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2023年1月22日〜2023年1月28日


1月22日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2023年1月22日】
 出かけたり、2階で作業するとき、母に所在を知らせるために、使っていなかったホワイトボードをひっぱり出した。母が退院したときに、連絡用に要ると思ったのだけど、なんでか、そのとき、2枚買って、1枚は冷蔵庫に貼って、その日の体温やゴミ出し日や訪問予定を書いているのだけど、1枚は使っていなかった。(買ってから、冷蔵庫のあまり見ない側にまったく使っていないホワイトボードがあることに気付いたのだけど、それは別の話として)。

 居間のPCを2階にあげることも考えたのだけど、そうすると2階に居がちになりそうなので、PCは居間に置いたままとして、2階で作業するときも、必要があれば降りて覗くことにした。Bluetoothスピーカーは、その点でも役に立っている。居間のPCでかけたり受けたりしている音を、作業中も持って歩けばよいので(居間から離れるときは、つまづき回避のため、電源コードを外して、充電で稼働)。あと、ヘッドフォンを使わなくてよいという点でも。

 木曜日。早朝、段ボールと古着の処分。午前中、『君は永遠にそいつらより若い』と火曜の夜に改めて見て良かった『心の傷を癒すということ』のサントラを配信で聞きながら、片付け。音楽関係の紙類がほんとうに多くて、ファイルボックスでは足らず、しかたなく箱に入れる。箱に入れたままにしないようにしないと。

 午後、TBSラジオ「たまむすび」を聞きながら、片付け。旧と言うべきか、元と言うべきか、弟の部屋だった部屋から、弟の残していった持ち物をまとめて、母が使っていた部屋に移して場所を空け、部屋の整理も進める。と言っても、本を空いた壁際に寄せて積むことで、何の本であるか、何の本があるかを見えるようにしただけだけど。それにしても、探しているものが出てこない。出てきたら、開墾、ではなかった悔恨、でもなかった開梱の意欲が薄れることが予想されるので、それはそれでよいのだけど。

 出てきたものは、然るべき場所があるものは、そこに移す。問題は、その然るべき場所がすぐに出てこない場合に置いておく一時置きの場所がないということ。仕事でも、共有サーバー上の一時置きの場所(Temporary Folder)が普段使いになって、いっぱいになってしまうことがよくあった。できるだけ早く然るべき場所も見つけ出して移すようにしないと、とほとんど物置と化している自室、弟の部屋(だった部屋)、作業用にしている第二の居間?の間を行ったり来たりしている。

 またも20時過ぎに眠ってしまい、夜中に目が覚めるという失敗。ドラマ『警視庁アウトサイダー』を「GYAO!」で見ながら、眠くなるのを待った。このドラマは、場面の切り返しが多くて、見づらいし、コメディとしてもふざけすぎなのだけど、日常日本語会話にツッコミを入れつつ、遊んでいるかんじが面白いので、つい。

 金曜日、朝、デイヴッド・クロスビーの訃報。近年のLighthouse Bandとの演奏がとてもよかったので、買おう買おうと思いながら、買いそびれていた。聞いているからとて、本人にアピールすることはないけれど、亡くなられてから買うのは、申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ないけれど、注文した。

 健康保険の切り替えのため、母をデイケアに送り出してから、市役所に。健康保険資格喪失証明書として、雇用保険受給資格者証でよいと市のサイトにあったので持っていったら、退職日がわからないのでダメだと言う。そうであれば、退職日がわかるものと注釈を入れておいてくれればよかったのだけど。健康保険の切り替えは退職日から14日以内とあるけれど、離職票が届くのは14日後の場合もあるという。退職証明書を申請しとかなあかんかったんやね。約20年振りのことですっかり忘れていた。
 退職日まで有効だった健康保険証があれば問い合わせしてみますということなので、念のためとっておいた控えを取りにいったん戻ることに。自転車で片道20分、着いてから窓口に呼ばれるまで30分くらいかな。やりとりが15分。既に11時をまわっている。戻って、控えをプリントアウトし、再び市役所に。ちょうど昼休みの間に手続きしてもらうかんじになってしまった。

