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2023年6月11日〜2023年6月17日
6月11日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2023年6月11日】
何もしていなかったような気がするけれど、ばたばたとしていたような気もする一週間。いっぺんにあれこれできなくて、ひとつひとつ片付けているからか。母を初めてのクリニックに連れていったり、自分がひさしぶりに歯科を受診したり、母の訪問看護があったり、ケアマネさんとの打ち合わせがあったり、ミッションをこなしたり。雨が降ったり、止んだりで、合間を見てやるかんじで、待ち時間があったのも、何もしていなかったような気がする原因かもしれない。 訃報が続いた。アストラッド・ジルベルト、ジョージ・ウィンストン、トニー・マクフィー、神戸・元町の古書店、トンカ書店〜花森書林の店主、頓花さん。頓花さんの訃報には参ってしまった。面識はなく、店にうかがったのも、合わせて十回くらいのものだけど、面白くて、濃い品揃えなのに、さっぱりしたかんじを与える棚が好きだった。2019年に移転して、花森書林として再スタートしたあとは、いちど行けたけど、翌年、新型コロナウイルス禍が始まり、その他の事情もあって、神戸まで出向くことがなかった。今年3月に、花隈にみのようへいと明明後日を聞きにいったとき、ひさしぶりに寄ったばかりだった。店番は頓花さんではなかったので、きょうはお休みか、くらいに思っていた。 「BS松竹東急」での木下惠介アワー再放送シリーズ、月曜日に、『3人家族』が最終回となり、火曜日から、出演者が重なっている『二人の世界』が始まった。竹脇無我と栗原小巻が演じる二人が、『3人家族』での二人を否定するような設定で面白い。先を考え過ぎて躊躇うばかりだった二人が、今回は思い立ったら突っ走る役どころになっている。出会いは、実在のイタリアのシンガーソングライター、アルマンド・ロメオ
Armando Romeo の既に満席になっているコンサートに入れないかと竹脇がゴネているところにたまたま行き会った栗原が、裏口から侵入することを提案し、見つかって逃走するところから。映ったポスターからすると、ロメオのコンサートは1969年11月4日(火)のサンケイホールのようだけど、傍証は見つけられなかった。エンリコ・マシアスのポスターも見えたけど、ライヴ盤が出ている1969年10月28日のものだろうか。アルマンド・ロメオは、15、6世紀の古典民謡ではないと思うけど、配信で聞けるものをあれこれ聞いてみたけど、歌の題名はわからない。わからないと言えば、タイトルバックになっているジャン・コクトーの絵も見た気がするけど、作品名がわからない。
その他の音楽関連。●河合愼五さんのSpotify Podcast「曇天放送局」での「巷のダイアログ」第14回を聞く。DJ Sekiyaさん選曲・解説による「デビッド・ボウイレポート」。Chapter 1として、"YOUNG AMERICANS" まで。河合さん、DJ Sekiyaさん、それぞれのボウイ体験を織り交ぜながら、カバーやライヴ録音を含む15曲がかかった。●KBS京都ラジオ「大友良英JAMJAMラジオ」、2023年6月3日放送回を「radiko」タイムフリーで。岸野雄一さんゲストの第2回。小さな軋轢を(作って)擦り合わせて解決していくことが民主主義の演習になる、という話をされていた。軋轢の擦り合わせは、仕事ではやってたけど、地域活動では確かに避けがち。仕事はなんだかんだ言って、最終地点があるし、ダメならダメでしかたないというところがあるけど、ご近所はそうは最終地点はないし、ダメだとつらい、から。一方で、行政は、能力も金も時間もないのであればそれで頭を下げればいいのに、あっても「そっち」には使いたくないのか、やらない理由を言わず、嘘の理由をでっちあげ、言葉の意味をねじ曲げて世論を誘導し、軋轢の擦り合わせを葬って、被害者に非を負わせることを続けている。看板をおろしてほしい。難民受け入れとか、民主主義国家とか、先進国とか。●「ザ50回転ズのロックンロール予備校2」初めての名盤シリーズ、今回はピンク・フロイド『狂気』B面。彼らが聞いているが動画では流れていない音を記憶でたどるという「ヤなかんじの年寄」遊びをやるのだけど、途中で寝るつもりでいるのに、いつも最後まで聞いてしまう。●コルネッツのラジオ「らじこる」第8話は、「Red」について。小熊さんが「歌える」ことを自覚したというコルネッツ開始以前の話を聞くことができた。Twitterでのコメントを、おたよりとして、紹介してもらいました。うれしい。 |
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