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2022年10月2日〜2022年10月8日


10月2日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2022年10月2日】
 昨日は、「雲州堂」に、よしこストンペア『50%(フィフティパーセント)』発売記念ライヴを聞きに。全曲をCDの曲順どおりに演奏する直球の発売記念ライヴ。なのだけど、演奏は、全曲、おふたりに、ゲストの石川浩司さん (perc)と道下克己さん(tp)が加わり、即興で参加するというものでした。第1部は、石川浩司さんソロだったけど、事前に何をやるかは告げられず、あとの3人がやはり即興で合わせていっていました。イシダストンさんは、石川さんと向かい合わせになり、ギターのコードを見て、ピアニカを演奏するといった次第。というと、はちゃめちゃなかんじだけど、そんなことはなく、祝祭感のあるにぎやかなステージになっていた。でも、にぎやかなのだけど、石川さんにも、よしこストンペアにも、追悼の歌があり、不在を意識した歌が底に流れているかんじがあった。

 会場で、発売になったばかりの『50%』を購入。午後のライヴだったので、夕方には帰宅したのだけど、落ち着いてからと思っているうちに眠ってしまった。きょうの朝早くに、聞いた。コロナ禍中のInstaLiveで新曲として披露された曲やこのところの何度かのライヴで聞いてきた曲が並んでいる。「夕方のコントラスト」にひきずられてか、昨日の発売記念ライヴでの祝祭感との比較からか、夕方から夜にかけての静かでゆったりとしたかんじに包まれているかんじがした。ヘロシナキャメラさんのカバーイラストに、ケンタウロスや人魚が描かれていることに影響されているかもしれないけれど、小川賀子さんの詞にある異郷にいるかんじと、イシダストンさんのいろんな物語が現れるクイーンや10ccに通じる場面転換のある演奏(作曲された「くうけずる」が特に)に、神話と日常の境目というか、飛び移る感覚を感じた。

 きょうは、午前中、買い物で行ったり来たり。あとで忘れてたものに気付いたりして。

 午後遅くから、梅田に。ひさしぶりに「紀伊國屋書店」梅田店に寄ったら、あがた森魚さんの本『愛は愛とて何になる』(あがた森魚・今村守之、小学館、2022年9月)が平積みになっていた。音楽関係の店で買ったほうがええかなとも思ったのだけど、見つけたところで、と思い直して、買った。ざっと見たかんじでは自伝というよりも、インタビューを元にして、当時の記事や回想をまじえた評伝になっている。
 午前中の買い物の失敗で、母がちょっとへこんでるかなと思い、お気に入りの菓子をおみやげに買いに行き、そのまま「ハードレイン」のほうへ。ちょっと早く着いたので、近くの公園でのんびり。

 冬支度・斎藤祢々子さん企画「笛吹きはつらいよ」。フルート奏者がいるバンドを集めたイベントで、出演は、日ごろの行い。、オイワカモリ、painful。最初に、斎藤さん、オイワカモリの森部直枝さん、painfulの梅田麻美子の三人で、フルート合奏。挨拶代わりに、「スタンダード」を3曲披露。メーカーや種類などについてのフルート談義も少し。
 日ごろの行い。は、大津光央さんと斎藤さんのデュオ。大津さんの声と歌で、もってかれる感があるけれど、斎藤さんが歌う曲もある。コルネッツの「鳩」のカバーも聞かせてもらえた。
 初めて聞くオイワカモリは、シャッフルするギターとうねるフレットレスベースにフルートが加わる粋な歌のトリオ。年齢を感じさせる詞もよかった。ところで、1曲目のインストゥルメンタル、知ってる曲で、たぶんものすごく有名な曲なのだけど、タイトルが思い出せない。うー。[2022.10.3追記。午後、仕事でウクライナ語冊子の校正をしていて、突如思い出しました。"Waltz For Debby"。これを思い出せないとは、と思いますが、思い出せてよかったー。]
 最後にpainful。ベースの10℃ LOWさん参加のカルテット編成。ちょっとギターのかんじやリズムを変えてるレパートリーやレゲエを意識した新曲など、新たな試みをされているようだった。疾走感を増した「水色」が聞けて、うれしかった。

 22時半帰宅。『アストリッドとラファエル』の最終回に間に合った。

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