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2022年8月21日〜2022年8月27日


8月21日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2022年8月21日】
 月曜日、朝いちばんに、4月まで母が入院していた病院へ。近所の病院は盆休み中なので、紹介状はもらえない。開いている病院はもうひとつ近いところがあるのだけど、入院も覚悟していたので、それなら入院していたところのほうがいいだろう、と。どちらにしても初診ということになるけれど。
 受付で最初、母の体温が37.1度だったために落ち着くまで隔離されたりしたけれど(平熱代表として、そこに居たひとたちの分まで飲み物を買いに行ったりした)、落ち着いて、受診。検査、診察の結果、骨に異状はなく、大事ではなかったので、ほっとした。けれど、入院するほどではないと聞いて、安心するやら、どうしたものやら。痛み止めとコルセットで様子を見ることに。あ、そうだ、再診扱いにしてもらったので、助かった。
 帰宅して、コルセットを探して、試してみた。痛むことは痛むけど、なんとか起き上がれる。ちょうど午後から、訪問看護士さんの訪看日だったので、何か知っていたらとアドバイスももらった。

 火曜日は、事務所を間借りしているメーカーの前半の最終日であり、後半の開始日で、全員が休みの日なので、あわせて有給休暇を取っていた。デイケアも、相談の結果、行けることになったので、夏休みの最終日、やっと外出しよかなと思ったのだけど、数日間できていなかった家事をやっていたら、もう時間がなくなってしまった。雨がちでもあったけれど。

 インプットが少なくなっている母はなんもおもしろいもんがないと言いがちで、だから、いろいろ用意してみるのだけど、それに対して、ネガティヴな反応をされると、がっくりしてしまって、声を荒げてしまった。反省。

 水曜日、昼休みにSNSをちらっと確認して、モデル事務所「etrenne」のInstagram投稿で、原由子「ヤバいね愛てえ奴は」の発表を知った。…のは何故かと言えば、映像版に、「etrenne」所属の中島セナさんが出演しているから、でした。帰りに、定額制配信のほうで、聞いた。シングルが出れば、買うのだけど、配信のみみたい。アルバムはどんなだろう。ストリングスをフィーチャーしたアレンジということで、The United States Of Americaの "Stranded In Time" など、思い浮かんだ。

 昔は、大きなビニール袋というものが身近になかったからだろう、雨の日にLPを買うことは避けていたけれど、帰りに、乗換駅近くのコンビニで通販物の引き取り。ウルグアイのグループ、トラヴェシア Travesiaの "NI UN MINUTO MAS DE DOLOR"(ほんとはアクセント記号あり)。たまたま見かけたカバー写真が気になり、検索してみたら、定額制配信にあがっていた。聞いてみたら、とても好きな音楽だった。それで、盤について調べたら、この春に復刻LPが出たばかり。まだ売り切れてはおらず、価格も穏便なものだったので、発注した、のが届いたのだ。早く帰らなければならなかったので、カフェには寄らず、駅のソファで開梱して解体してカバンへ。スーパーに寄っている間に降り出したけど、無事に帰れた。

 木曜日と金曜日は、いつも鍵を開けてくれている同僚が休みなので、早めの出社。のはずだったのだけど、金曜日、前日に帰宅後、改めて買い物に出たことで、財布を通勤用カバンに戻すのを忘れて、駅で、定期券入りの財布を忘れたことに気付くはめに。早めには出ていたけれど、一本乗り遅れることになって、他のひとが先に鍵を開けてくれていた。

 金曜日の朝は、頼んでいたものが届いたということで、行きがけに暢気に、通販受け取りロッカーから、引き取りまでしていた。レフト・バンクの "STRANGER ON A TRAIN"。正確には、元レフト・バンクのメンバーの再結集録音2種を収録したもの。ひとつは、1978年に出版社契約を得たトム・フィンが中心になって、スティーヴ・マーティン、ジョージ・キャメロンを誘って録音されたもので、1986年にようやく発売されたもの。もうひとつは、2001年から02年にかけて、マイケル・ブラウンがスティーヴ・マーティンを誘って録音したもの。トム・フィンも録音に参加しているが、これも未発表だったものが今回日の目を見ることになった。1978年録音作品が1986年に発売されたときのタイトルが "STRANGER ON A TRAIN" で、カバーイラストも踏襲している。だから、"STRANGER ON A TRAIN" の復刻盤に、2001/02年の録音がボーナストラックとして追加されたという形になっているのだけど、二つのプロジェクトを同等にして、新たな仕様にしてもよかったように思う。(ちょっと面白かったのは、1978年作品は英米で、タイトルとカバーデザインだけでなく、曲順もちがっていたのだけど、タイトルとカバーは米盤なのに、曲順は英盤に準じていたこと)。

 発売はOmnivore Recordingsなのだけど、Twitterをフォローしているにもかかわらず、2月の発売が告知されておらず、知らなかった。気付いたのは、momohashiさんがゾンビーズのプレイリストを作ったということで聞いたことや、原由子の新曲からの流れで、ストリングスをフィーチャーしたポップをあれこれ聞いていて、レフト・バンク名義で見慣れない作品があがっていたから。"HIGH FLYER" というタイトルで、2001/02年作品が、単独で配信のみでリリースされていたのだ。これを聞いてみたら、60年代にヒットを出したバンドによくある、残りのメンバーが雑なアレンジで再演したようなものとはまったくちがっていて、きちんとした作品だったのでびっくりして。レフト・バンクのオリジナルメンバーはみな亡くなってしまっていたから。ほいで、盤はないのかと思っていたら、"STRANGER ON A TRAIN" に入っていると知って、居ても立っても居られず、注文して、すぐに届いたのだった。

 水曜日、同僚の定年退職の挨拶が来ていた。部署が変わるまで、長らく所属部署のリーダーだったひとで、再雇用されるものと思っていたし、最終出社日まで知らされなかったので、驚いた。餞別の話もなし。ご本人が断ったのだと思うけれど。

 土曜日、ケアマネージャーさんとの面談。午後から開いたので、夕方には戻るとして、「電車に乗って」買い物に出ることにした。ちょっと順番を間違えたところもあったけれど、大久保由希『偽物』、キング・ジョー『WHAT GOES ON』、「Das-Association」第2号、「オフショア」第1号、山本佳奈子『個人メディアを十年やってわかったこーととわからなかったこと オルタナティブ・ネット・音楽シーン』を購入。帰りに、阪神百貨店で、母のお気に入りの菓子と「柴田書店」の料理本フェスに出品されていた「エリック・サウス」の冷凍カレーを買って、帰宅した。

 きょうは、午前中の買い物に出たときに、車を避けようとして、ガードレールとハンドルの間に指を挟んでしまい、痛めてしまった。確かめてみたら、ガードレールがおそらく車にぶつけられたのであろう、変形して、内側に突き出していた。それに気付かず、いつもの感覚で寄ってしまったのだ。そのこともあり、午後はおとなしく。

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