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2023年3月26日〜2023年4月1日
3月26日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2023年3月26日】
火曜日の朝、母が、耳の後ろがかさかさしていると言うので、だいぶ治まってきている湿疹が出たのかもしれないと、耳用の軟膏を渡したのだけど、その日、デイケアから戻ってきたとき、担当のひとから、別の症状の可能性を聞いた。通っているクリニックは、火曜は祝日で休み、水曜は定休日ということで、木曜日。あいにくの雨で、ワンメーターだけど、タクシーを呼んで、クリニックへ。示唆された症状でした。早い段階だったので、それほど酷くならなさそうなのが幸い。でも、規則正しい生活と対応が必要なので、落ち着くまで夜遊びはできないな。事前に準備して、言い含めても、帰りが遅いと、寝ないで待っているし。 クリニックの隣は、ファミリーレストランなので、母の気晴らしにもなるし、昼食はファミレスにしよう、と思っていたのだけど、診察が終わって出たら、驚いたことに、解体工事をしていた。行きのときに気付かなかったのは、余裕がなかったのだろうか。 月曜日、中退共から、残りの退職金の振込通知書が届いた。こちらのほうは一区切り。 片付けはあまり進まず。VHSデッキが故障しているので、VHSテープの整理はしばらく棚上げすることにして、叔母から引き継いだ古い棚に入れていた分を含めて、押し入れに。それから、やはりその古い棚に入れていた書類入れの整理に取りかかる。 音楽関係。●火曜日(3月21日)、momohashiさんが参加しているオムニバスアルバム『morning fog』配信リリース。このあいだ、花隈で見たdat kidsのひとが企画したもので、momohashiさんの「愛の星」を収録。同年代のバンドを集めたとのことで、バンカラなロック、しなやかなソウル、アコースティックなバラッドなどさまざま。momohashiさんの他では、洒落たインストゥルメンタルのshom「Keep up apperances」、PERRIERTOのソウルバラッド「Room」が特に印象に残った。●火曜日、コルネッツのラジオ番組「らじこる」第3回、「著莪の花」についての話。●木曜日(3月23日)、クリニックに行くためのタクシーが来るのを待ちながら、「Discogs」に登録してから懸案だったフィル・マンザネラ "LISTEN NOW" 拡張版のボーナストラック "Blue Gray Uniform" の作者についての記載誤りを修正した。P. Wheelerとある作者について、Peter Wheelerにリンクされていたのだけど、正しくは、ジョン・マーティン作品に参加しているPaul Wheeler。"Blue Gray Uniform" については、Greyと表記されているけれど、フィル・マンザネラが参加したデモがネット上で公開されている。ジョン・マーティンとの関係は、氏のウェブサイトに掲載されているニック・ドレイクとジョン・マーティンについての回想に記されている。二人を結びつけたのがポール・ウィーラーさんなのでした。彼らの交友には、マンザネラとクワイエット・サンを組んでいたビル・マコーミックの兄、筆名イアン・マクドナルドで評論活動をしていたイアン・マコーミックがいた。傍証もあげて、修正投稿をしたら、Discogsから、「Correct vote was cast」というメールが届いた。検証してくれたということやね。あたりまえのことだけど。●木曜日遅く、藤本成昌さんから『XTC Chronology 1966-1999: Minding the Gaps』PDF版が届いた。日本でのラジオ番組についても触れられている。ラジオ聴取ノートを見ているところだったので、XTCがかかった番組を拾い出してみた。●木曜日、寝る前に、youtubeのおすすめで出てきた「ザ50回転ス゛のロックンロール予備校/初めての名盤!!キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』」を聞いた。曲は無音で反応をメンバーで話し合うのだけど、3人ともまったく聞いたことがなかったらしく、ストレートな反応が面白くて、途中で寝るつもりだったのに、最後まで聞いてしまった。「名盤」への聞き手としての期待が外れたりしつつ、"Moonchild" の即興パートを経て、作り手としてのシンパシーへ変わっていく。いわゆるロック(の名盤)ではないけれど、意欲が伝わる作品で、「置き所がロックしかなかったのではないか」と話していて、いいなと思った。●金曜日(3月24日)、石若駿『SONGBOOK VI』、Joyce with Mauricio Maestro "NATUREZA" のコンビニ引き取り。実は、前日、クリニックから戻ってから、雨も降っているし、買い物と薬局は行ってくるよと言って、母を恐縮させたのだけど、コンビニ引き取りがあることは伏せていた。のだが、引き取りに必要な払込票を忘れてしまい、ほんとうに買い物と薬局の用事だけになったのでした。●土曜日(3月26日)、いつか調べようととっておいた産経新聞2002年4月30日(火)より、Yさん(71)の投書「また聴きたい廃盤レコード」について調べた。キーワードは、「アラーの神の安息日」または「祭日」、「昭和十四、五年ごろ」、「手回しの蓄音機」、「シングル盤」、「パステルブルーの空の下に金髪の美女が写っているジャケット」。Friml作曲のオペレッタ "Katinka" 挿入曲、"Allah's Holiday" のようだけど、特定はできなかった。"My Blue Heaven" に似たかんじの朗らかな曲。二村定一によるカバー(「椰子の葉陰に」)もある。●日曜日(3月26日)、また終日雨で、やむのを待っていたけれど、やまないので、しかたなく徒歩で、買い物、からのコンビニ引き取り。David Cunningham "GREY SCALE" CD。"Error System (ABCD)" が追加収録されている。 訃報が続く。●クマ原田さん。1982年に来日したときのペンギン・カフェ・オーケストラへの参加と、ミック・テイラーの1枚目のソロアルバム "Mick Taylor"、特にB面の演奏が印象深い。●ひろしさん(ひろしna/燻裕理(くん ゆうり)/Hiroshi Nar)。知り合いに、近しいひとが多いので、ただのリスナーの感想が届いてしまうことは避けた。彼らが投稿する映像や音を聞いていた。●俳優の団次郎(団時朗)さん。うちにも「MG5」、あった、昔。『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 門出の桜』再放送を見たばかりだった。●さべあのまさんや高野文子さんらが参加していた同人誌「楽書館」の水野流転さん。作品には接することができなかったけれど、さべあさんや高野さんの作品を通じて、一方的にお世話になったと思っています。 テレビなど。●NHK-BS『本日も晴天なり』最終週。ビートルズ好きだった息子は、ケニア、モンバサに旅立つ。仕事と共に、現地の音楽への関心が語られていたけれど、その音楽は登場しなかった。登場人物それぞれの来し方を物語の中できちんとたどる、良いドラマだった。●WOWOW『ながたんと青と いちかの料理帖』第1回のみ無料で見られた。門脇麦主演。ミニマルっぽい音楽が気になった。音楽担当は、田辺玄、Rachel Abstract。●NHK-BS『グレースの履歴』。不意に亡くなったことで残ってしまうものについて考えてしまう。●読売テレビ『しょうもない僕らの恋愛論』、テレビ大阪『今夜すきやきだよ』最終回。どちらも、それまであまり気にとめていなかった俳優が気になってくる、「ハマリ役」と思えるドラマでした。前者はトリンドル玲奈さん、後者は中田青渚さん。『今夜すきやきだよ』は、音楽(MAYUKO)もよかった。 |
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