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2021年8月29日〜2021年9月4日


8月29日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2021年8月29日】
 更新が二週開いてしまった。先週の日曜日午前中に、パソコンがついに起動しなくなり、その日はどんよりしていた。なかなか起動せず、やっと起動したと思ったら、復旧モードになり、画面に従って、いろいろ選択してみるも、結局、復旧せずに強制終了、の繰り返しで。
 朝早いうちは動いていたのだけど、最初に起動したとき、ファイル名が文字化けしていて、早々にオフにしたのだ。前兆だったのかもしれない。

 日曜の午後は、母が寝室に引き上げる時間も多かったので、録画した番組を見たり、DVDに移したりして、整理に勤しんでおりました。レコーダーも不調で、DVD盤が認識されなかったりして、どうしたものかと悩み中だったので、パソコン不調で追い打ちをかけられたかんじです。DVDへのダビングも一応やってはいるのだけど、かけ直すと認識されないので、果たして、ちゃんとダビングできているのか確認できない。ダビングは、保険のようなもので、ほとんど見ることがないとは言え、よかったなと思った番組はやはり残しておきたいので、もやもやしています。

 あと、パソコンが不本意ながら、CDプレーヤー兼用なので、CDも聞けない。上記のように、BD/DVDレコーダーもいまいちなので、長らく使っていないVHS/DVD再生機をテレビにつないで、それで聞くことにした。通信連携がない機器だけど、アンディ・パートリッジの "MY FAILED SONGWRITING CAREER: Volume 1" をかけたら、タイトルとアーティストの表示が出て、びっくりした。盤に記録されているのだろうか。

 寝る前に、枕元にパソコンを置いて、点けてみた。時間はかかったけど、復旧モードにはならず、起動した。でも、安心できない。このところは、フォルダーやファイルを開けようとしたり、アプリケーションを起動しようとしただけで、「応答なし」になり、応答しないので、終了しますかと、訊かれて、「終了」を選択すると、それもまた「応答なし」になり、そのうち画面そのもの(つまりOSそのもの)が固まったり、落ちたりするという状態だった。余計なこと、ではまったくないけれど、何かすることは控えて、起動しているうちにできるだけバックアップをとることにした。それと、必要最低限の情報をメールで転送したり。ひやひやしながら。

 今週は、寝る前はだいたいそんなかんじでした。起動するまでに時間がかかり、終了も穏便に済むかどうかわからないので、夜しか試せない。帰宅して、一段落しても、隔離部屋に移らず(暑いということもあった)、早々に寝落ち、目が覚めたら23時くらいで、そこからバックアップ作業を細々と、留守録した番組をぼんやりと見たりしながら、の日々。

 そんな訳で、先週、土曜日に更新したあと、週末更新ができなかった。第三者にはわからないが、本人が読んだら(いくらなんでも、たぶん)自分のことだと気付く仕事に関する悪態を書いていたので、表に長らく、放置することになって、あらあらと思ったのだけど、今週、そこで書いているようなことが繰り返されたので、読まれてないし、読まれてもええわ(もとよりそのつもりなのだけど)と思い直した。返事がなかった何か月も前の指摘について改めて訊かれたり、つい最近すったもんだした浅い思い込みにもとづくでたらめな指示が繰り返されたり。

 水曜日、「Sweet Dream Press」に頼んでいたイ・ラン Lang Lee のシングル "ある名前を持った人の一日を想像してみる" b/w "イムジン河"、タラ・ジェーン・オニールのカセット "SOME GREAT HITS" が届いた。木曜日、通勤途中のコンビニで、ジャックス『2nd Jacks Show, Jul.24, 1968』、クライアン・シェイムズ "SUGAR & SPICE: Deluxe expanded Mono edition" を引き取り。あれっ、セカンドアルバムを頼んだつもりでいたけど、ファーストアルバムだった。

 ジャックスのライヴ録音は、かつて、自主制作盤としてリリースされたもので、音は、数か月だけ社に居た若い衆からコピーをもらって聞いたことがあった。最終チェック担当なもので、新人とは直接仕事上でやりとりすることはなかったけど、音楽好きだということで、そのあたりの話はしたことがあった。
 湯浅学さんの解説によると、会場で録音したひとと自主制作盤としてリリースしたひとは別、らしい。録音テープが谷野さんに預けられ、それを何か録音がないかと要望した別のひとに谷野さんが渡したという経緯。去年聞いた、リリースしたのは京阪沿線のひとという話は出てこないけど、当時の「新譜ジャーナル」に載った記事では、版元が大阪であることは記されていた。名乗り出られないのが不思議ではある。

 穏便に行ける範囲と時間で『ドライブ・マイ・カー』の上映があることを知り、思い立って、行ってきた。席がラスト3席だった。午後の、家に居ると、眠ってしまいがちな時刻だったけど、眠くならず、三時間を過ごした。実は腹の調子もよくなかったので、心配だったけど、大丈夫だった。そんな話はともかく。会話と会話による試行錯誤で、少しずつ、気持ちにたどり着く、その過程に接していることが緊張感とともに和らいだ気持ちを持続させていたのだと思う。最後はちょっと『グラン・トリノ』を思い出してしまった。
 休みの日に出かけるのがひさしぶり過ぎて、財布の補充をしたつもりで忘れてた。電車賃と映画の切符と缶コーヒーと母の機嫌をとるためのおみやで、すっからかんに。せっかく街に出たのに何処にも寄れず。なにがしかの安全のためにはそれでよいのかもしれないが。それにしても、「しかたない」かどうかで感染の是非が問われるようになっていることに異を唱えたいと思う。

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