 市役所の隣の中央図書館に寄って、分館にはない本を2冊借りた。それから、思い立って、市の中心部にある大きな書店へ。「BRUTUS」2018年2月5日号(No. 863)、「山下達郎のBrutus Songbook」特集の増補改訂版が去年の12月に出たのだけど、元のにあったちょっとした間違いが訂正されているかどうかを確かめようと。元のをどうしようか迷った末に買わなかった気がして、増補改訂版を検討するも、やっぱり見送ることにしたところに、片付けで、実は買っていたことが発覚。それでパラパラとめくっていて、そのちょっとした間違いがあったことを思い出した。山下達郎氏が話していることの注釈が「解説ひとつかみ」として掲載されているのだけど、「ひとつかみ解説」になっているところがあって。見直しても、わざと変えているとは思えない。そしたら、改訂版では修正されているかな、と。長くなりましたが、結果。元のままでした。
 どうも迷ったものは、結果どうしたかを間違えて記憶しがちのようです。

 昼過ぎになったので、書店が入っているショッピング施設内の食堂で昼食。そのとき、SNSで見た山田英生編『つげ義春賛江 偏愛エッセイ・評論集』が気になったので、昼食後、書店に戻った。山田英生編ということで、てっきり、ちくま文庫だと思い込んで、文庫棚を見てみたけど、見当たらず。その代わり、出ていることを知らなかった『旅人まんが 鉄道篇』というアンソロジーを見つけた。2022年11月発売。今回も、うらたさんの「RANDEN」を選んでくれています。しかし…いっしょに、トラウマ作品、池上遼一「白い液体」が収録されている。ので、思わず、置いてきてしまった。あとでウェブで見直したら、表紙もうらたさんやん。
 帰りは、知らない道を走ってみるシリーズ。何度目かに知ってる道を出くわしたとき、母がデイケアから帰ってくる時刻が近付いてきたので、戻ることにした。途中、図書館の分館にも寄った。中央図書館になかった小説を探すもやはり見当たらず。

 夜、配信最終日の大崎章監督『キャッチボール屋』(2005年)を見始めるも、半分を過ぎたところで、たびたび睡魔に襲われたので、そのたびに戻して見直して、結局、配信終了15分前に見終えた。2時間かかってしまった。公開当時、大森南朋さん主演であること、SAKEROCKが音楽であること、と、キタキマユさんを気に入っていたことから見たのだと思う。元々のキャッチボール屋を庵野秀明氏が演じていたとは知らなかった。

 土曜日、早朝、ブレヒト/ワイル作品集廉価盤ボックスの出典探しの続き。4枚目は、ジークフリート・ケーラー指揮、デュッセルドルフ室内管弦楽団・児童合唱団の演奏による『承諾する者』(1954年録音)。ブレヒトの戯曲 "Der Jasager" は、"Neinsager" と対になる作品だけど、ワイルの音楽は、"Jasager" のみのため、この作品集には "Der Neinsager" は収録されていない。この作品は未見/未読なのだけど、ウィキペディアによると、「イエスマン」「ノーマン」で知られているとある。でも、一応ウィキにも留保はあるものの、権威の言いなりを指す「イエスマン」はもちろん、手塚治虫の漫画にある「ノーマン」も、個人的に違和感がある。承諾する者、拒否する者という対でよいように思う。ただ、学校演劇として書かれ、「者」は子供(少年)なので、者と言うのもなぁという気はしている。ロッテ・レーニャは監修のみの参加。ここにも正規の単独発売盤での誤記が訂正されている、と思ったら、誤記はDiscogsの記載だった。訂正すべきか。なんだか、研究者がたくさん居るであろうブレヒト/ワイル作品について訂正を入れるなんて、おこがましい気がしなくもないですが。
 5枚目、『(小市民の)七つの大罪』。演奏は、ヴィルヘルム・ブルックナー=ルッゲベルク指揮、ハンブルク交響楽団。単独発売盤では、ロッテ・レーニャ名義のように大書されているものもある。1956年録音。

