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2021年8月15日〜2021年8月21日


8月15日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2021年8月15日】
 感染予防は基本として、動きの鈍いパソコン、暑さ、豪雨、臆見から組み立てられた理屈から自分(たち)だけは免れていると信じ込んでいる言説のいずれかが原因で、様子を見たり、身動きとれないでいるうちに、睡魔に襲われて倒れたりしていた一週間、でした。

 月曜日、台風由来の暴風圏が近づく中、午前中、墓参り。日取りを決めたときは、土曜日がいちばんあぶなくて、月曜日は余波が残っているかもしれない、という予報だったのだけど、ズレてしまった。しかし、結果は、いつもつかまるかどうか読めず、早めに着いたりするタクシーが待ち合わせ時刻ちょうど現地到着、ほどなくして弟たちとも合流して、風は強かったし、途中でパラついてきたけど、無事に墓参りを済ませることができた。恒例の会食は、今回は無し。雨が降っていると、母とわたしの組は足の自由がきかないし、弟たちの車にみんなで乗るとなると密になるので、念のため。

 いまだにウイルスの感染経路や感染防止策についての方針が大雑把過ぎて、「念のため」レベルの最大公約数的なことをやらざるを得ないのが歯がゆい。ウイルスについても、ワクチンについても、同様に、不明点、不安要素があって、予測できる状況に応じて、個別にてんびんにかけて、選択するというかんじになっている。ここに、一貫した考えかたのようなものは要らないです。具合が悪くなったら、すぐに診てもらえて、治療してもらえることだけが望みで、それ以外は、代替策に過ぎないので、全面的に信頼することはない。「わたしが」具合悪くなったことに対して、責任とれない「考えかた」は要らない。

 火曜日、田口史人さんの「日本のレコード」と、「FOREVER RECORDS」に通販で頼んでいた中村泰之監修『vanity records』と平山悠編集・執筆「FEECO」Vol.3 (Doomsday Issue)が届いた。『vanity records』は、vanityの復刻プロジェクトの一環として、中村氏主宰の「きょうレコード」ウェブサイトに掲載された関係者へのインタビューや作品考察を中心にまとめたもの。2011年版ボックスセットの解説として、ウェブサイトからコピーして、ブックレットを自作しようとしていたのだけど、アルバム情報の校閲を含めて、やり出したら、結構大変で、諦めました。諦めて、この本を買うことにした次第。当時の音楽の聞きかた、捉えかたを改めて再確認できるのは楽しい。もう少し資料面で整理してくれてもと思ったけど。というのは、いま言っても信じてもらえないかもしれないけど、当時から、一定の距離は取っていて、取捨選択していたので、見送ったものや忘れていたものがあるので、穴埋めしたくて。この本の中で復刻されている1981年9月発行の05号も買わなかった。

 「FEECO」は、研究誌と言ってよく、研究対象を知らないと置いてかれるかんじなのだけど、研究のために、きちんと取材し、関連するものへの参照を怠っていないので、どこかでつながったら、役に立つことが予想できる内容になっている。今号も、異なる分野の記事が、平山さんの関心でつながるように構成されている。わたしへのひっかかりとしては、タイニー・ティムとシャーリー・コリンズの記事がある。

 水曜日、雨の心配がなさそうだったので、午後から、ワクチン前に献血しておこうと、電車に乗って、隣市にある献血センターに向かったのだけど、休みだった。付近を歩いてみたけど、移転した家電量販店のあとは、広大な更地になっていた。かつては、左右に上新電器、ニノミヤ無線、ミドリ電化と電器店が並び、突き当たりには「ダイエー」の大規模店があるという、にぎやかな通りだったのだけど、「ダイエー」はマンションになり、電器店は全盛期のあとにできた新しい店も含めてことごとく無くなってしまった。

 高校生くらいまでは、居住市の中心部よりも、にぎやかだったので、放課後はもっぱらこっちに来ていたのだ。駅前にはレコード店と書店があるショッピングセンターがあった。いまはクリニックや弁護士事務所が入っている。「ダイエー」の周囲には、マンガに強い書店があった。小さいけれど、「岩谷宏のロック論集」や「だっくす」を置いてくれていた書店もあった。隣には、ソニーの直営店があって、販促紙やカタログを取りに行ってた。ミドリ電化にはレコード部があったし、ニノミヤ無線では電子工作のためのパーツが買えた。日本橋に行かなくても。

