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2022年8月14日〜2022年8月20日


8月14日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2022年8月14日】
 月曜日。事務所を間借りしているメーカーの…半分のひとが休みのはずだけど、残り半分も在宅勤務のひとも多いのか、あまりに閑散としていた。やはりメンテナンスのひとに申し訳ないな、と思ったけれど、メンテナンスのひとの姿もあまり見かけなかった。

 若い同僚の退職の報。夏期休暇に入るから、もう日にちがなかったけれど、勤務場所がちがうので、出社しているかどうかもわからず。仕事はぼんやりしたとこがあったし、年齢が離れているのでしかたがないけれど打ち解けないかんじがあったものの、いちど伝えたことは、その次には押さえてきていたので、好感を持っていた。いまは通信のみのやりとりだったけれど。

 KBS京都ラジオ「レコ室からこんにちは」をradikoで聞きながら帰宅。今週の選曲担当は、関島岳郎さん。一日目は、フォークル、北山修、高田渡。

 火曜日。川本喜三郎製作の人形を使った人形劇『平家物語』(1993年)の再放送が始まり、録画して見ることに。放映当時は、仕事で忙しかった頃で、ときどき見た記憶はあるけれど、ほとんど見ていなかった。主題歌が尾崎亜美さんということも知らなかった。つい見てしまう。

 朝、オリビア・ニュートン・ジョンの訃報。洋楽を聞き始めの頃に人気があったので、意識しなくても、耳に入ってきていたし、好きな曲もたくさんあった。当時、「ラジオの製作」誌の隅っこの音楽記事で、バイオを知ったことも思い出深い。海外短波放送を聞くBCLブームの最中で、その記事が多く載っていることから読んでいたのだけど、こづかいとは別枠で買ってもらっていたような気がする。勉強になるからとかかんとか親をだまして、もとい説得して。

 ちょうど中学に入った頃に "Have You Never Been Mellow" がヒット。前後の曲もよくラジオでかかっていた。中学1年の終わり頃に出たアルバム "COME ON OVER" は特に印象深かった。ヒットしたカントリーのディスコ調カバー "Jolene" は積極的に苦手だったけれど、ピアノとシンセによるバラッド "Pony Ride" はいまでも彼女の曲の中でいちばん好きです。そこからのアルバムの流れは、ひさしぶりに聞いても、覚えていて、馴染んでたんやなと思う。当時は、ラジオとエアチェックテープの時代で、レコードは買わなかったけれど、のちに "COME ON OVER" と 1977年までの作品から選ばれた "GREATEST HITS" は手に入れた。買ったときは知らなかったのだけど、日本盤には、"Jolene" と "Take Me Home Country Road" が追加収録されていたみたい。その2曲は苦手だったので、曲目にあったら躊躇したかも。調べたら、各国で、選曲や曲順がちがっていて、人気者らしいなーとヘンなところで感心してしまった。地元オーストラリアでは、既に初期のベストが出ていたこともあって、タイトルもVol.2だし、選曲がかなりちがつていたのはわかるのだけど、ブラジルが12曲のうち7曲がUS盤とちがっていて、"Let Me Be There" や "Sam" といった曲が入っていないのは興味深かった。
 あと、中学に入った頃の個人的な「映画音楽ブーム」で知った『あの空に太陽が』の主題歌 "Window To The Sky" または "Richard's Window" もとても大切な曲です。これは積極的にサントラを探して、後年買いました。CDにもならず、配信もされていないので、寂しい限り。

 火曜日の帰り、関島岳郎さんの「レコ室からこんにちは」は、SP盤特集。平井英子、二村定一、中野忠晴とコロムビアリズムボーイズ。中野忠晴の「ミルク色だよ」は、くものすカルテットでカバーされているそう。この日は、事故でダイヤが乱れていて、帰るのに時間がかかった。ので、続けて、カタリカタリ/百景借景 河合さんのSpotifyラジオ番組「巷のダイアログ」を聞くことに。第11回は、「冬支度ヒストリー1:結成前夜まで」と題して、安田支度さん、渡瀬千尋さんの音楽との出会いを聞く回、でした。渡瀬さんは、ご両親もとても音楽好きで、小さな頃からコンサートに連れられていたそうだけど、小学生のときのサンタナのコンサートでは、最初の黙祷しか覚えていないと話されていて、楽しくなってしまった。『ロータスの伝説』の冒頭に入っているやつやん(時期はかなりあとだと思うけど)。その話を聞いたあとで、定額制配信で、ひさしぶりに聞いてしまったよ、1曲目。

 火曜日の夜は、「巷のダイアログ」の続きを聞いたけど、途中で眠ってしまった。ああ、また、再生済みを未再生に変更しなければと思ったら、まだ再生済みになっていなかった。Wi FiルーターもPCも、電源につなぐのを忘れていて、途中で切れていたのだった。

 今週の仕事。かなり以前に指摘したことが改訂に向けて動き出したり、改訂版が出たのにやっぱり手付かずだったり。そうした指摘が必要とされているかどうか、後者のようなことがあると、溜息をついてしまう。

 水曜日の帰り、関島岳郎さんの「レコ室からこんにちは」最終日は、栗コーダーカルテットで訪ねた土地の音楽特集。ペルー、ミャンマー、韓国。なのだけど、途中で気象情報が入るわ、radikoアプリがフリーズするわ。

 乗換駅近くのコンビニに寄って、エピック・サウンドトラックス "SLEEPING STAR" の2枚組拡張版を引き取り。半年近くかかった "FILM SOUNDTRACK" ほどではないけれど、今回もずいぶん時間がかかった。予約以外の入荷がとても少ないのだろう。
 オリジナルアルバム+過去の発掘盤 "DEBRIS"、"WILD SMILE" からの関連録音抜粋と、全曲の別テイク(アウトテイク、ライヴ、ラジオ用、デモ)と未発表曲(デモ、自宅録音)の2枚組。ライヴ録音やラジオ用の録音はいいのだけど、ビーチボーイズのSurf's UpやビートルズのI'll Be Backのカバーのような発表をまったく前提にしていないと思われるものは聞くのが少しつらい。

 木曜日。墓参りと家族行事。冬支度と百景借景のライヴが予定されていたけれど、新型コロナウイルスの関係で、百景借景の出演がとりやめになった。家族行事にうってつけの日だったので、どう根回ししようかと考えていたのだけれど。姪からは学校のことなど、たくさん話が聞けた。
 弟たちが帰ってから、母に電話があったりして、よかったのだけど、夜、母の具合に異変。この夏期休暇は、長く家を空けることができなくなった。タイミングを見計らって、用事のために出たら、ゲリラ豪雨にやられたり。夏と言えば、急な雨にやられるのが定番といえば定番なのだけど。
 
 土曜日の夜、元町「space eauuu」でのOtomi Chieさんのライヴの配信を聞いた。何もなければ、現地に行ってみたかった。一部はふわふわとしつつ、敷きつめていくかんじがあった。二部は、いつになくリズムを強調したポップな曲と遠くの光を眺めているような気持ちになる短い曲。本人のツイートによれば、「夏の一夜限りの…きゃーて感じです!」。きゃー、てかんじがした、確かに。

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8月17日(水)
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8月19日(金)
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8月20日(土)
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