 外出はしないで、片付けの他、家の用事など。夜、NHK教育「ETV特集 オモニの島 わたしの故郷 映画監督・ヤンヨンヒ」を見る。去年の「こころの時代」でのインタビューも使われていたけれど、ヨンヒ監督のこれまでの作品を振り返り、現在の活動を伝えるものになっていた。作品は、韓国でも上映され、真摯に受け取られているよう(人気がある、話題になっている、評価されているといった言葉が思い浮かぶも、しっくりこないので、ヘンな言いかたで申し訳ない)。エッセイ集も韓国でよく読まれているという話が出ていて、そんな本が出ていたのか、と思ったら、日本語版はまだ出ていないとのこと。

 昼から、外出。しょうにゅうどうのアルバム発売お披露目ツアー「しょうにゅうどうの東奔西走」を聞きに、「音凪」に。14時開場、15時開演。『ほろほろ』収録曲に加えて、しばらくお蔵入りにしていたというカップル機微もつれソング、河合さんのラジオで聞けたかえる目「記憶術」カバーなども聞けた。CD版では何故か入っておらず、前回の大阪でも聞けなかった鉄琴が入った正調「首飾り」も聞けた。なんというか、見つめているのに見逃してしまう、手元でふわっと曲がる変化球のようなメロディを、おふたりがじんわりと形にしていく様子が見られることがとても楽しかった。
 帰りに、ジャケットになった北林研二さんの版画をリソグラフで印刷したポスターを購入。ところで、CDの"ジャケット"の内側、色合いがちがうものが2種類あるらしい。幕間DJをされていた武村さんが話されていたように、マニアなら2枚とも、といきたいところだけど、こっちだったかというのも楽しみのひとつ。ライヴ会場だと、どっちかリクエストできるみたい。

 行きも帰りも、天神橋筋商店街を歩いて端から端まで。古本屋を覗きながら。「天牛書店」で、「芸術新潮」2006年5月号、特集「はじめての武満徹」を買ってしまった。和田誠ものでもあり。このあいだ、テレビで武満徹が音楽の『切腹』を見たばかりということもあった。

1月23日(月)
[一回休み]
1月24日(火)
[一回休み]
1月25日(水)
[一回休み]
1月26日(木) 【▼ぐりぐらメモ/2023年1月26日】
 月曜日の午前中は、KBS京都「大友良英のJAMJAMラジオ」(篠田昌已特集(5)、1月14日放送)のPodcast版、TOKYO FM「トランスワールドミュージックウェイズ」(「チンドン・アワー」アンコール前篇、1991年放送の再放送)を聞きながら、片付け。ちょうど前日の夜、別の捜しものをしていて、実は見失っていたコンポステラ『1の知らせ』を見つけ出したところだった。「JAMJAMラジオ」の篠田さん特集が、全5回通しで収録されていたことを知り、驚いた。そこで触れられていたライヴのチラシが『1の知らせ』にはさんであったので、Twitterに投稿した。番組では、『我方他方』掲載の写真がポストカードにもなってたよねという話が出ていたので、そのポストカードも。

 片付けで出てきたものを投稿していると、懐古趣味にとられかねないけれど、現在の話題への関心を補うもの、見直してやっぱりええなと思えるものを投稿しているつもりです。歳くっていて、そのときたまたま出会ったから手元にあるというだけの話だから、コレクション自慢と受け取られても困るし。とは言うものの、検索を通して見つけられるという点では、とにかく投稿してさえあれば、「見つけたときがそのとき」になる。そうなると投稿時点の「現在」が余計なものになる可能性もある。

 午後は、「赤江珠緒 たまむすび」を聞きながら、片付けを続けていたのだけど、うちから二番目に遠いスーパーが一割引の日で、買いたいものがあると母が言うので、一緒に行くことにした。足がだいぶたよりないかんじなので。帰る頃には日が落ち始めていたので、片付けも終了。

 火曜日、母がデイケアに出ているので、あれこれデスクワーク。準備を終えて、外出したが、予想以上に時間がかかってしまい、戻りが、母の戻りに間に合わなかった。片付けのために2階に居たり、外に出たりすることで、不安がらせていないだろうか。聞こえにくくなってもいるので、移動の気配もきっとつかめていないと思う。
 夕方の買い物の帰り、雪が降り始めた。

