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2024年2月11日〜2024年2月17日


2月11日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2024年2月11日】
 今週の綱渡り。火曜日、母がデイに出たあとで、出発。ひさしぶりに自転車で駅まで行き、「JR茨木駅」に移動。「JR茨木駅」近くの謎の待ち合わせ場所から、11時半発の「エキスポシティ」へのシャトルバスに乗り、「エキスポシティ」に11時40分に到着。脇目も振らず、「ららぽーと」を通過し、11時47分、「109シネマズ大阪エキスポシティ」で12時15分からのジョナサン・デミ監督『ストップ・メイキング・センス』リストア版のチケットをとった。…やはり店で食事する時間の余裕はなく、バスに乗る前にコンビニで買ったパンで昼食。

 『ストップ・メイキング・センス』は、最初の公開時にも見ている…と思う。「扇町ミュージアムスクエア」で、だったと思う。なんだか記憶があいまいなのは、釈然としないものがあったからか。その後、LD (Laser Disc) も買った、のだけど、あれこれ売り払うときに、中古盤店への目玉商品として手放している。どこに釈然としないのかを確かめたくて、LDを買ったのに、やっぱり釈然としないまま。いや、なんだか、もりだくさん過ぎて、「容疑者」がたくさん居るかんじで。

 という訳で、ちょうど、見られる時間帯に上映回があったので、行ってきました。12時15分の回は、IMAX上映のみだったのだけど、IMAXの追加料金をシニア割引で差し引きゼロにしました。

 もやもやポイントは、演出過多、ということにする。ひとりでラジカセに合わせて、"Psycho Killer" はまだいい。ギターを弾いているから。わたしにとってのクライマックスは、"Found A Job" での前列3人揃い踏み。サポートメンバーが入ったことで音が変わってしまうことがあかんのかなぁと漠然と思っていたけど、ちがってた。デイヴィッド・バーンがギターを弾かずに、小芝居めいたことをすることがよぉわからんかったのだ。後半のでかいシャツも、フロアスタンドランプも、赤いキャップも要らない。音楽の躍動感と関係がない。歌の内容とも関係ない。なんのためのパフォーマンスかわからない、と思っていたのだ、きっと、以前から。

 演奏も、音もよかった。けど、デイヴィッド・バーンのパフォーマンスは、面白いと思えなかったし、ギターを弾いてよ、と思っていた。彼のギターは好きだから。と言っても、フォローにならないか。ひとつ、ずっと誤解していたのが、このステージ演出が、映画のためのものだと思っていたこと。これでツアーをしていたのだとは知らなかった。それはそれですごい、と思うけど、ツアーの最終日に、演出上のトラブルが発生したという話を聞くと、複雑な気持ちにもなる。

 IMAXという点では、字幕の位置が検討の余地あり。画面下半分に大きめの文字で映し出されるのだけど、読んでる余裕がない。上のほうでよかったと思う。目に入っても、動きに邪魔にならないように。

 帰りも、脇目も振らず、今度は、モノレール「万博記念公園駅」へ。一本逃したけれど、「南茨木駅」で乗り換えて、阪急で自宅最寄駅へ。買い物をして、帰宅。ぎりぎり、母のデイからの戻りに間に合った。乗換駅でも、ゆっくりしたかったけれど、綱渡りなもので。

 あとは、水曜日に、母のレンタルシルバーカーに不具合が出たので、交換。金曜日に、わたしの生命保険の件で、保険会社のひとが来宅。それ以外は、朝夕の買い物と片付けと「note」への投稿。

 土曜日、カンのダモ鈴木さんの訃報。2月9日逝去、享年74歳。カンのひとたちはみな、だけど、パーソナリティではなく、ただただ作り出した音楽だけが残っている。ダモさんが居た頃のカンの、ふわふわした感触は、ダモさんが触媒となって作り出されたものなのだろうと思う。それが、カンの中では、いちばん好きだ、としか言えない。
 

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