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2023年1月8日〜2023年1月14日


1月8日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2023年1月8日】
 去年の1月、母が入院したのと同時期に悪化した右ひざの故障は、リハビリに気を付けていることもあり、落ち着いている。走ることはないけれど、歩く分には問題ない。8月に、やはり母が動けなくなりそうになった翌週に、強くはさんでしまった人差し指と中指も違和感は残っているものの、痛みはない。11月の初めに10年ぶりに発症した左ひじのガングリオンもほぼおさまってきている。12月には顎が開きにくいという症状が出たけど、それも特に何もしていないけれど、気にならなくなった。POP鈴木さんがブログで、「無意識が与えた罰」について書かれていたときはドキリとしたけれど、起こるときは(不注意を含めて)前兆なく起こるという心構えだけはしている。

 スーパーでの買い物と図書館への本の返却とホームセンターでコンパクトディスク収納ケース調達。

 部屋の整理その一として、田口史人さんの「日本のレコード」をクリアポケットファイルにまとめる作業をする。「日本のレコード」は、日本のレコード文化に何らかの影響を及ぼしたレコードを毎週10枚選んで解説する企画で、届くと、通勤時に解説を読み、帰宅して、付録CD-Rで音を聞くというルーティンで読んでいた。問題は、他の紙類と同じで、気がかりなことが増えたり、忙しくなると、受け取りながら整理するということができなくなり、散り散りにしてしまっていたこと。解説とCD-Rが生き別れになっているものもあった。

 見つけ出しては、取り置いて、10号単位でひとまとめにし、番号順に並べて、解説とCD-Rを確認する。解説は読みっぱなしなので、最後のページのままになっているものが多くて、我が事ながら、苦笑するしかなかった。まるごと見当たらないもの、解説がないもの、CD-Rがないものがあったけれど、ひとまず、ファイルに入れていく。40号分を一冊のファイルに入れた時点で、膨らみすぎたので、CD-Rを一緒にしておくことを断念した(それで、ホームセンターに収納ケースを調達しに行った)。さて、足りない分が束に紛れていたら厄介だと思ったのだけど、意外にあっさり見つけることができた。

 受け取ったときにはまったく気付いていなかったけれど、78号と79号で、とりあげるレコードの通し番号が入れ違っていて、混乱した。78号(2022年12月第2週)が781-790、79号(2022年12月第3週)が771-780になっている(参考CD-Rは正しい順番になっている)。受け取ったときに読んでいて、あれ、前と同じこと書いてはる?と思ったこともあったのだけど、そっちはいつのものだったかもう思い出せない。

 CD-Rを一緒にファイルすることを諦めたので、代わりに、その号が取り上げているレコードがわかるようにしたいのだけど、入力して、プリントアウトして、切り取って、ファイルにはさみ込むか。そんなことしてる場合か、と言える「場合」がひとまずいま無いので、危険だ。アーカイヴは、未来の自分のためにするものではあるけれど、そないに居るかどうかもわからない未来の自分を甘やかしてよいものか。

 「GYAO!」にあがっていたので、『潜入探偵トカゲ』(2013年4月-6月)を再見。もう10年前のドラマか。主人公の探偵、通称トカゲ(松田翔太)の助手、望月香里を演じる蓮佛美沙子さんがすっとぼけたキャラクターでよいかんじだったし、ドラマも面白かった記憶があって。ミムラさんも出てるし。いま見ると、ツッコミどころはいろいろあったけれど。エンディングを眺めていたら、プロデューサーが佐野亜裕美さんだった。
 気になっている漫画、谷口菜津子『今夜すきやきだよ』のドラマを見てみたら、主演が蓮佛さんだった。『理想のオトコ』はちょっと辛くて、早々に見るのを辞めたので、今度はよいかんじだといいな。

1月9日(月)
[一回休み]
1月10日(火)
[一回休み]
1月11日(水) 【▼ぐりぐらメモ/2023年1月11日】
 一昨日(9日、月曜日)、弟たち一家とともに、新年会。姪にお年玉。ひさしぶりに、ケーキも食べた。母の湿疹対策で、乳製品もできるだけ避けるようにしているけど、ふだん節制しているので、たまにはいいか、な、と。弟たちが帰ると、いつものように一眠り。起きて、買い物に行って、帰って、夕食を摂って、『あさが来た』の再放送を見終えたら、21時過ぎには眠ってしまっていた。
 都合で移動した成人の日だけど、成人年齢が18歳になった今も、20歳が対象だそうだ。酒と煙草も20歳から。行政区分でいろいろあるのだろうけど、成人の意味を問われている気持ちになる。もう考えてもしかたがないので、考えないけど。