 水曜日。起きたら、雪が積もっていた。道路は、表面をうっすらと、というかんじだけど。前の日の夜中、様子を見たときはまだ白くなっておらず、大丈夫かなと思っていたのだけど。アルバム一枚分をbandcampサイトで聞きながら、片付けをしたのち、最後の給料日なので、雪跡の道を、最寄駅前のATMまで自転車を走らせた。ATMは混んでいたので、確認のみ。自転車で行くしかないのに、自転車置き場がないのがつらい(だから、退職日の翌日、もしかして降り込まれているかもと思って確認しに行ったときは歩いて行った)。ちゃんと確認していなかった書類も届いて、あとは手続きするのみ(時期について思案中)。

 昼の買い物は、最寄駅近くのスーパーに初めて寄って。あれっ、このチェーンだったっけ。と思ったら、15年前に吸収合併により、前のチェーンは消滅していた。通勤していたときもふだんは通らないところにあったとは言え。

 午後、「赤江珠緒たまむすび」を聞きながら、片付けを続行するも、しんしんと冷えてくるのがわかる。指先にいちばんきてる。細かい作業ができなかった。弟が残していった本や雑誌を固めて、段ボールに移すなど。それにしても、動機付けとしての探索物がまだ二点出てこない。ひとつは、無い期間購読していなかった可能性もあるけれど、なんとなく購読していることを公言することが憚られる(ヤらしいもんとちゃうよ)ものだったので、ここにも書いておらず、記憶も定かでない。いや、これは10年も前の話ではないのだけれど。
 
 「本の雑誌」の目黒考二さんの訃報。「本の雑誌」はときどき、記事によって、読むというくらいだったし、読んだという実感があるのは、北上次郎名義の冒険小説評論関係だけど、「本の雑誌」周辺の、作っているひとたちの本をめぐるドタバタぶりを読むのが、楽しくて、好きだった。

 夕方、通院。薬が30日分から50日分になったのは、健康保険の切り替えと関係があるのだろうか。それとも、数値が安定しているからだろうか。

 木曜日、午前中は、新年早々に壊れたコンロの新調。予定より少し早く始まって、思っていたよりも長くかかった。午後は、捨てるものが多くなってきたので、ゴミ出しの準備を始めたら、それで終わってしまった。金銭関係の書類を長く残していたけど、いちども用がなかったので、この機会に捨ててしまおう、と。とか言ってると、必要になったりして。

 ちょっと足りないものがあったので、夕方遅く、買い物に出た。どっちが主目的かというかんじだけど、通販物を受け取りに、コンビニにも寄った。デイヴィッド・クロスビー&ザ・ライトハウス・バンド David Crosby & The Lighthouse Bandの "HERE IF YOU LISTEN" (2018年10月26日発売)と "LIVE AT THE CAPITOL THEATRE" (2022年12月9日発売)、それと、baobab + Haruka Nakamura 『カナタ』(2019年12月13日発売)を受け取る。

 "HERE IF YOU LISTEN" は、David Crosby, Becca Stevens, Michelle Willis, Michael League 名義だけど、このメンバーで2018年12月8日に行われたコンサートの記録が、"LIVE AT THE CAPITOL THEATRE" なので、The Lighthouse Bandということにしておく。Tiny Desk Concertの映像を見て、ハーモニー、アンサンブル、アレンジともいいなと思って、"HERE IF YOU LISTEN" を購入候補に入れていたのだけど、何度か躊躇してしまっていた。理由は、製品デザインがいまいちだったこと、だと思う。その点、"LIVE AT THE CAPITOL THEATRE" はよいかんじで、こっちを先に…と思ってカートに入れていた矢先の訃報だった。ライヴアルバムの演奏曲目は、"HERE IF YOU LISTEN" から"Woodstock" を含めて4曲(いちばん気に入っている "Other Half Rule" が入っていないのが残念)、バンド名の由来になったマイケル・リーグとの共作と言っていい2016年のアルバム "LIGHTHOUSE" から5曲、CSN/CSNYクラシックスが "Woodstock" を除いて2曲、クロスビーの1枚目 "IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAMES" から2曲、グレアム・ナッシュとのデュオ作 "WIND ON THE WATER" から1曲、ベッカ・スティーヴンスの2017年作品 "REGINA" のタイトル曲の16曲。同録のDVDがセットになっている。というか、DVDからまずかけました。

