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2023年7月16日〜2023年7月22日


7月16日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2023年7月16日】
 豪雨とまではいかなくても、降ったり止んだりで、出にくかった。家に居ると、あれこれの作業を控えているので、つい、横になりがちで、用事が発生したときに起き上がると、先週よりも、眩暈、立ち眩みが起きやすくなっている気がする。

 金曜日(2023年7月14日)、近くのクリニックに、以前からの月一回の診察。退院日の朝の計測で80キロを切っていたが、78.3キログラム。おくすり手帳がメモ代わりになっているが、いま使っている分の最初が、母に異変が起きた2022年1月なのだけど、そのときが94.8キログラム。1年半で16.5キロ減。2022年春には85キログラム前後になっていたので、自炊による粗食が原因だったとは思うのだけど。
 で、ウエストがゆるゆるになっているのだけれど、ベルトを締めると、手術痕にさわるので、困っている。その割に、おなかのにくは減っていないので、手術痕そのものは、にくに隠れて、上からは見えず、自分ではまだ直視していないのだけれど。と、話して、クリニックでひと笑いとりました。

 火曜日(2023年7月12日)、少し前から、Twitterで見かけて、気になっていた谷小夏さんの個展が「JR大阪駅」隣接の「ルクア・イーレ」で行われていると知り、リハビリを兼ねて、行ってみた。うちの、最寄のJR駅近くの駐輪場は、相変わらず、満車だったので、阪急で梅田まで行き、梅田から歩いた。「イーレ」を「1100」と書くことを知らずに、「1100」ではないほうの9階まであがって、無いことに気付いて、2階だったか、連絡橋のあるところまで戻って、改めて昇ることに。リハビリにはよかったのかもしれないが。
 個展会場がある「梅田蔦屋書店」は初めてではない。できた頃にいちど来ている。でも、苦手なレイアウトだったので、それ以来、行っていなかった。今回も、展示がどのように行われているのか知らずに行って、見つけるまで、回廊型の店内をぐるぐるぐるぐる何周もしてしまった。リハビリにはよかったのかもしれないが。
 谷小夏個展『parko』の会場は、回廊の内側、苦手な飲食スペースの脇にあった。スポーツ、遊び、サティの曲名にあるような「気晴らし」をテーマとした女性たちの動きをとらえた作品集。古い雑誌や旅行パンフレットの挿絵のような表情で、今の動きや佇まいを伝えるかんじが気に入っています。出品作のポストカード2枚と、2022年12月、2023年1月に行われた個展『nuda』作品を集めた冊子を購入。

 「梅田蔦屋書店」にも、ヘンリー・カウ本はなかった。駅に向かう途中にある「グランフロント」の「紀伊國屋書店」にも一応寄ってみたが、やはりなかった。帰宅してから、大手書店の通販サイトに、店舗受け取りで注文を出した。

 土日は、「音凪企画12周年記念スペシャルライブ」の「雲州堂」フェスティパルの心持ちだったけど、二日連続は体力に自信がなかったので、土曜日の澁谷浩次さんと麓健一さんのライヴはあきらめた。Twitterで「強い風」「スズメバチ」「thereness and thatness」を演奏されたと知り、聞きたかった、とあらためて。
 きょうは、母の夕食の買い出しをしたのち、早めに出ても、歩き回って、あちこち寄れる訳ではないので、夕方、出た。駐輪場に自転車を預け、駅に向かうと、若い子たちのグループの姿が。たむろっているのかとも思ったけれど、それは現実逃避で、やはり、事故発生で、運行見合わせをしていたのだった。ひとまず、JR駅まで歩いて、乗った。天神橋筋商店街と交差している「天満橋駅」で降りて、あとは歩くことにした。交通費がかかっても、歩く距離を最小にしたいと思っていたのに、なんてこったい。いつもの「天六から歩き」とあまり変わらない。いたたたたた。

 「雲州堂」で「音凪企画12周年記念スペシャルライブ "SUMMER DREAMS"」コルネッツとバンド編成のゑでぃまぁこん。最初に、ゑでぃまぁこん。ペダルスティールの元山ツトムさんは欠席なれど、バンド編成はひさしぶり。そうでなくても、あまり聞きに行けてなかったので、なじみのある曲はほとんどなくて、バンドでは初めてだったり、そうでなくても、ライヴでは初めての曲が多かった。ゑでぃさんがレトルトカレーの話をした以外は、ひたすら、曲を演奏。これがもしかしたら、コルネッツの小熊さんに微妙な影響を与えていたかもしれない。
 コルネッツは、右半分にメンバーがぎゅっと集まっていて、左半分に西村さん、夏秋さんというステージ。新曲「日曜日」「彼岸の家」の他にも、「冬の朝」は初めて聞いたような気がするし、「何か心配事あるの」「雨」「長い塀」といった『乳の実』収録曲はアレンジに新風があった。そして、驚きのyumbo「鬼火」のカバー。終演後に、居らしていた澁谷さんに訊くと、「試聴室」での合同演奏はあったが、コルネッツ単独ではなかったし、澁谷さん自身も、演奏されることを知らされていなかったらしい。サプライズ。コルネッツによるアレンジ、演奏で、北田さんによるこの曲への思いを聞くこともできた。新曲は、いままでにないポップな感触の曲もあったけど、それに対して、小熊さんがなじめていない旨を話されて、ウェブラジオ/ポッドキャスト「らじこる」での会話と同様、曲への取り組みが語られていた。北田さんは、こういうのはどうだろう、と提示される方なのかもしれない。それに対して、メンバーが、ただ形にするだけでなく、納得のいく形を模索するのがコルネッツのやりかたであり、長く活動されているバンドなのに、いまも始めたての「バンド」のように取り組まれている。それを(準備時間を確保するためにしかたなくと小熊さんは話されていたけれど)ステージ上でも展開するところに、なんというかベースになっている信頼を感じる。「同郷なんです」「転校生なんだけどね」「まだ言うか」とか。いくつかの場面で、笑ってしまった。すみません。
 終演後、外で澁谷さんと少し話してから、北浜駅へ。運行再開していたけれど、ダイアグラムは乱れたままで、来るまで時間がかかったし、座れなかったけれど、なんとか一時間で帰れた。

 ゑでぃまぁこん『洞穴の狐』(CD-R)、『夕暮れの狸』(カセット、CD-R)を購入。カセットは予定していなかったのだけど…つい…あるのなら、と。

 帰宅すると、「寝ていて」と話していた母はやはりまだ起きていた。出かけたあとの外出はしなかったようだけど。ジェーン・バーキンが亡くなったことを知る。印象深いのは、80年代の作品。"BABY ALONE IN BABYLONE"、"LOST SONG"、ライヴアルバムの"AU BATACLAN"、"AMOURS DES FAINTES"、シングルの"Quoi"。アルバムは友人に聞かせてもろて、自分ではベスト盤しか持ってないというズルいあれだけど。

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