれて、真夜中に用事をすると、夜行性なのか油断するのか、台所にGが出る。防止策で、台所周りを掃除した。 母デイ日の火曜日、懸案の特定健診申し込みのため、居住市の保険センターへ。保健所と隣り合わせに建っているのだけど、前回、手前に自転車を停めて、手前の建物に行ったら、受付が奥の建物だった…ような記憶があって、今回は奥の建物に行ったら、申し込みは手前の建物だった。申し込みが終わって、帰ろうとしたら、奥の建物と間違えて、手前の建物に来たひとが職員さんに案内されていた。多いんやろなぁ。でも、わかりにくい。 保険センターからの帰りに、中心部の書店に寄って、「フリースタイル」61号(2024年秋)を購入。10月初めには出ていたはずなので、一か月遅れ。特集は、「アニメ作家による "極私的偏愛" 映像作品ベスト10 Part 2」。鏡明さんの連載「45 R.P.M.から始まる」は、ポップスについての本をとりあげている。 今週前半のテレビ。●NHK総合『病院ラジオ(17) 東京・渋谷 リハビリ病院編』。自分だったらどうだろう、と見ながら、つい思ってしまう。●『王になった男』、水曜日に最終回。王とそっくりの道化役者が、精神を病んだ王の替え玉となるが、その王が蒔いた権力争いの対処にずっと追われる凄惨な物語だった。韓国ドラマによくあるコメディ要素は皆無。敵方がろくな死にかたをしないのはもちろん、味方も無念の死が多く、生き残った者もみな傷ついている。それでも、ハッピーエンドだったのだ。イ・セヨンが出ているからと、第5回から見始めたのだけど、よかった。●続く、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』も見始めてしまった。●書き損ねている分では、NHK教育「ソーイング・ビー7」は見ています。 楳図かずおさんの訃報。漫画を本格的に読み始めた頃に、『漂流教室』が始まったので、どこからか回ってくる「少年サンデー」で読んでいた。同時期に、石森章太郎『人造人間キカイダー』があり、短編だけど、松本零士「戦場まんがシリーズ」があり、赤塚不二夫『レッツラ・ゴン』、水島新司『男どアホウ甲子園』があった。「少年マガジン」は、永井豪『デビルマン』、ちばてつや『あしたのジョー』、赤塚不二夫『天才バカボン』、松本零士『男おいどん』、つのだじろう『空手バカ一代』…と書いているとキリがないか。漫画にいちばん熱中していた時期に、熱中した作品のひとつとして、『漂流教室』があったのは幸運だった。続けて、「少女コミック」の『洗礼』も読んでいたし、『まことちゃん』『猫目小僧』は傍らで斜めで見ていたかんじだったけど、青年誌を読むようになり、『わたしは真悟』、『14歳』を読むことができた。過去の恐怖漫画も、小中でずいぶん読んだ。怖かったけど。痛いのは苦手だけど、『おろち』や『イアラ』は大好きだった。 クインシー・ジョーンズさんの訃報も。名前を冠したものでは、映画やテレビの音楽が思い浮かぶけど、改めて確かめると、肝心の「好きな曲」が、別のひとの作曲で、当人は編曲や制作ということが多くて、なにも言えなくなってしまった。 木曜日、急に寒くなった。母の部屋の扉は開けっぱなしにしているけれど、とりあえず暖房を入れた。先週、扇風機をようやく片付けたばかりだった。 |
11月9日(土) |
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2024 Kijima, Hebon-shiki