 baobab + Haruka Nakamura 『カナタ』は、タイトル曲を、ドラマ『ひきこもり先生 Season 2』で聞いて。覚えていなかったけど、一昨年の元のほうでも、「カテリーナの讃美歌」が流れていたとのこと。CDだけど、ジャケットは、7インチサイズで、写真家の川内倫子さんの写真が掲載されている。知らなかったのだけど、去年12月にこの編成でのツアーがあり、大阪(堺)では2日間組まれていたけど、両日sold outだったらしい。こうした、派手ではないけれど、熱心な聞き手が居る「静かな人気」はどこから来たのか、気になります。

 いろいろ聞いているけど、思い付いたものを定額制配信でということが多いので、メモするほどのことでもないか(昔から、「Now playing」投稿の意義がわからない)。●どこからだったか既に定かでないけれど、Apple Musicの「同じタイプのアーティスト」に白木秀雄があがっていて、「配信あるんや」と思って見てみたら、『祭りの幻想 FIESTA』で、Trunk Records経由だった。Trunk Recordsについては、発行部数が少なく、すぐに廃盤になるので、チェックしたいところなのだけど、主宰のジョニー・トランク氏をフォローしているものの新譜情報はまったく告知してくれない。●そう思って、ひさしぶりにサイトを見てみて、びっくり。いつか発掘盤が出たら欲しいと思っていたデイヴ・クラーク・ファイヴの映画『5人の週末』の劇伴集(当時のサントラ盤には未収録)が去年の秋にリリースされていた。配信のみのようで、(アナログが即完売という訳ではなくて)ほっとするやら、(CDが出ていなくて)残念やら。ベイジル・カーチン&ジョン・コールマン Basil Kirchin & John Coleman "CATCH US IF YOU KIRCHIN"。定額制配信でも聞けた。映画では車のエンジンを吹かす音が被っている1曲目のイントロがカットされているのがちょっと残念。19分なのだから、デイヴ・クラーク・ファイヴの演奏を収めたサントラ盤にボーナストラックとして追加したCDが出てくれるとうれしいんやけどなぁ。Trunk RecordsサイトからDL購入しようか。

1月27日(金)
[一回休み]
1月28日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2023年1月28日】
 金曜日、雨から雪、雪から雨。母がデイケアの日ということで、出かけたかったけど、雪または雨が降り続いていて、断念。デスクワーク…ワークではないか、賃金が発生しないから。いやホームワークも給料出ないけどワークではないか。調べたり、探したり、作ったり。探しものは、整理されたことと言うよりは、整理を行っているということのおかげで、スムーズに見つかった。夕方、買い物がてら、作ったものの投函。材料は数日前に用意していたとは言え、一日で完了させることができてよかった。できるひとは、働きながらでも、できるのだと思うけど。これは、他のいろんなことについても。

 作業しようとすると、道具不足を痛感。在職中は、ほんまはあかんのかもしれんけど、切り揃えるとか糊付けするとか、ちょっとしたことを仕事場で済ませていたので、その間、自宅で放置されていた文房具は使いものにならなくなっていた。前にも書いたけど、近所に文房具店らしき文房具店はもう無く、100円ショップかコンビニで調達するしかない。なんだかたよりない気がするのは偏見か。

 土曜日、なんとなく片付けも休み。手だけは外に出しているので、冷えて、しかたがない。夏に痛めた指が、痛めたところだけ、しもやけのようになって、痛みが再発しているし。NHK-FM「ウィークエンド・サンシャイン」のテリー・ホール特集を聞きながら、調べものの続きなど。
 母が通院から帰ってきて、途中で寄った薬局の前でよろけて、こけたという。それから、少しして、家の中でもよろけて、しばらく立てなかった。きょうも、出かけるのは取り止めにした。求職活動はやはり一年延期すべきか。

