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2022年9月4日〜2022年9月10日


9月4日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2022年9月4日】
 初診から二週間の様子見が過ぎようとしても、打ったところがまだ痛むと母が言うので、土曜日にでも診てもらえないかと先週木曜日に病院に確認したところ、その週の土曜日(8月27日)は整形外科の診療がないことが判明。そんな訳で、休みをとって、月曜日に病院へ付き添い。今回は検温にもひっかからず、スムーズに進めたのだけど、木曜日の時点で予約枠は終了していて取れず、午前中いっぱいかかってしまった。

 帰宅して、昼食後、「平日」ならではで溜まっていた銀行関係など。訪問看護の時刻までに戻り、アドバイスなど聞いて、15時。18時過ぎには近辺に居る必要があるので、遠出はできない。市の中心部に少しだけ行ってみることにした。intoxicate誌を取りに行くのが目的だったけど、果たせず。書店はレイアウトが変わっていた。あまり長居しなかった。帰りは、あまり通っていない道を走ってみるシリーズ。知らない間にできていた店があったけれど(なくなっている店もあった)、寄る時間はなかった。朝行った病院の横を通って、用事を済ませてから、帰宅。

 途中、ひさしぶりに遭遇した「ブックオフ」で、アナログ盤わ繰ろうと思ったのだけど、右手の人差し指と中指がまだ痛み、「レコードが繰れない」ことが判明。そんなところにも影響が。その後、内側の痛みは軽くなり、キーボードも普通に打てるようになったけれど、まだ力はかけられず、外側から刺激を受けると痛むかんじです。

 水曜日、血圧の通院。血圧は落ち着いているのだけど、言うてみたら、サブスクリプションのようなものかもしれない。

 台風の影響か、急に強い雨風になることが続いている。帰りがけに買い物に寄らねばならないのに、行く手を雷がびかびか光っていたり。本格的にひどい雨にたたられていないのは、運がいいと言うべきなのか。雨がちになると、いまの母はまったく身動きがとれなくなるので、買い物に行かねばならないかもしれず、でも、もう携帯メールも見たり返したりできないというので、連絡が取れないまま動くしかなくて、妙に気が急いてしまうのだ。

 夜中に、雷で起きるということもあった。23時就寝、5時起床の健全コースと思いきや。眠りが浅いと、夢を見て、先週もあったけど、今週も記憶に残る夢があった。取り壊されて既に無い以前の仕事場で残業している。周りが帰っていき、自分も片付いたが、あとひとり戻ってこない。戸締まりをしていたら、電話が鳴ったが、取り損ねる。番号を見ると、戻ってこない人からで、かけ直すと相手は守衛で、落ちていた、と。いったいどこに行ったのだ…というところで目が覚めた。昔は長い会議から戻ったら、誰も居なかったとか戸締まりされてたとか、そうしたことがあった。いまでは、長い会議は禁止になり、それどころか、ウイルス禍以降はリモートになり、そうした事態そのものが起こらない。昔話になってしまった。

 この夢には伏線があって、その日、レシピサイトを見ていて、偶然、十年くらい前に「飲食店をやりたいんです」と言って辞めた(競合他社の)ひとの名を見かけたから。あまり見ない姓のひとなので、たぶんそのひとだと思う。現在フードコーディネーターをされている、とあった。向こうは覚えてないだろうけど。ならはったんやなー、としみじみしてしまった。競合他社のひとではあるけれど、仕事の上でやりとりがあって、その頃の仕事場が夢に出てきたのだと思う。他社のひととのやりとりも、コンプライアンスの点から今は昔の話になった。

 『名建築で昼食を 大阪編』、一回目は逃してしまったけれど、二回目からは見ている。録画していた三回目の「農林会館」を翌日見ていたら、母が「結婚式はここでやった」と言う。耳タコな「我が家」エピソードがものすごく多いのに、そんなこと初めて聞いた。それにしても、「"名建築"と言ったら100円」とNGワード指定したくなる。前はそんなに気にならなかったのだけど、前もそうだったっけ。「遠慮がない」かんじになってないか。

