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2024年6月16日〜2024年6月22日


6月16日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2024年6月16日】
 今週のNHK総合「あさイチ」の中継コーナーは、(博多大吉氏曰く)"森田茉里恵アナのYouTubeチャンネル" で、和んだ。まったく出演されない週もあるので、見られたのはよかったけれど、連日とは予想していなくて、見逃した日もあった。以前のようにNHKのアナウンサー室サイトに日単位の出演情報が掲載されるとよいのだけど。大吉先生が、森田さんの可笑しさ("試食の量が多い"、"食べながら話してる")に気付いて、イジるようになったので、今後に期待しています。無理だけど、TBSポッドキャストの「いったん、ここに居ます」に呼んでほしいくらい。

 今週は毎日何かしら母のことをやっていたような。元気にはなってきていて、夜中に台所でごそごそやっていたりするのだけど。月曜日は、本人が行きたがらないので、かかりつけ医のクリニックに代理で。その際に、先月から急に弱くなった歩行の対策でリハビリの話が出て、ケアマネさんに連絡。夕方、リハビリと介護認定の更新について面談。その後、何故か、母が家の風呂に入りたいと言い出し、かけ湯のみ。「背中を流した」のは初めてかもしれない。火曜日、母がデイに出ている間に、介護認定のための問診票作成。ケアマネさんに渡すのは水曜日の夕方でよくなったのだけど、とりかかる決意をしていたので、やってしまうことにした。設問がつらくて、溜息をつきつつ、迷いつつ。確認が必要なものもあって、その探索を含め、そこそこ時間がかかってしまった。水曜日、歯科検診。第2回車椅子外出。歯科にはわたしもかかっていて、同日同時刻の予約にしてもらっている。帰りにお気に入りの惣菜屋さんに寄ることも説得材料にして。晴れて良かった。前日から急に暑くなった気がするけれど、クリニックの冷房が効いていて、母も何度もそれに言及していた。夕方、ケアマネさんに問診票を渡す。木曜日はデイのみだったけど、金曜日は以前もお世話になった訪問看護センターから理学療法士さんが来られて、面談と契約の説明。あ、書類、次の金曜日でいいと言われて、すっかり後回しにしていた。土曜日はデイに出ている間に、かかりつけ医のクリニックで、作成してもらった介護認定の意見書を受け取った。

 (都合の)よい映画館のプログラムが見つからなかったこともあるけれど、何も用事がなかった木曜日を含め、母がデイの日の遠出はなし。火曜日と土曜日に図書館に行ったくらい。

 通販物到着。●ピエール・バルー "Le pollen: Le concert legendaire 1982"。アルバム "Le pollen" 発売直後の1982年10月15日、東京「郵便貯金ホール」でのライヴが収められている。未発表テープと解説にあるのだけれど、一部はFM東京「ゴールデン・ライブ・ステージ」で放送されたはず。この日のエアチェックはしていなくて、記憶のみなので比較できないけれど。●谷小夏『谷小夏作品集 GRIMPI 2』(2024年6月、株式会社GRIMPI)。ウェブでたまたま見かけて、ノスタルジックな表情なのに、ポップな動きが感じられることが気になったひとの、2020年から2023年までの4年間の作品が集められている。サイン入りも同じ値段だけど、気が引けるので、サインなしを申し込もうかと思ったのだけど、一点一点イラストを添えていて、どうもご本人が描きたくてしかたがないひとのようなので、せっかくなので、サイン入りにしました。保護犬、保護猫の活動もされていて、そのためのイラスト集もおまけで付けてくださった。●ドリー・ミクスチャー Dolly Mixture "BBC Radio Sessions" (Sealed Recordings, SEAL-029, 2023)。去年の発売なのに、まったく知らなかった。たまたま、ニュースサイトに出るタワーレコードの広告で見かけて。まだ在庫があり、たまったポイントもあったので、購入。このレーベルは、以前未発表録音集をやはりLPのみでリリースしていたけれど、それは買い逃してしまった。1979年8月7日(8月14日放送)、1982年9月9日(9月20日放送)、1983年10月27日(11月7日放送)の3回分の録音が収録されている。

 その他の今週の音楽。●やりとりがあって、ラガッツィ Ragazzi の客録りカセット(1989年秋)を発掘。彼女たちの録音が収められているオムニバス『アラスカZoo』も、ひとに聞いてもらうために作ったけど、渡す日に行き違いがあって渡せず、それっきりになってしまったCD-Rコピーを発掘した。片付けは、傍目にはまったく進んでいないように見えると思うけど、このようにあっさりと見つかると、「片付いている」ことを実感します。ラガッツィを改めて聞いたけれど、やはりよい。タイトルがわからなかった曲が「Live Your Life」らしいということもわかった。やりとりの中で、ラガッツィの前身バンド、イノセント・ラヴァーズの録音を聞くことができて、うれしい。カセットの整理もまた進めなければ。●いろいろ聞き直したテープの余白には、持ち歩き用にコピーした「お気に入り」のレコードが残っていて、それもついつい聞いてしまった。ファミリーだったり、プリティ・シングスだったり、ハットフィールド・アンド・ザ・ノースとか。●KBS京都ラジオ「レコ室からこんにちは」は、加藤和彦さんのドキュメンタリー映画の監督氏の出演。元KBS京都ディレクターの川村さんも出られていたのだけど、どうも、ピンと来ず。どんどん見たい気持ちが後退。●土曜日、18時から京都精華大学メディア表現学部・日本ポピュラー音楽学会共催『京都音楽シーンの変遷 この街で何が起こったのか?どんな音が鳴ったのか?』。オンライン参加を申し込んだ。Zoomは初めてだったので、粗相(操作ミスなど)しないか心配だったけど、早めにアクセスして、カメラとマイクのオフについて把握したので、事無きを得た。開催中、マイクをオフしていないひとが何人か居て、そうなるよなぁと思った。シンポジウムは、石橋正二郎さん、バンヒロシさん、小田晶房さんが、それぞれの視点で、括りとしての「シーン」ではなく、実在の場所から結果として生まれ出てきた流れについて、話されるというものでした。司会は岸野雄一さん。まだ整理しきれていないけれど、世代もあるけど、共通するのは、パンク/ニューウェイヴが、場所の変容ももたらしたということ。それまでの公共施設、ディスコ、喫茶/カフェが、自主活動に開かれていった(開いていった)過程があり、まったく別の「シーン」のようなそれぞれがどこかしら通じていたというところが面白かった。現在につなげるのは時間的にむずかしかったけれど、現在にないもの、現在と異なるものから、現在を知るひとはヒントが得られたのではないか。個人的に、やはり、クラブは縁がなかったなーという感慨がありました。

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