 回想しておる場合か。

 戻って、自宅最寄駅から少しのところにできたショッピングモールへ。休みに入る寸前に、汗で張り付いたズボンが破けてしまったので、新調した。のだけど、その後、雨続きで、どうせ濡れるのなら、破けたやつでええわと、まだ新調したものは履いていない。書店にも寄って、雑誌を少し。「SAVVY」9月号(特集=わたしのカフェと純喫茶)は、ぱらぱらとめくっていたら、在原みゆ紀さんがモデルをしているページがあって、お、と手を止めたら、「古本」という文字も見えて、え、どこ、と思ったら、塚本「エレバティ/awaiya books」だった。めくったら、次のページも在原さん in 「エレバティ」で、へーと思って見ていたら、小さく、painfulの『MAGICAL 3ep』が見えた。おお。このミニアルバムのジャケも、「エレバティ」で撮影されたものだったと思う。という訳で、買うことに。…在原さんが載ってるからなのか、painfulが載ってるからなのか、どっちや。前者の疑惑が高まるのが、一緒に在原さん表紙の「Lala Begin」を買っていること。言い訳できん…。それと、NHK「100分de名著」テキスト8月号、『声を記録する/アレクシェーヴィチ 戦争は女の顔をしていない』。

 木、金は、特に午後からの集中豪雨のため、動けず。金曜日、名古屋在住の家具職人で、音楽イベント「コーヒーもう一杯」などを手がけている野田明氏が運営する通販サイト「珈琲マインド」(ツイターでまったく無意識に「喫茶マインド」と書いてしまっていた。申し訳ない)に注文したものが届いた。ライヴ会場で買えるかな、と思っていたのだけど、感染拡大状況から、回数を減らしたことで、なかなか機会がなかったので、通販で。
 野田氏の家具レーベル「midd craft」制作のオムニバス「コーヒーもう一杯 コンピレーション・アルバム」2枚、『夕暮歌集 魔法をかけさせて』と『夜の歌集 僕の万年床』。それと、painful『MAGICAL 3ep』。「SAVVY」を見て、これは買わないと、と。
 「コーヒーもう一杯」は、同名の音楽イベントの出演者の録音を集めたオムニバス。アジマカズキ、すぱっつ、そらしの、海洋天堂、トロエッパ、リバーヴス、百景借景、ベイブス、コーラスウォーター、冬支度が、2枚のアルバムにそれぞれ1曲ずつ収録されている。百景借景の初録音2曲、冬支度の新録「コンビニコーヒーブルース」がまずは聞きたくて。あとは聞いたことがなかったバンドばかりだけど、一回聞いて、とりあえず、すぱっつ「眠れない夜の唄」が残りました。

 土曜日、午後にいちばん雨が激しくなるという予報だったのだけど、それほど激しくもならず。これなら、がんばって、出かけられたかもしれない。

 昨日の夜から激しい雨が続いていたけれど、明るくなる頃には治まりつつあった。昼の買い物には、降っていないのを見計らって、ひさしぶりに、家からいちばん遠いスーパーに。いつ雨が降ってくるかわからないので、いつもは歩きだけど、自転車で。でも、その後、晴れ間も見え出した。
 昼食後、ちょっとチェックしようと、パソコンを起動しようとしたら、うんともすんとも立ちあがらない。闇雲にバチバチやってたら、セーフモードらしき画面になったり。一時間、悪戦苦闘して、なんとか終了させて、外出。水曜日に果たせなかった献血(生涯2回目)へ。前回(今回も)、インフルエンザや風疹のワクチンについて訊かれたので、COVID-19ワクチンとの関連について訊いてみた。(1)献血後のワクチン接種は問題なし。(2)ワクチン接種後も48時間経過していれば献血可。とのこと。焦らんでもよかったんやな。でも、知ってたら、きょう、動けなかったかもしれない。

8月16日(月)
[一回休み]
8月17日(火)
[一回休み]
8月18日(水)
[一回休み]
8月19日(木)
[一回休み]
8月20日(金)
[一回休み]
8月21日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2021年8月21日】
 月曜日、仕事場を間借りしている構内は実はまだ夏季休暇中で、ぴっくりするぐらい人が居なかった。事務所でひとり出社した先々週の金曜日は、業務がない間に行われる工事関係のひとたちの姿があったけど、工事も休みのようだった。その工事の一環で、事務所が入っている建屋のトイレが現在使えないのだけど、ひと気のない別の建屋に忍び込んで、用を足すかんじで、居心地わるし。他には清掃などのメンテナンスのひとしか居ない。まるで、わたしら(ひとり出社は免れた)のために来てもらっているみたいなかんじで、申し訳ない限り。 

 抗COVID-19ワクチンの第1回接種が水曜日に決まったので、木曜日提出の書類は火曜日中に仕上げなければならなかったのだが、そのカテゴリは、いつもあれこれなかなか決まらなくて、ぎりぎりにならないと出てこない(そして、決まりきれず、先方の都合で締切が延びることもしばしばある)。今回も、休み前や月曜日に材料が出てくればと期待したけど、連絡があったのは月曜日、わたしが帰宅したあとだった。という訳で、火曜日はそれにかかりきり。聞いていた予定は二件だったけど、出てきたら三件になってるし。ひさしぶりに残業して、仕上げて、帰宅。 