 夕方、買い物から戻ったら、通販したものが届いていた。スティーヴ・ヒレッジ Steve Hillage "RAINBOW 1977"。1977年11月3日、レインボウ・シアターでのライヴを収録したもの。知らなかったのだけど、ボックスセット "SEARCHING FOR THE SPARK" に収録されなかった "BBC IN CONCERT" で放映されたものの拡張版だった。このときの「BBC IN CONCERT」は、一部がNHK-FMの大晦日特番で流れたのを聞いていた。ボックスには、2日違いの1977年11月1日のブライトンでの録音が収録されていて、曲目も同じで、当然、アレンジや演奏もほとんど変わらないのだけど、"Radio" のイントロの即興など些細なところで「思てたんとちがう」ので、11月3日の録音が入らなかったことを残念に思っていたのでした。

 "RAINBOW 1977" のことを知ったのは、金曜日の早朝に「Burning Shed」から届いたお知らせメールで発掘盤 "LA FORUM 31.1.77" の発売を知って。大好きな1976年12月4日の「BBC IN CONCERT」での演奏の一か月後の録音で、BBC放送用録音にはない "Hurdy Guardy Man"、"Lunar Musick Suite" が含まれている。"LA Forum 31.1.77" のボーナストラックは、1977年3月26日のレインボウ・シアターでの録音("LIVE HERALD" の補完)で、ボックスの1976年12月4日録音におまけとして収められているものと同じ。という訳で、ほぼ同じ演奏と仮定して、L Bandによるライヴ演奏を聞いたことがない2曲を聞くために "LA FORUM 31.1.77" を買うかどうか。
 L Bandによる録音は、1977年2月12日、ニューヨーク、マジソン・スクウェア・ガーデンでの録音がリリースされているけど、未聴。1977年3月20日、ドイツのテレビ番組「Rockpalast」で放映された映像はDVDで持っている。その後、CDとDVDのセットも出ているみたい。

 "SEARCHING FOR THE SPARK" については、外聞を憚って、ちゃんと書いていなかった。当時の一か月分の残業代をつぎこんだ形だけど、高額ボックスを買ったと公言するのは恥ずかしくて。届いたのは、2016年10月25日。当時の日記に書いていることは今も変わらない。「祝うというか区切りをつけるというかそういう気持ち」「図書館案件なので、公表して、希望するひとに利用してもらったらいいのだけど、図書館案件を扱う器量があるとは思えなくて」。区切りをつける気持ちで買ったのだから、後から後から出てこられると困るのだけど(二時間ドラマの強請られてるひとだったら、もう「●すしかない」と思い詰めるところだ)。いや、しかし、年表の改訂はしたいけど、「改訂のため」に買うようなことはしないぞ。おー(決意)。

 という気分が呼んだのかどうか、夕食後、「ブラタモリ」が始まるまでの間、椅子にかけたままほとんど眠っている母の傍らで、youtubeを見ていたら、おすすめで出てきた「Live on KEXP」に出ていたバンド、サテライツ Satellitesが、ゴングやヒレッジを思わせるところもあって、よかった。イスラエルのバンドらしいけど、アラブやトルコの音楽をベースにしているみたい。去年の4月にアルバムが出ているのだけど、LPもCDも既に入手困難になっていた。ああ。

 さらに、5月11日、12日に川崎「CLUB CITTA'」で、スティーヴ・ヒレッジ・バンドとゴングの来日公演があるというニュースを知った。川崎まで行けないし、13,800円も、いま、よぉ出さんけど。

 という訳で、「BBC IN CONCERT」で放送された録音を聞き、"RAINBOW 1977" を聞いて、改めて同一録音であることを確認(後者で、"Electric Gypsies"、"The Salmon Song"、"Solar Musick Suite" が増補されている)し、"LIVE AT BRIGHTON DOME, 1 NOVEMBER 1977" も聞いて、「思てたんとちがう」ことを改めて確認した。なにやってんだか。

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2023 Kijima, Hebon-shiki