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2024年10月27日〜2024年11月2日


10月27日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2024年10月27日】
 念願の、と言っても、小さなことばかりだけど、やろうと思っていたことをいくつかやることができた。おかわりができるくらい、鍋いっぱいのシチューを作ること。隣市の図書館で、新聞縮刷版を閲覧すること。台所を掃除すること。布団を干すこと。行き止まりと思っていたところを含む、知らなかった道を行ってみること。でも、くもり空続きで、ぱりっとしないからか、寒さが忍び寄ってきているからか、気持ちが晴れない。
 母は、穏やかに過ごしているけれど、食事とトイレ以外は、ベッドから出てくれない。たまにダイニングキッチンには来る。居間には二回。「ほら、佐田啓二の息子」というようなかんじで、映っていたテレビの説明をするものの、見続けるには至らず。いろいろ興味を失っているので、ベッドから誘い出すにはどうすればいいか、が日々の課題です。コールは、「寂しかったから」「居るかどうか確かめたかったから」というものが何度か。何かあるより、ええけどね。「おかあちゃん」と呼びかけられることも増えた。散髪代節約のため、髪が長くなってるからだろうか、と前にも書いたっけ。

 鍋いっぱいのシチューは、うまくできた(できあいのものを組み合わせただけではあるけれど)。母にも好評だった。「おかわり」は、ふたりの一食分には足りない残りを、こっそりとさらえたことで叶えた。それにしても、子供の頃は、シチューは必ず、おかわりした。こっそり一口掬うこともよくした。作る量が読めないよな、あれでは、と当時の母に申し訳なくなってしまった。

 今週の通販到着物。●Joni Mitchell "JONI MITCHELL ARCHIVES - VOLUME 4: THE ASYLUM YEARS (1976-1980)"、CD6枚組。貯めたポイントをここに投入するのが恒例になってきた。"HEJIRA"、"DON JUAN'S RECKLESS DAUGHTER"、"MINGUS"、"SHADOWS AND LIGHT (LIVE)" のいわゆる「オンタイム」の時期で、感慨深い。ジャコ・パストリアス参加期、ジャズ/フュージョン期ということなるのだろうけど、ジャズという印象はなくて、ジョーニさんのギターやメロディに、ああした音が引き寄せられたのだと思う。その頃、ジャズはほとんど知らず、フュージョンは嫌っていたということはあるかもしれないけれど。ジャコ・パストリアスもパット・メシーニー&ライル・メイズも、ジョニさんを通じて知ったのでした。内容は、もったいなくて、まだ聞いていないけれど、1枚目と2枚目は、1975年から1976年にかけてのディラン "Rolling Thunder Revue" 参加を含むライヴ録音、3枚目は、"HEJIRA" 関連のデモや別ミックス、4枚目は "DON JUAN'S RECKLESS DAUGHTER" 関連が少しだけ、あとは5枚目にかけて、"MINGUS" 関連、5枚目から6枚目にかけて、"SHADOWS AND LIGHT" に収録されたのと同時期のライヴ録音。●割引セールに乗じて、気になっていたものを3枚。大貫妙子『TAEKO ONUKI GOLDEN BEST: THE BEST 80's DIRECTOR'S EDITION』は、シングル盤しか持っていない「ひとり暮らしの妖精たち」をCDで、というのが第一目的、アナログ盤しか持っていない『SLICE OF LIFE』収録曲をCDで、エアチェックカセットしか持っていない、つまり「持っていない」『カイエ』『comin' soon』『アフリカ動物パズル』『NEW MOON』収録曲(の一部)を盤で、というのが副目的です。再検討のきっかけは、大貫さんキャンペーンで、「タワーレコード」ポスターの小さなステッカーが付くことだったのだけど。2011年12月7日発売時の話題のされかたは忘れてしまったけれど、Director's Editionとあるように、企画・選曲を大貫さん自身とプロデューサーの宮田茂樹さんが行っているので、もやもやがない。大貫さんのコメントによれば、MIDI時代の作品について、リマスタリングされているとのこと。『CLICHE』と『SIGNIFIE』は古いCDしか持っていない、そう言えば。●割引セールのためにあわせて買った形にはなるけれど、泉谷しげる『'80のバラッド』は、LPが手元にあるけれど、配信にはないようだし、CDで持っておきたくて。シングル「デトロイト・ポーカー」のB面で、アルバム未収録曲の「女たちへ」が追加収録されている。泉谷さんは、初期のアルバムも欲しいものがあるのだけど、よいめぐりあわせがない。●エリス・レジーナ Eris Regina は、ちゃんと聞きたいけれど、どれがどうということがちゃんと把握できていなくて、気になった曲が入っているものを聞いてみるかんじになっている。1973年リリースの "ERIS" は、そんな聞きかたからこぼれてしまっている作品のひとつ。"ELIS" と題されたアルバムは5枚あるけれど、そのうちの2作目、と言っても、連作という訳ではなさそうだけど、ピーター・ゲイブリエルみたいな通称はあるのだろうか。

