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2022年3月27日〜2022年4月2日


3月27日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2022年3月27日】
 母の退院に向けての準備や連絡が増えてきたのだけど、急な連絡に対応して一仕事終えた気になったりして、進んでいるのだかいないのだか、よくわからなくなってきている。

 月曜日は祝日だったけど、連絡があって、午後から病院を往復したりして、予定は進まず、余裕があればやろうと思っていたこともできず。夕方、一段落した頃に、日曜日に荻窪の古い旅館「西郊本館」で行われたトラペ座の演奏「ひるのゆめのうたげ」の配信が始まり、見た。俳優の片岡正二郎さんの語り、三浦麻旅子さんの写真を交えた「おんなじ」が圧巻でした。

 水曜日、通販物のコンビニ引き取り。雷蔵『デラックス雷蔵』とあがた森魚『あがた森魚SHOW TIME』。デビュー50周年記念シリーズとのこと。どちらも2枚組なので、なかなか手が付けられず、土曜日に『デラックス雷蔵』のみ聞いた。『雷蔵参上』と発掘ライヴ録音の2枚組だけど、ひさしぶりなので、『雷蔵参上』から聞こうと思ったら、開いたところにあったのをかけたら、2枚目のライヴ録音だった。雷蔵のライヴは一回だけ見た。演奏がうますぎる、破天荒さが足りないと当時は思っていたけれど、いま改めて聞くと、十分破天荒でした。『雷蔵参上』のほうも、音が、鮮やかで奥行きのあるものになっていた。カバーデザインも、よくわからなかったCG熊が、「ふらむきりんの校庭」にちなんだイラストに変えられている。変えて、正解だと思う。

 訃報が続く。佐藤忠男さんが3月17日、91歳で亡くなられた。映画評論では、特にアジア映画の紹介をよく読んだけど、小学生のときに、移動図書館で借りた『日本の漫画』で出会っている。ずっと読み直したいと思いながら、なかなか機会がなかったけど、検索をかけて、古本を取り寄せた。きょう、帰宅して、服を脱いだところに、呼び鈴が鳴って、あわてて出たら、その配達だった。
 音楽評論家というよりも、わたしにとっては、NHK-FM「クロスオーバーイレブン」で気になる選曲を担当していたひと、であった大伴良則さんが3月23日、73歳で亡くなられた。突然のことだったらしい。番組ではアナウンスされなかったと記憶しているけれど、FM誌には、選曲担当の名が記されることがあり、大伴氏の名がある回を楽しみにしていた。

 きょうも、病院から電話があるということで待機していたのだけど、かかってきて、用事が済んだ時点で、なんとか間に合いそうだったので、諦めていた九条「シネ・ヌーヴォ」でのドキュメンタリー映画『My Secret World: The Story Of Sarah Records』を見に行くことにした。すぐにウェブでチケットを購入(残り、5席くらいだった)。とるものとりあえず出た。自宅最寄駅で、乗り換え検索したら、九条駅着が、上映開始時刻の20分前だった。乗り換えをミスできない…。いや、ほんとにぎりぎり間に合った。
 今回の上映は、去年1回切り行われた(ことを、和久田さんのツイートで終わってから知った)上映のアンコールということだけど、企画した学生サークル「映画チア部大阪支部」の現メンバー卒業記念ということでもあったそう。彼らが独自に配給交渉し、日本語字幕を発注して実現したということで、日本語字幕付きで見られることに感謝しかない。映画は、Sarah RecordsのふたりのZine作りから始まるレーベルの始まりから、カタログ順に参加バンドについて、関係者や熱心なファンが語り継いでいく構成。記録映像は少ないけれど、コメントだけで十分だった。
 予算面でレーベルを続けることに腐心しつつ、意に沿わないことはやらずに、100作で終了。メジャーならもっと成功したかもしれないのにとバンドを気遣うSarahの二人とSarahから出せたことに誇らしげなバンドたちの関係が切なかった。100作の中には、すごろくもあって、それは知らなかったし、欲しいなと思ってしまった。このあたり、ファクトリーを意識しているような気もするけれど、映画の中では、ファクトリーはメジャーレーベル扱いで、そうなのかと不思議なかんじがした。特徴的なDIYデザイン(ブリストルの風景を紹介したもの)を意識した場面構成も楽しかった。特にエンディングクレジットは、カバーデザインがそのまま、置き換えられていて、スクリーンショットをとりたくてしかたなかった。

 実は知らずに行ったのだけど、終了後、Heavenlyのアメリアさんへのリモートインタビューがあった。イギリスは早朝とのことだったけど、一時間くらい話してくださった。最近の活動は知らなかったのだけど、音楽は続けられていて、今年に入ってからもSarahから出していたバンドを含むオムニバスをリリースされているとのことだった。聞いてみないと。

 九条から西九条、千鳥橋まで歩くことも一瞬考えたけど、夕方になっていたので、おとなしく帰宅。

 今週のその他。●「GYAO!」でドラマの続きの他、映画『散歩する侵略者』と『さよならくちびる』を見た。『散歩する侵略者』は、ミステリアスなSFかと思っていたら、コメディだった。宇宙人に盗まれることで、「概念」を失うと、ひとはどうなってしまうのか、という。それをそういう風に見るのか、という可笑しみ。『ウルトラセブン』のメトロン星人の回を思わせるところもあった。『さよならくちびる』は、公開当時、スチルのパネル展示を見て、「雲州堂」が撮影に使われていることを知り、見たかった作品。門脇麦、小松菜奈がフォークデュオ、成田浚がそのマネージャー兼ローディー兼サポートメンバーに扮し、解散を決めた二人の最後のツアーを描く音楽映画。「雲州堂」は、酒田市の店という設定になっていたけど、エンディングロールに、「雲州堂」の小谷さんの名が音響担当として記されていた。●なかなかきちんと向き合えないこと、多し。

3月28日(月)
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3月29日(火)
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3月30日(水)
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3月31日(木)
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4月1日(金)
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4月2日(土)
[一回休み]

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