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2022年5月15日〜2022年5月21日
5月15日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2022年5月15日】
月曜日、連休明け初日だからというテイで、5分早く出て、近所のスーパーに設置された大手通販サイトの受け取りロッカーで、通販したCD2枚の受け取り。楽。ここはしばらく利用していなかったのだけど、受け取りが楽になったことで、復活しつつある。危険かも、と思いつつ、書いているのは、他のとこも同じようにしてもらえると、ありがたいから、です。物言わば、マーケティングの材料にされる昨今なので、わざと餌を蒔いてみることもやってみようかと。 届いたのは、サラミ・ローズ・ジョー・ルイス Salami Rose Joe Louis "ZDENKA 2080" とダーティ・プロジェクターズ Dirty Projectors "5EPS"。去年、一昨年に出て、気になりつつ、そのままにしてしまっていたものを、思い出したかのように。実際、サラミ・ローズ・ジョー・ルイスのカセットアルバムがLP化されたという話を聞いて思い出したのでした。それも手元に置いておきたい気持ちはあるけれど、ハードルが高い。CDになったこともあるけれど、気が付いたときには手に入らなくなっていた。発行枚数が少ないんやろね。 連休明け初日だったけど、メールソフトを起動させたら、入っていたのは1件だけだった。それも、直接関係がない、一斉連絡のもの。半ば強制的な有給休暇二日を含めて長期だったのに。仕事が減っているということでもあるのだけど。来とかなあかんメールも来てなかったけれど。 午前中の早い時間に、訪問看護士の方から電話。看てももらっている母の傷の具合から、次回木曜日に訪問としていたのを、その日の午後にしてよいかとの打診。他に予定はなかったので、大丈夫だけど、問題は母に連絡がとれるかどうか。
帰りに、仕事場最寄駅近くの百円均一ショップで、母への連絡用に、ホワイトボードを買った。思ってた合計金額より多かったので、ホワイトボードは大きいし、さすがに百円ということはないか、と思ったのだけど、カバンに入れようとして、二枚買っていたことに気付いた。 夜、NHK総合『映像の世紀バタフライエフェクト ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー』、だったのだが、放送中は眠ってしまっており、起きてから夜中に見た。劇作家であった、のちの大統領、ヴァーツラフ・ハヴェルがアメリカから持ち帰った "WHITE LIGHT/WHITE HEAT" が、チェコスロバキアでひそかにコピーされ回し聞きされて、プラスティック・ピープル・オブ・ザ・ユニヴァースのような政治に意識的なロックバンドなどの表現活動を生み、それらが弾圧されたことがビロード革命につながっていくという見立て。この番組は、先日のメルケル首相の回もそうだったけど、原因と結果を描くものではなく、数ある要因のある一点とある一点の結びつきをとらえたものなのだけど、PPUの映像などを見ていると、身近に感じられて、うなってしまった。おそらく同じように影響を与えたと思われるフランク・ザッパについて触れられていなかったのは不思議なかんじがしたけれど。 火曜日、右ひざのリハビリと診察。通常の歩行をゴールとするなら、リハビリは終了してよいと話があり、その後の診察で、ヒアルロン酸注射もなくてよいようだし、終了にしましょうか、という話に。こっちで判断しなあかんのやね。ストレッチや筋トレは続けるとして、診察とリハビリは終わらせてもらうことに。こちらも三か月かかってしまった。その間に、診察の日に買い物していたスーパーは閉店し、先日、建物ごと壊されていた。これは大阪北部地震で打撃を受けた駅の再開発に伴う移転かもしれないけれど。 帰宅すると、田口史人「日本のレコード」、「季刊 黒猫」、ゑでぃまあこんの7インチシングル「ひまわり絶叫」b/w「明るい未来を」、EP(CD-R)『tempinoma』が届いていた。のだが、開封しないで玄関に置いたまま、翌朝まで放置してしまった。