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2022年1月9日〜2022年1月15日


1月9日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2022年1月9日】
 外付けハードディスク、というよりも、USB端子が突如緩んで、つないでも認識しなくなった。「あるある」なのだけど、何故、こんな壊れやすいUSB 3.0 Micro-B端子が標準になっているのだろう、と思う。「あるある」なので、去年のモノが壊れる呪いとは無関係ということにしておく。

 早朝のNHK-BS「新日本紀行」は、「芝居小屋のある街〜横浜・中村川〜」(1979年)。タイトルでも番組概要でも触れられていないけれど、前半は停留した艀(はしけ)での水上生活のレポート。否定的な描き方はされていなかった。店になっている艀もあったようで、ジーンズショップと紹介された「WORK SHOP」は、喫茶コーナーもある雑貨店の趣きだった。店内で、エミルー・ハリス "To Daddy" が流れていた。"QUARTER MOON IN A TEN CENT TOWN" (1978)収録曲。後半はタイトルどおり、三吉演芸場のレポート。最後に、中村川の上に高速道路が建設されることが告げられ、風景が変わってしまうことを予告して終わる。
 エミルー・ハリスは(再)デビューから気になって聞いていて、この頃まではラジオでかかるのをチェックしていた。カントリーという意識はなくて、シンガーソングライターとして聞いていた。

 ナイーム・モハイエメン氏が制作した日本赤軍によるダッカハイジャック事件のドキュメンタリーがウェブにあがっていたので、(字幕がないので)見るとはなしに流していたら、突然、ポール・マッカートニーの "The Zoo Gang" が始まって、びっくりした。見ると、ドラマ "The Zoo Gang" のタイトルロールの映像が流れていた。曲は知っていたし、そう言えば、テレビ番組のテーマ曲だという話は読んだことがあった。ドラマは、動物の名がコードネームになっている元レジスタンスの4人が犯罪と対決するアクションもののようなので、テロ事件を題材にしたものがあるのか。と思って、曲が始まる前に戻して見直したら、どうやら、制作者のモハイエメンさんが子供のとき、この番組が好きで見ていたところ、突然中断して事件の報道番組に切り替わる体験をしたらしかった。思いがけないきっかけで、ドラマ "The Zoo Gang" に接することになった(タイトルロールを見たのも初めて。検索したことなかった)。タイトルロールで、原作がポール・ギャリコであることも知った。

 夜、NHK教育で、『プラネテス』の再放送があることを知り、びっくり。ついこのあいだ、ニュースでデブリについて知った母に、デブリ回収を仕事としているひとたちのアニメーションドラマがかつてあったことを話していたばかりだった。

 昨日の書き忘れ。シドニー・ポワチエの訃報。『いつも心に太陽を』はルルの主題歌や、卒業パーティでのマインドベンダーズの演奏はもちろん、スージー・ケンドールやエイドリアン・ポスタも出ている60年代イギリスの若者映画として好きな映画。典型的な学園青春ドラマとも言えるけど。監督・脚本のジェームズ・クラベルが、「23分間の奇跡」の作者であることは結びついていなかった。
 「雲遊天下」五十嵐編集長が亡くなられてから一年。去年は、『君はそいつらより永遠に若い』パンフレットで、「雲遊天下」の縁で行ってみたことがある神保町「ヒナタ屋」に再会したということもあった。五十嵐さんの闘病を応援するように、「雲遊天下」表紙イラストをTwitterにアップされていた山川直人さんの「雲遊天下」表紙イラスト集『夜更かしの愉しみ』はうれしかった。

1月10日(月)
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1月15日(土)
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