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2021年5月30日〜2021年6月5日


5月30日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2021年5月30日】
 梅雨の休止期間か、降る日もあったけど、降らない日もあった。雨が降らなさそうな火曜日の帰りに、家電量販店が開いてないかどうかの確認がてら、途中下車した。やはりまだ開いてなかったのだけど、それで気まぐれを起こして、地図も持って出ていない、iPad miniは手元にないという状態で、ふらふらと「知らない道」を歩き出してしまった。歩いているうちに、バス通りに遭遇すれば、それでとりあえず淀川を渡ろうという気持ちでいたのだけど、東に行けども行けども、大きな通りに出くわさない。とりあえず、淀川の堤防にあがってみたら、次の橋とのまだ中間地点というところだった。そろそろ暗くなってくるという時刻に途方に暮れてしまった。次の橋まで歩くか、と歩きかけたのだけど、次の橋を徒歩で渡れるかどうか、バスがあるかどうか確認できていない。しかたなく、元来た方へ堤防上を戻ることにした。
 ひさしぶりに、淀川を徒歩で。車道と淀川に挟まれ、前から後ろから自転車がスビートを緩めずに走ってくるという怖い状況なのはわかっていたので、つい東へ歩き始めてしまったのだった。

 延期延期になっていた仕事がやっと動き出したと思ったら、去年の12月に指摘して解決済みだと思っていた問題点が放置されていたことが発覚。来週納品だというのに、指示に不備がある。先方だけの問題ではなく、身内も甘かったのだが、リモート会議に呼び出された。黙っているつもりだったけど、「何を言うておるのだ、このひとたちは」と思うと、黙っていられない。だから、会議には参加したくないのだ。先方から、こちらに依頼や相談が来なくなったのは、そういううるさいこと言われるのがかなんからだろうと推測しているのだけど、もともと請負業者のこちらがやるべきことではないので、任せていたら、放置。こっちもしんどい目に遭うのがわかってるからそうならないように動こうとは思うけど、好きでやってるのとちゃうからな。週の後半、ひたすら消耗した。おかげで、帰宅してから、三日連続で、寝落ちしてしまった。

 金曜日、母のCOVID-19ワクチン第1回接種。副作用のことがあるので、できるだけ早く帰りたかったのだけど、前述の消耗仕事のおかげで、かなわず。ただ、便りがないのはよい便りというか、本人は、けろっとしていた。土曜日も様子を見ていたけど、なんともなさそうだった。

 きょうは、通勤定期の更新のため、午後から出かけた。期限は明日までだけど、明日はたぶん、前述の件で遅くなるかもしれない。金曜日は、前述のとおり、早く帰りたかった。ま、前半のうちに更新しておけばよかったのだけど、出かける口実にするためにとっておいた、のも確か。途中の駅で、更新手続きをして、その足で、越境。駅から歩いて、ホの字の店に。気になりながら、通勤途中では見ることができない本をあれこれ。山川直人『はなうたレコード』、『短編文藝漫画集 機械 猫町 東京だより』、植本一子『個人的な三ヶ月 にぎやかな季節』、『仙台本屋時間』、「ことばと vol. 3」(特集 ことばと音楽)。通販でとったりしていたのだけど、まったく追いついていない井上智恵さんの『ラジオ浄土寺便』2020年11月と12月分。無料配布誌の「屋上とそら」vol. 40、41、42、43。
 途中、寄る予定はなかったのだけど、開いていて、覗くと、おもしろそうな展示をやっていたので、「トランスポップギャラリー」を覗いた。「たのしい怪獣展2021」。逆柱いみりさんかな、と思ったら、ちがっていたのだけど、塙将良さんの作品がとてもよかった。特に、造形。色使いがメキシコや南米、東南アジアのフォークロアを思わせる。造形は手が出ないけど、線画をまとめた冊子を買った。フランスで注目されているとのこと。

5月31日(月)
[一回休み]
6月1日(火)
[一回休み]
6月2日(水)
[一回休み]
6月3日(木)
[一回休み]
6月4日(金) 【▼ぐりぐらメモ/2021年6月4日】
 仕事は、あっちもこっちも消耗案件で(指示の不備や不統一のリカバリーが請ける側の問題になっていて、かつそれが当然のような物言いをされている)、くたびれた。行き帰りに音楽が聞けなくなって三週間。在宅勤務でわかった通勤時間とは××だったてな話をよく目にするけれど、通勤時間とは音楽を聞く時間だった、のでした。聞けなくなると、途端につらい。ふたつの意味で、「早く家に帰りた」くてしかたがない。