 10月24日に、「タワーレコードオンライン」のデザインが変わった。名前が出ないので、ログインになっているかどうかがわかりにくい。セキュリティ対策なのだろうと推測しているけれど。

 火曜日の母デイ日は、『朝日新聞縮刷版』を閲覧しに隣市の図書館へ。「note」に書いた1978年の「パイオニアサウンドアプローチ」財津和夫の世界について、ラジオ聴取ノートにもメモが抜けていて、時期がはっきりしないとしていたのだけど、新聞で確かめればいいではないか、と。1979年7月と踏んでいたけれど、6月の記載も少ないので、1978年6月号、7月号、8月号を書庫から借り出した。1978年には、もう週刊FM番組表が掲載されてたんやね。そう言えば、藤本昌成さんからいただいた資料にもあったことを思い出した。番組は7月放送で合っていた。内容については、ソロアルバム『宇宙塵』に一回当てられていたことをすっかり忘れていた。めくりながら、毎週土曜日夕刊に掲載されていた「FMウィークリー」を写真に撮った。帰ってから整理したら、FM東京の8月第2週(8/6-8/12)と第3週(8/13-8/20)を撮り忘れていた。めくりながら、他にも確認したい時期が思い付いたけど、なにしろ、でかい、重いものを書庫から出してもらうので、とっかえひっかえできない。日を改めることにした。
 帰宅して、「note」の記事、"FM大阪「パイオニア サウンドアプローチ」財津和夫の世界(1978年7月2日・9日・16日・23日・30日放送)" を追記、修正した。続く記事として、現実逃避の材料ではあるけれど、おそらく試験勉強か何かでメモが乏しい6月と7月について、ラジオ聴取ノートを復元することにして、少しずつ見ている。そのまま写すのではなくて、校閲しながら、音も聞いたりしながら。テイチクの邦題とジャケットデザインから当時聞く気になれなかったドイツのバンド、SFFをまるまる一枚聞いてしまった。

 「note」には、初めて行ったコンサートというもの、だった "FM大阪「ニューミュージックフォーラム」公開録音 "BACK YOU UP CONCERT" 高石ともや&ザ・ナターシャー・セブン(1977年10月16日放送)" についても書いた。エアチェックテープは失ってしまったけれど、YouTubeにあがっているのを聞いて、記憶とも擦り合わせをして。

 木曜日、土曜日の母デイ日は、ちょっと遠くで買い物のみ。

 今週のテレビ。●再放送ものは、『篤姫』、『イ・サン』の他、月曜日で終了した『オクニョ』に続けて、『王になった男』も三日目から見始めてしまった。『赤い袖先』のイ・セヨンが出ていたので。怪しく立ち回るイ・ミウンも気になったけれど、最初を見損ねてしまったので、登場人物の役名も関係もなかなかわからなかった。他の作品に比べて、ウェブ情報が乏しい。午後の楽しみになるかと思った『遺留捜査2』は月曜日で終わった。『太陽にほえろ!』はもういいかな。●現行ドラマは、『光る君へ』(日)と『団地のふたり』(日)は楽しく見続けている。『モンスター』(月)と『ザ・トラベルナース』(木)は、既視感がありつつ、俳優の魅力でなんとか。『宙わたる教室』(火)は見続けられる。『海に眠るダイヤモンド』(日)は衆議院議員選挙開票番組のため、今週はなし。他は見送りかな。●土曜日に『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中』「燃える秋」再放送。つい見てしまう。吉岡里帆さんと趣里さんは、この役どころがいちばん好きです。●『弁当屋さんのおもてなし シーズン2』、『離婚後夜』と、久保田紗友さんのドラマをふたつ。●たまたま見た大リーグ試合中継で。トミー・エドマン選手(ドジャーズ)がバッターボックスに入るときに、球場オルガンが、「I Am The Walrus」っぽいメロディを奏でていた。●テレビ大阪『新美の巨人たち』「祖父江慎 驚きのブックデザイン」。●NHK教育『ソーイングビー』新シリーズ。

10月28日(月)
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10月29日(火)
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10月30日(水)
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10月31日(木)
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11月1日(金)
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11月2日(土)
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