 そう言えば、休み前に、先方からの指示が「ここに文章が入ります」案件だったので、連絡したものの取り合ってもらえなかった件。休みが明けたら、早々に、指示元の文書の発行者から「現地から指示があったので修正してください」と連絡が来ていた。現地からの原文には「それは注釈であって、記載例ではないですよ」とあった。そらそやろ、なのだが、こちらから連絡したときには「どこが問題なのかわからない」「文章に問題はない」「言われたとおりにやったらええねん」と言っていたひとたちは、こちらから問い合わせたことには一切触れず、現地が言ってるから直せ、と言ってくるのであった。なんやなー。

 火曜日、ワクチン接種は近くの診療所で、夕方から。ほぼ休日モード。ちょうどというかなんというか、午前中からずっときつめの雨だったので、昼の買い物以外は外出せず。 
 15分前に問診票に記入して、体温を測って、5分前に診療所着。5人が呼ばれて、別室で待機。ひとりずつ診察室に呼ばれて、接種。別室に戻って、15分待機して、お解き放ちとなった。終わって外に出ると、晴れ間ができていて、大きな雲が出ていた。その日の夜、寝る前になって、打たれたところがむずがゆくなってきた。体温は36.7度。来たか。来たのか。 

 と思っていたが、翌日、体温を測ると、35.3度。打たれたところが、だんだん痛くなってきて、強い打ち身のようなかんじになってきたけれど、その他はしんどいこともなく、出社した。火曜日に、「もしかしたら木曜日も休むかも」とさんざん連絡して回っていたので、なんだか恥ずかしい。接種後も、「若いひとは熱が出るかもしれません」と説明を受けた。若いアピールみたいになっていたかもしれない。 

 木曜日の帰りに、通勤途中の乗換駅近くのコンビニで、通販物の引き取り。アンディ・パートリッジ "成功しなかった私の作曲キャリア・コレクション@ (MY FAILED SONGWRITING CAREER, VOLUME 1)" とオムニバスアルバム『POET PORTRAITS dictionary 0003』(pocopen x2、山田和男 x4、姫乃たま x4、鎌田ひろゆき x3)。 
 アンディ・パートリッジのEPは、依頼されて提供したものの没になった曲を再演したもので、「ソロ」ではないと本人は申しております。今回、何故か、デザインは、日本の駄菓子屋で売られていた「じゃんけんカード」。元ネタがありそうなかんじだけど、絵は歌に合わせたものになっており、それ風に描かれたと考えるべきか。版ズレしたかんじまで再現されている。裏には、日本語でタイトルが書かれている。各曲も、1. 幽霊機関車 Ghost Train、2. 素晴らしい日 Great Day、3. 星のメイド MaidOf Stars、4.求婚ダンス The Mating Dance。

 DL販売で、yumbo『The End of a Song』購入。イギリスの「Cafe Oto」のレーベル「Takuroku」からのリリース。澁谷さんのツイートから、補足。日本語題は「短さについて」「歌の終わり」「温かい都」「幻のできごと」「徴の歌」。アートワークは工藤夏海さん、歌詞英訳はtdsgkさん、ミックス瀬川雄太さん、デザイン&マスタリングOlli Barrettさん。

 金曜日、朝には、ほぼ腕の痛みも消えていた。副反応なのか、筋肉注射ゆえの痛みなのかどっちなのだろう。前日に離れた場所で勤務しているSさんから、いつものように、困惑しつつ的確かつ誠実な質問が来ていたのだけど、その問題の作業が急遽午後から。思っていたよりも大量。しかも、独自ルールを設定してきて(前日の質問は、先方からの指示がルールどおりでないことについての問い合わせだった)、処理に手間取ってしまった。ずいぶん古いものも含まれていたので、「忘れてたんじゃ…」疑惑。でも、急ぎだ、今日中だと言ってくるのだ。(しかも、結果送信の段階で、先方が6月から変わった「先方の」ファイル送信システムのしかたを理解されていないことが発覚。結局、送れなかったというオチ)。なぜ自社のシステムについて知らずに済ませられるのだろう、そして、なぜ請負業者に訊いてくるのだろう。 

 相変わらず、パソコンが何をやろうとしても「応答なし」になり、そのうち固まるの繰り返しになることがあり、そのことで疲弊している。文字を打つのにも苦労する。メールソフトが「試用期間終了」と認識されて使えなくなったり、枠は出るのに、件名その他文字が表示されなくなったり。CDプレイヤー兼用なので、CDも聞けなくなる。うまく(と言っても、文字入力のどんくささは変わらないが)動くときもあるけれど、数時間経ってもダメなときもあり、違いが何に由来するのかわからない。更新するごとにあかんようになるので、応答なしになるのは、OSが連携しまくって重くなっていることにパソコンのスペックがついていけなくなってきているからではないかと考えている。

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2021 Kijima, Hebon-shiki