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2022年4月17日〜2022年4月23日
4月17日(日)
●コルネッツ『濯う』発売記念ライブ(2022年4月10日、吉祥寺MANDA-LA2)
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【▼ぐりぐらメモ/2022年4月17日】
月曜日、88日ぶりに、「いってきます」と声に出して、家を出た。母が、訪問看護による手当の時間を除いて、日中ひとりきりで過ごすのも88日ぶり。まだ動き回れないし、いろいろ忘れてるので、心配ではあるけれど、現時点でできる範囲をさぐりながら、いろいろやってもらって、回復につなげていかないと、と思っている。 火曜日、休みをとって、かかりつけ医(わたしもかかっている)の往診初回に、ケアマネさんとともに、立ち会い。昼の12時半の約束。訪問看護師さんは11時半の約束。
かかりつけ医の先生が来るのが予定より30分遅れたのだけど、13時半には終了。ケアマネさんも帰られて、さて。実はひそかな計画が。間に合えば、エドガー・ライト監督『スパークス・ブラザーズ』を見に行こう、と思っていたのだ。13時50分までに自宅最寄駅に着けば、なんとか間に合う。ということで、母に断りを入れて、出かけた。ところが、駅の手前まで来たとき、電話が入り、デイケアについて、夕方、打ち合わせできないか、と。申し訳ないけど、後日改めてということにしてもらった。 西宮北口の「西宮ガーデン」内の映画館へ。いきなり館内で迷ってしまったけれど、間に合った。合間を見てだから、しかたがないけれど、このところ、ぎりぎり続き。今回はウェブチケットをとる余裕もなかったので、イチかバチかだったけど、大丈夫だった。火曜日の昼間やもんな。『アネット』のときの教訓から、まずパンフレットを購入した。
水曜日。一日置いての出社。朝、通信状態がわるくて、一時間以上かけてやっとこさメールを読んだら、月曜日に確認して、これでいいか(間違ってると思うよー)と打診した内容について、そのままでいいという残念な返事が来てて、力が抜けた。去年の今頃もあったのだ。あかんのとちゃいますかと連絡したのに、そのままでいいと言われて、そのまま出したら、現地からダメ出しされたということが。夕方にも、たった一か月前に連絡があった変更を考慮した形跡がない指示が来て、これでいいか、と。いいもなにも、変わったと連絡を寄越したのはそっちやないか。つい返事が素っ気なくなってしまった。自分たちは忘れていいけど、おまえらは覚えとかなあかん、というような事例に遭遇するたびに、ここの仕事を続けてもなぁとやるせなくなる。 11時過ぎに、地震。大きくはないけれど、このところ、続いているので、心配。 帰りに、通販物の引き取り。と言っても、注文したウェディング・プレゼントの
"THE COMPLETE UKRAINIAN JOHN PEEL SESSIONS" は入荷せずキャンセルされてしまい、ついでに頼んだ「MOJO」誌のみ。噂には聞いていたけど、「MOJO」通販分には付録CDが付いていない。茶屋町NU店に移った洋雑誌コーナーにはCD付きのがあったんよなぁ。うーん。
木曜日、予約がとれず、遅い時間からリハビリ。そろそろ出口が見えてきたみたい。帰りの電車で澁谷浩次さんの「満を持してコルネッツの配信を観た」というツイートを見て、そやそや、わたしもと思いながら家に着いたら、コルネッツの新しいCD『濯う』が届いていた。火曜日に時間がとれず、振り込みが水曜日になってしまい、週末かなと思っていたので、思いがけず。ひとりになるのを待って、かけた。このところ、母が寝室に引き上げると、もうこっちも起きていられないかんじだったのだけど、この日は、いちど通しで聞いたあと、0時近くまで、いくつかの曲を繰り返したりして、過ごした。配信はまた明日。 金曜日、携帯を持って出るのを忘れた。もともと忘れて出ることはよくあったのだけど、いまは、母のことでしょっちゅう連絡が来るので、やってもた感でいっぱいになる。安心というか、気の緩みというか。帰宅して確認したら、幸い、電話もメールも入ってなかった。家の電話の留守電も毎日、何も入っていませんようにと思ってしまっている。
ひとりになってから、前日延期したコルネッツ『濯う』発売記念ライブ(2022年4月10日、吉祥寺MANDA-LA2)の配信を見た。やわらかい光のような、鮮やかでありながら、気取りのない演奏とさらに気取りのない会話にじんときてしまった。終盤に「恋人の犬を連れて」「長い塀」が演奏されたとき、その2曲がまだだったことに改めて気づいたくらい、『濯う』収録曲で構成された演奏がよかった。と言いつつ、「雨」が演奏されたことにとても感激していたのだけど。途中、気を失いかけるも、配信期間はまだ一日残っている。 土曜日、朝、前日録画しておいたサンテレビでの『ガンバの冒険』第15話「鷹にさらわれたガンバ」(1975年7月14日放映)を見た。山小屋にひとり住む山岳ガイドの青年が外から戻り、ラジオを点けると、シュガーベイブ「風の世界」(1975年4月25日発売)が流れる。詞が青年のさみしさに呼応していることまでは気づいていなかった。午前中にデイケアの面談。午後から弟一家の見舞い。それにしても、退院前にやっておけばよかったということがいろいろ出てくる。
名前を見かけた、と思ったら、見田宗介/真木悠介さんが亡くなられていた。学生の頃、主に真木悠介名義の本を愛読した。あまりにしっくりくる言葉が綴られているので、距離を置かねばと用心したくらいに。社会学ではあるけれど、俯瞰から出発して、個人が社会に接する断面を論じたひとだった。 |
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