 昨日(10日、火曜日)、まだ執行猶予、じゃなかった有給休暇中だけど、本格的に「仕事に出ない生活」が始まった気がする。9時から、荒れ放題の部屋にこもり、片付けに着手。
 日曜日に続けて、「黒猫からの手紙」を整理し始めるも、ごそっと抜けている期間があり、午後からは、抜けている分の探索を兼ねて、袋に押し込んだ紙類を取り出して、選り分ける作業。NHK-FM「ジャズ・トゥナイト」、ギタリスト中牟礼貞則さんの特集(2023.1.7放送)を聞き逃し配信で聞きながら。司会の大友良英さんとのデュオによるスタジオライヴ、「空が映えた 2022年11月18日水曜日」で、微細だけど、きゅっとなる音が聞こえた。エアチェックしとこかな。

 音は、iPad miniで「らじるらじる」を起動し、土曜日に買ったBluetoothワイヤレススピーカーで流す。移動するときも、スピーカーだけ持って歩く。時々、本体のiPad miniの場所を見失うのが困ったところ。片付けが進んだら、オーディオ装置をなんとかするというのが夢です。

 作業は、デイケアから母が戻ってくるまで。時短勤務やね。「BS松竹東急」で古い2時間ドラマをやっていたので、母のために点けていたのだけど、その後にやる森淳一監督『リトル・フォレスト 夏・秋』(2014年)は見ぃへんやろなと思っていたら、ちょっと片付けの続きのために居間を離れたら、2時間ドラマの結末寸前で変えられていた。もうわかった、というところだろうか。にしても、あちこち回した挙句、レポート番組風の通販CMで止まってそのままということが多いのは何故。民放BSの通販CMの演出にはいつもぼやいているのに。
 途中からだけど、見ました、『リトル・フォレスト』。見ながら、片付けで出てきた企画中止になった本の校正刷をページ順に並べ直した。2006年の、ある面の横軸がわかるものになっていたと思うと、出なかったことが残念です。

 今日(11日、水曜日)は、例によって、夜中に目が覚めてしまい、「GYAO!」にあった篠原哲雄監督『地下鉄(メトロ)に乗って』(2006年)を見た。俳優をやめてしまった岡本綾さんが準主役。岡本さん演じる軽部みち子の最後の選択がとても悲しい。まるで、主人公の長谷部真次(堤真一)に、過去と和解させるためだけに存在していたかのようで。好きな役者だったのだけど、岡本さん。『オードリー』は再放送できないのだろうか。

 朝9時から作業開始。引き続き、いくつかの探索物をあてに、袋に押し込まれた紙類を取り出して、音楽、映画、展示、演芸、本、地域情報に分けて、カテゴリごとに袋に詰める。不要なものは捨てる。雑誌は固める。探索物は一向に見つからないけれど。
 音楽や映画は袋がいっぱいになってきたので、16時で作業を打ち切って、ファイルボックスを買いに出かけた。土曜日にクリアファイルを買ったけど、それより先に仕分けをしなくてはならなかったのだな。

 思い当たる(ありそうな)文具店は軒並み無くなっていた。いや、知ってはいたけど、これまでは通勤路で途中下車すれば、なんとかなったので、気にしていなかった。少し離れたショッピングセンターに文房具コーナーがあったなと思い、向かったら、やはり無くなっていて、100円ショップに吸収されていた。でも、ありました、紙製のファイルボックス。

 ショッピングセンターの書店を、あまり期待しないで覗いてみたら、買おうと思っていた「たくさんのふしぎ」2023年2月号(455号)、井原奈津子 文・構成「字はうつくしい」(福音館書店)があって、よかった。

 近所に戻って、今回から受け取りに指定したコンビニで、通販物の引き取り。大熊ワタル編『我方他方 サックス吹き・篠田昌已読本』(共和国、2022年12月)とホベルト・メネスカル Roberto Menescal "A BOSSA NOVA DE ROBERTO MENESCAL E SEU CONJUNTO"。篠田さんについての本は、去年の年末に京都に出たときに、置いてそうな書店に置いてなかったことから、通販サイトで注文したのだけど、なかなか届かなくて、実は少し焦ってた。届いてよかった。ホベルト・メネスカルのエレンコでの1枚目は、LPは持っているのだけど、CDは持っていなくて。廉価盤で出ていたので、つい。配信にもあるのだけど。配信には、大好きなエレンコ第2作が無いのが残念。

 昨日に続いて、『リトル・フォレスト 冬・春』を、母が寝室に引き上げてから、BSの通販CMには閉口させられつつ、見た。

1月12日(木)
[一回休み]
1月13日(金)
[一回休み]
1月14日(土)
[一回休み]

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2023 Kijima, Hebon-shiki