ひとりになってから、月曜日から読み始めたアンドリュー・ヴァクス『フラッド』を読んでいたら、寝落ちしてしまって。5時間後、夜中に目が覚めた。 水曜日、行きの通勤電車は、田口さんの「日本のレコード」を読んでいた。アリス・クーパーの一枚目、"PRETTIES FOR YOU" を聞きながら。映画『ZAPPA』にも出演していたけれど、ストレイトレコードの第1回発売は、この盤だということで。五条に「タワーレコード」京都店があったとき、見かけていて、イラストが気になっていたのだけど、ザッパさんの家にあったものだったっけ。実際に買ったのは、ジョゼフKによる"Applebush" のカバー(BBC放送用録音)を聞いてから。アリス・クーパーは、ザッパ門下ではなく、レーベルとしての体裁のためにスカウトされたかんじなのかもしれないけれど、アルバム中盤ののたうつ感じは通じるところもあるような気がする。 帰りは、『フラッド』の続き。帰宅して、一段落してからも、続きを読んで、読み終えた。それで、音楽を聞きながら、横になったら…また寝落ちしてしまっていた。2時間くらいだけど、もう何もできない。 ジュディ・ヘンスケを聞く場面があるということで読んでみたアンドリュー・ヴァクス『フラッド』。主人公の私立探偵バークは、事態が動くのを待つ間、車の中で音楽を聞く。どのように思っているのかは書かれていないけれど、そのようにしてジュディ・ヘンスキをかける場面が3回出てくるから、ヘンスキの歌が好きなのだろうと思う。彼が車の中で音楽を聞くようになったのは、「仕事」のために会話を録音したテープに、レコーダーを止めるのを忘れたために、仕事のあとで立ち寄ったクラブでのブルースシンガーの歌が残っていたから。だからか、ブルースが多いみたい。「ブルースは(中略)思い出させるだけだ。思い出がない人間には、ブルースはわからない」「生き延びるのは時間の無駄じゃないと信じる気持ちになれるのかもしれない」。
木曜日、金曜日の朝は、小田晶房さんのツイートで知った西川麦子さんの論文が、「甲南大学」のサイトでPDFで公開されていたので、それらを読んでいた。「現代のコミュニケーション・ツールとしてのZINE : 顔が見える他者を引き寄せるメディア」(2017.3)、「1960年代,ノッティングヒルの「新しい」コミュニティ活動に関する研究序説 : スチュアート・ホールからの問い」(2015.3)、「1960年代, ノッティングヒルにおけるロンドン・フリー・スクールのメディア戦略 : John 'Hoppy' Hopkinsの「ハプニング」の作り方」(2016.3)等。60年代サイケ/アンダーグラウンド、70年代パブロック、パンクの拠点であり、50年代末には人種差別に端を発した騒乱が起きたノッティングヒルの現在に続く、コミュニティ活動の背景を論じていることに興味があり。「UFOクラブ」の運営や「International Times」の発行者であるジョン・ホプキンスの本業を知ることもできる。フロイドやロイ・ハーパー、イアン・デューリーのマネージャー、ピーター・ジェナーもロンドン・フリー・スクールにかかわっていたとは知らなかった。 土日は、微妙なところでタイミングを逸して、出かけることができなかった。家のことをやったり、片付けをしたり。中断も多くて、なかなか進まなかったり。というようなかんじだったけど、きょう、大きな荷物が届いたときに、家に居たのは助かった。そんな大きな荷物だとは思っていなかったのだ。届いたのは、ジョウ・ヘッド
Jowe Head の回想録 "SWELL MAPS 1972-1980" (Sounds On Paper, 2021)。A4サイズのハードカバー。7インチシングルがはさんであるからだろうか、それが5冊くらい入りそうな大きな箱で送られてきた。「teeny_tiny_vinyl」のLaurie
Cinottoさんが紹介していて気に入ったバンド、グッド・モーニング Good Morning
の "BARNYARD"、ガールズ・アット・アワ・ベスト "PLEASURE: Dexluxe Edition"
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