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2023年6月18日〜2023年6月24日


6月18日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2023年6月18日】
 いろいろ準備に追われつつ、火曜日と金曜日の母のデイケア日は、母が戻るまでの間に絵を見に行くことにした。火曜日は、此花区梅香(千鳥橋)「シカク」での小川雅章さんの個展「Osaka Lonesome Road」に。この一年間の間に描かれた作品を中心にした展示。今回も、鉄と油と煙と川のにおいが漂う工場地帯を歩く風景画です。必ず、愛犬のテツ氏が描かれていることで、連作のように見てしまうのでした。フォークリフト、貨物列車、渡船など、小さな頃から親しんでいたものたちも登場している。これらの作品をまとめた2024年のカレンダーを購入しました。
 今回は、ギャラリーの入り口に掲げられたQRコードをスマホで読み込むと、描かれた場所の地図とともに、小川さんがTwitterに投稿された解説が見られるようになっていた。実は、小川さんがそれらの解説をプリントアウトして持っていくつもりにしていたのが、バタバタしていて、できなかったのだ。でも、現場で解説を見ながら見るのはもったいないような、申し訳ないような気持ちになったので、その場は見ることに集中した。

 「シカク」では、行ったことはないけれど、馴染みのある名が頻出するので一方的に親しみを感じている新潟の北書店のについての冊子『北書店の本棚』と佐藤幸雄さんの連載がある『東京荒野』を2冊購入。『東京荒野』は季刊なのだけど、売っている店が近くにないので、見かけたときには号数が進んでいる。見かけたときに見かけた号を買うので、号も飛んでいる。何号を持っているのかもぼんやりしている。それで、この日は、棚にあった新しめの31号と32号を買ったのだった。

 梅香に行ったのはひさしぶりだったけれど、「FIGYA(フィギャ)」、「モトタバコヤ」と回って、「シカク」にすっとたどりついたときは、ちょっと自分に安心した。「シカク」の開店時刻を確認していなくて、早く着き過ぎて、駅前までいったん戻ることになってしまったけれど。

 金曜日は、「美術館「えき」KYOTO」(この名称は苦手です)での和田誠展に。金曜日の昼なのに、ひとが多かった。年譜や週刊文春表紙、似顔絵、YouTubeで見たことのあるアニメ作品などは飛ばし、原稿や指定など手書きの実物を見ることに集中した。
 この日はすぐに戻り、居住市の中心部に途中下車して、用事を済ませてから帰宅した。東本願寺発行の雑誌「同朋」2023年6月号(特集 フィールド・レコーディング 「聴く」から広がる世界)を購入。

 今回の外出で、最寄駅のひとつの駅前駐輪場が昼間、「満車」で停められないことがわかった。通勤時は、別の駅近くの駐輪場を定期利用していたので、そのもうひとつの駅前駐輪場は使っていなかったのだけど、定期利用がなくなったので、行き先に応じて選べるようになったはずなのに。

 小さな行き違いが多かった。ひとつひとつ片付けるしかなかったけれど。ここんとこの、その、あれで、来週はバタバタするので、次の日曜日の更新はお休みです。って、毎週日曜日更新と決めている訳ではないのだけれど。

 今週のテレビ。●6月12日(月)、関西テレビ『よ〜いドン!』の「となりの人間国宝」コーナーに、モチメさん登場。うっかり忘れていたのだけど、片付けを始めて、いつもは点けないのにテレビを点けたらやっていて、途中から見ることができた。多彩な活動が紹介されていた。週末のダイジェスト版からは漏れていて、残念だった。●月曜日夜は、NHK教育『映像の世紀バタフライエフェクト』、「ビートルズの革命 赤の時代『のっぽのサリー』が起こした奇跡」。ビートルズのメンバーたちの行動とその音楽がもたらした差別の無効化をきちんと描いていた。●「BS松竹東急」での『二人の世界』。物語は追っているけれど、それと同時に、1971年当時の考えかたや背景が気になって見ている。第6回では、フランスのライブラリーもの "TELE MUSIC" からリリースされたエルベ・ロイの"FRENCH POP" から "Psycho Labyrinthe" がラジオから流れていて、驚いた。あおい輝彦が演じる主人公、栗原小巻の大学生の弟の部屋には、『軽蔑』や『パピヨン』といった映画のポスターが貼られているが、それを見た父親が「ポスターは通りに貼るものだろう」と難色を示していたのも、その時代のとらえかたを示していて、興味深かった。●6月14日(水)、『それってパクリじゃないですか?』最終回。サイコパス的あるいはパラノイア的な悪いひとが出てこない、よいドラマでした。●6月15日(木)、NHK教育『クラシックTV』「巨匠 テリー・ライリー降臨! 変わり続ける音」。"In C" を演奏しているところは見たことがなかったので、ただただ楽しい。

 今週の音楽。●KBS京都ラジオ「大友良英JAMJAMラジオ」2023年6月10日放送分を月曜日に。皆木大知さんのソロ特集。ヴォーカルを苦手に感じていて申し訳なくて踏み込めなかったのだけど、インストゥルメンタルは好きです。●NHK-FM「伊集院光の百年ラヂオ」2023年6月11日放送分を翌日、聞き逃し配信で。「日曜娯楽版〜三木鶏郎の冗談音楽〜」特集。●NHK-FM「夜のプレイリスト」で、俳優の中村雅俊さんがかけたフォー・トップスの『REACH OUT』を。●YouTubeで、"Philadelphia Folk Festival"(1970)を。ケイト・マクギャリグルとロマ・バランとのデュオの演奏を初めて聞くことができた。曲は、"Circle Goes Round"。あまりピンときてなかったハッピー&アーティ・トラウムの "The Hungry Dogs of New Mexico" もよかった。レコードとは異なるペダル・スティールに惹かれた。あと、誰のかわからない "If I Were A Carpenter"。●YouTubeで、スティーライ・スパンの(ロック寄りだけど)いちばん好きなアルバム、"COMMONERS CROWN"の頃のTVでのライヴ。

6月19日(月)
[一回休み]
6月20日(火)
[入院につき、一回休み]
6月21日(水)
[手術につき、一回休み]
6月22日(木)
[一回休み]
6月23日(金)
[一回休み]
6月24日(土)
[一回休み]

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