 本は読める。通勤カバンがめちゃくちゃ重いのだけど、それは仕事に要るものではなくて、通勤途中に要るものが入っているから。前半は、「ことばと vol. 3」(特集 ことばと音楽)。特集とは別の連載、百瀬文「あのページで逢いましょう」に添えられた本棚の写真に『ロック訳詞集 世紀末解體新書』『岩谷宏のロック論集』『ガセネタの荒野』『非時と廃墟そして鏡』『間章クロニクル』『ギンガ』『アナキズム・イン・ザ・UK』があって、おやっと思う。文章は音楽関連ではなく、執筆者の本棚かどうかもわからないのだけど。後半は、植本一子『個人的な三ヶ月 にぎやかな季節』、一月分と二月分まで。タイトルが書かれた部分は、表紙の一部ではなく、「小さな表紙」だった。つまり、ほとんどの部分は本文で、むきだしになっている。やわらかいので、カバンにごちゃっと入れるとすぐに破れたり、くしゃくしゃになってしまいそう。そうしたあやうさも意図されているような気がする。

 月曜日はまた寝落ち。通院のために早く帰宅した火曜日は別にそのことを反省してではないけれど、隔離部屋に移る前にひと眠り(寝落ちには変わりない)。

 水木は、みずきではなくて、すいもくは、ヘルプ作業でひさしぶりに残業。ウェブ上の掲載物の検証作業だったのだけど、残ってる作業がスマホしかなくて、Androidスマホを初めて、というか、スマホそのものを初めて操作することに。ちっちゃ。URL入力できん。

 木曜日に、別々の通販物が別々のコンビニに届いて、帰りに引き取り。乗換駅で途中下車して、パトゥー Patoo のCDとDVDのセット "AND THAT'S JAZZ: LIVE 1971-1973"、ザ・ジスト The Gist のオリジナルアルバムと2枚の発掘盤をあわせた3 in 2 "THE GIST COMPLETE: ANOTHER WAY OF BEING"。自宅最寄駅近くで、チャラン・ポ・ランタン『こもりうた』CD+BD版。

 ジストの発掘盤シリーズは、1枚目 "HOLDING PATTERN" は予約して買ったのだけど、2枚目 "INTERIOR WINDOWS" は気付いたときには発売されていて、既にウイルス蔓延期に入っていたこともあって、海外通販に躊躇してしまい、買いそびれていた。という訳で、この日本独自企画2枚組は "INTERIOR WINDOWS" の代わりに。1枚目に "EMBRACE THE HERD" とシングル2枚のAB面、それとまだ詳細未確認だけど、日本盤のためのボーナストラック4曲。2枚目に "HOLDING PATTERN" と "INTERIOR WINDOWS" が収められている。懸念していた日本語解説は、スチュワート・モクサムとルイ・フィリップの "THE DEVIL LAUGHS" とやはり同じひとで、やっぱり言わんとしていることもよくわからないし、文そのものもヘタで困ってしもた。

 木曜の夜、消耗しきっていたので、ウェブ閲覧もそこそこに寝床に引き上げて、チャラン・ポ・ランタン『こもりうた』のBD、2019年7月7日、昭和女子大学人見記念講堂でのライヴ「脱走の果て」映像を見た。youtube番組をずいぶん楽しませてもらっているので、なにかアルバム聞いてみないとな、と思っていたら、ウイルス蔓延期に入ってから、自宅録音で発表された配信シングルを集めた最新アルバムに、コンサート映像が付いたものがある。コンサートなら代表曲が聞けて、入門編によいだろうと思い、曲目を見たら、"Ale Brider" や "Odessa Bulgarish" といった馴染みのあるクレズマー曲をやっていて、おおっとなったのでした。その後、youtube番組でルーツを語る回を見て、アコーディオンに興味を持ったのはシルク・ド・ソレイユがきっかけだけど、音楽はこまっちゃクレズマーがルーツで「ハバナギラ」を自分でもやってみたくて、高校の時に所属していた吹奏楽部からメンバーを集めてバンドを作ったということを知り、なるほどと。ファン層が被ってないような気がするけど、それは、たぶん、「ヴォーカルで妹の」ももさんのキャラクターによるところが大きいかもしれないと、コンサート映像を見て、改めて思った。どんな曲でも聞かせてしまう華やかさがあって。学園祭クイーンという言葉を思い出す(死語か)。それにしても、事務所はソニーで、レーベルがエイベックスという堂々たるメジャーで、クレズマーとは(マッドネスの "One Step Beyond" もやってた)。リスナーも、アンコールが持ち歌ではなく、クレズマーのカバーで盛り上がってる。

 金曜日、ヘルプ作業は一段落、消耗案件のひとつは問題発生により納期が延びて、しかしもうひとつの消耗案件にかかる気力は起きず、来週でよい作業のひとつを先にやって、定刻であがった。疲れたので、前日に引き続き、ウェブ閲覧はそこそこに、映画『ボヘミアン・ラプソディー』を見ようかと寝床に入ってテレビを見ていたのだけど、USツアーが決まったというあたりで、寝落ちしてしまった。目が覚めて、朝だと思い、ああ、やってもたと思ったが、まだ1時半だった。

6月日(土)
[一回休み]

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2021 Kijima, Hebon-shiki