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2024年6月23日〜2024年6月29日
6月23日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2024年6月23日】
母の足がおぼつかなくなってきているので、リハビリを始めることにし、月曜日には車椅子で皮フ科にも行って、いろいろ立て直して、穏やかに過ごせるかなと思っていたのだけれど、火曜日の深夜、部屋で転倒してしまった。起きていたので、声がして、すぐに起こしに行った。そのときは、顔を少し切っただけと思っていた。水曜日は横になってもらっていたのだけど、夕方になって、脇腹が痛むので、立てないと言う。木曜日、デイサービスを休んで、二年前に入院し、退院後もしばらくかかっていた病院の整形外科を受診。骨折ではないということなのだけど、痛みは痛み止めを飲みながら、薄れるのを待つしかない。金曜日はリハビリ初日。理学療法士さんにも相談して、申し送りをすることで、翌日のデイサービス復帰に備えたのだけど、土曜日の朝、こんどは熱を出してしまった。近所のクリニックを受診して、新型コロナウイルスの抗原検査。結果は陰性。風邪だった。熱は翌日には下がったけれど、今週も気が気でない一週間になってしまった。どちらにしても、雨がち、というか、梅雨に突入したので、出るに出られなかったのだが。 訃報が続いたのだけれど、書き出すきっかけがつかめないまま、先週は忘れてしまっていた。●6月11日、フランソワーズ・アルディ。享年80歳。ここ数年、苦しい闘病を続けられていたという。洋楽が耳に入り始めた1973年、1968年の「さよならを教えて」が何故かヒットしていたことで知った。アルバムも1970年の名前を冠したアルバムが、『アルディのおとぎ話』と題されて発売され、ジャケットに見覚えがあった。長く、そのアルバムに「さよならを教えて」が収録されているのだと思っていた。アイドル人気もあったような気がする。1979年にドラマ『沿線地図』に主題歌として、「もう森へなんか行かない」が使われたときは、もう代表曲は聞いていた。1982年の『時の旅人たちへ Quelqu'un Qui S'en Va』がいちばんリアルタイムで接近したかな。といっても、ラジオで拾って聞いていたくらいだけど、とても好きでした。ぼちぼち盤を手にするようになったのは、CD時代になってからだった。●6月10日、福岡風太さん。いつものように、いくつかの投稿で名前を見かけて、なんだ、と思ったら訃報だった。「春一番」には、ちょっと心理的に距離があった。天王寺公園の頃は知らないし、服部緑地公園で再開されてからも、しばらくは気にしていなかった。ラリーパパ・アンド・カーネギーママやぱぱぼっくすが出るようになって、やっと見に行った。近年は毎年行っていたけれど、それは、「ビレッジプレス」の五十嵐さんに会うためだった。五十嵐さんが亡くなり、「ビレッジプレス」のプースから、五十嵐さんが作ったものがなくなったことで、今年は行かなかった。そんな薄い縁なので、わたしにとって、福岡風太さんは、ステージのそでで、観客たちに呼びかけ、注意し、誘導するひと、でした。今週の木曜日、6月20日は、小川真一さんがパーソナリティをされている豊橋「やしの実FM」の番組「ラビット・アワー」での「春一番コンサートの日々」特集を聞いた。天王寺公園時代は、ベルウッドと組んで、ライヴアルバムが出ていたけれど、服部緑地公園に移ってからはそうした動きがなかったのが残念です。●6月18日、ジェイムズ・チャンス。"NO NEW YORK" のコントーションズは衝撃的だった。最初に入っていたから、だけど、1曲目の "Dish It Out" を、ラジオで聞いたときの感覚はいまでもうっすらと残っている。それに比べると、"BUY" は物足りなかった。"OFF WHITE" のほうがまだ好きだった。それ以降はあまり追いかけなくなった。でも、"NO NEW YORK" の衝撃は褪せない。「note」に連続投稿6か月をとせっつかれたこともあるけれど、1979年3月23日(金)、22時20分、NHK-FM「サウンドストリート」の"ロック夜話・NO NEW YORK特集" について、「note」に書いた。ex.Twitterの投稿2件が5781文字になってしまった。●6月14日、佐々木昭一郎さん。1981年5月1日放送のNHK総合『川の流れはバイオリンの音』を、予備知識なく、途中から、たまたま見て、気になった。それから、作品が放送されるたびに、見続けた。中尾幸世さん出演作以外は、それほどピンとこないものもあったけれど、そこで知った木佐貫邦子さんや長谷川陽子さんは、気になって、しばらく追い続けた。本人の作品論や作劇とは別に、映ってしまっているものの魅力があったと思う。著書『創るということ』(JICC出版局、1982年3月)も読んで、川シリーズ以前の作品にも興味を持ち、再放送の際に見ている。『四季 ユートピアノ』、『さすらい』、『夢の島少女』。つげ義春ファンとしては微妙なところだけれど、ドノヴァン "The River Song" が印象的だった『紅い花』など、どれも面白かった。 その他。●コルネッツのラジオ「らじこる」第22話「そして、しあわせの行方は…」。前回についてのex.Twitterでのコメントを取り上げてもらった。●BS松竹東急の木下恵介アワー再放送シリーズ、『幸福相談』が今週で終り。木下恵介アワー再放送シリーズも終了のよう。『幸福相談』は釈然としない話だった。新田弟と松田妹という若いふたりの結婚をめぐって、説得の方法を模索したり、事件が起きたり、なんやかんやで理解を得る話かと思いきや、最終回で本人たちは結婚を延期。反対していた松田姉と新田兄が、反対するためにわちゃわちゃしているうちになんとなく「いいかんじ」になって終り。新田兄が、弟たちの結婚に賛成してもいいのだが、それだと反対という姉との共同作業がなくなってしまうので、反対し続けたいなんて言い出して、松田姉が席を立ったのが最終回のひとつ前。それなのに、特にその考えかたへの反省もなく、つきあいましょうとなるのが解せなかった。木内みどりさん扮する新田四男の妻が突拍子もないけど、ひとあたりがいい役どころでよかったのだけど、本筋にはからまなかったのが残念。 河合愼五さんのInstagramライヴ、YouTubeで進められたTessa Fleur、Madison Cunninghamの大好きな "In From Japan" をコーラスでカバーする合唱団、NHK-FM「世界の快適音楽セレクション」で聞いたJerry Paperの "Funny Girl"(カセットのみの発売で、盤も配信もないみたい)などあれこれ聞いてはいるのだけど、うーん。気もそぞろです。 |
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