 金曜日の朝、母から「深夜便に、あがた森魚が出ていたよ」と。聞き逃しで、通勤時に、聞いた。「赤色エレジー」とともに50年というタイトルどおり、「赤色エレジー」とのそのときどきの付き合いかたのような話だった。
 帰りに、同じ日に放送された伊藤野枝のドラマを演じる吉高由里子さんのインタビューを聞こうと思ったのだけど、「らじるらじる」のアプリを更新したら、大幅に変更されていて、慣れていないということは別としても、どうもリンクがうまく行っていないようで、結局聞けなかった(部屋のPCで夜、寝る前に聞いた)。
 
 土曜日、午後から外出。「ムジカジャポニカ」に、コルネッツ『濯う』発売記念関西ツアー第1日に。前日まで、午後から雨の予報が出ていたので、心配していたけれど、予報を見直すと、持ちそうだった。
 梅田で、まず「バナナレコード」に寄った。右手は大丈夫だった。それから、月曜日の課題を果たすべく、茶屋町の「タワーレコード」へ。「intoxicate」159号(2022年夏号)をもらい、そう言えば、Sylvieの記事が出ているとInstagram投稿にあった「UNCUT」誌304号(2022年9月号)を見てみたら、ウィルコ特集で、付録も "YANKEE HOTEL FOXTROT" のボックスセットからの抜粋盤。表紙には、Kate Bush、The Kinks、Cosey Fanni Tutti、Steve Hillage、Blondie、Little Featといった名前が並んでいて、買うことに。「丸善ジュンク堂書店」では、ひさしぶりに「図書」をもらった。表紙がキャサリン・パー。表紙の言葉はヘンリー八世と六人の妻シリーズだったみたい。図書館で読めるだろうか。「ディスクユニオン」では、藪内久著『シャンソンのアーティストたち』(松本工房、1993年7月31日)が安く出ていたので、購入。むかし「レコードコレクターズ」に連載されていたものではないかと思い、気になっていたけど、高価で手が出なかった。

 「ムジカジャポニカ」へはひさしぶり。新型コロナウイルス禍以降、初めて。夜遅くなることをできるだけ避けていたら、きっかけを失ってしまった。ひさしぶりにムジカに行けて、チキンカレーを食べることも楽しみだった。
 ムジカのステージでのコルネッツは、とても間近に思えた。いままでのどの機会、配信よりも。今回は、一部では、エレクトリックドラムでの夏秋文尚さん、ギターの西村哲也さんがサポート。アルバムではキーボード中心のアレンジの「雨」がギターを中心に組み立てられていて、新鮮だったし、続きを聞けたような気持ちになった。「養老院」での「そばにいて」のところではやっぱりジンときてしまったし。
斎藤祢々子さんが日ごろの行い。で「鳩」をカバーしていることに触れられていたのもうれしい気持ちで聞いていました。小熊さんががんばって話して、とっちらかりそうになるのを、北田さんがそっと助け舟を出すかんじも楽しかった。終始、和やかな笑いに包まれていた。二部は、チューバ、リコーダー、カシオトーンの関島岳郎さん、アコーディオンの棚谷祐一さんが加わり、8人編成に。でも、アルバムとはまたたちがった細やかなアレンジによる合奏で、歌がすっと差し出されるかんじが、とても爽やかでした。来てくれて、ありがとうございますの気持ちしかない。

洗濯


著莪の花
のびる影
養老院

Red

なつのまつ
瞳の奥の
公園の古い木
JAM

恋人の犬を連れて
長い塀

春の猫


 きょうは、午前中の買い物などのあと…午後からぐったりしていました。やっとかなあかんこともあったのに。うーん。聞いた音楽のことはもメモしておきたかったし、世のあかんことへの向き合いかたについてもメモしておきたかったけど、きょうはこれで。

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