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2021年3月21日〜2021年3月27日


3月21日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2021年3月21日】
 同僚のお子さんたちが卒業・卒園、エッセネスをフォローさせてもらっている若いひとの中にも卒業するひとが。「卒業」には「おめでとう」が続くものだけど、少し寂しい気持ちになるのは、これから知らない(いまだって知りはしないのだが)ところに踏み出していくからだろう。

 仕事はようやくとりかかれるようになった長期課題を黙々と。だけど、周囲が繁忙期に突入している中、もともと長期課題の上に、先方都合で日程が延び延びになっている状態では会社的に残業する訳にも行かず、ちぐはぐなかんじになっている。やっていいなら、いくらでもできる、のだけれど。

 在宅勤務はそんなに望んでいない。移動は面倒だし、消耗することが多いけれど、自宅で仕事はしたくない。どこでもドアがあれば、思ったが、あれも『ドラえもん』では描かれていないように思うけど、通勤代のごとく利用料が発生しているに違いない。未来のセワシくんが立て替えているのだ、きっと。

 この土日は雨。きのうは、午前中、それから夕方の一っ時と、間隙を縫って、用事を済ませたが、遠出はできなかった。いろいろ忘れてしまっている。きょうは、午後から、ひさしぶりに、天神橋筋に。小雨になったのを見計らって、筋を離れて、「ディスクユニオン」に寄り道した。買うなら、ここでよなぁと思っていた、じょばんに『夢をみる音楽』をやっと。6曲入りCD-R『忘れられた曲、そして新曲』が付いている。音楽作品が特典だと、それが無い場合に、マイナス状態のように感じられるのが罪ではある。天神橋筋には置いてそうな書店がなさそうだと思っていた細馬宏通さんの『うたのしくみ増補完全版』があった。それと、ここにあるとは思っていなかった文芸誌「東京荒野」24号もあった。佐藤幸雄さんの「名前はまだない」が別冊付録で付いている。大滝詠一さん関連の雑誌二冊はとりあえず見送る。アルバート・アイラー本は見当たらず。あと、ひさしぶりに「ニュー広場画報」No.45を入手することができた。
 レコードは、時間がなかったので、「WORLD」の棚だけ。ポーリーン・ジュリアン Pauline Julien の "AT THE CANADIAN PAVILLION (CBC RADIO CANADA TRANSCRIPTION)" が安かったので買うことにした。1967年、モントリオール万博でのライヴ録音ということで。レコード番号は、EXPO 18。他にもいろいろあるのだろう。この年は、カナダ建国百周年でもあり、カナダの音楽家を積極的に紹介する動きがあったことは、ジョニ・ミッチェルの未発表録音集でも触れられていた。ジョニさんは、万博には出演しなかったのかな。

 「ディスクユニオン」を出た途端、雨がきつくなってきた。天神橋筋に戻る途中、扇町公園で目測を誤り、思い切り水たまりに足をつっこんでしまった。あれ、デジャヴ?前にもこんなことがあったような。そして、その日も西本さゆりさんの歌を「音凪」で聞いたのではなかったか。前回の反省から、靴下は『うたのしくみ』を包んでいたビニールを剥がして、くるんでカバンに入れ、天神橋筋商店街でタオルを買って、足を拭いた。

 「音凪」での「龜樂祭」第二夜。西尾賢さん&豆奴さんの他、Ett、長久手のムード歌謡&ヨーデル歌手ハナ・ミズキさんが出演。幕間音楽はDJ武村篤彦さんの担当。Ett、好きな、聞きたい歌が次々と歌われたけど、5月生まれのひとの歌は初めて聞いたのだっけ。忘れているだけかもしれないが、忘れていたとしても、忘れていたことを記しておくべく、調べる前に書く(呑む前に飲む、みたいだが)。季節や吉兆に沿った龜樂が披露されたのち、ハナ・ミズキさんが登場、最近はまっているというヨーデル曲を披露。「ヨーデル食べ放題」の名古屋版を意識したという「金シャチ ヨーデル」や「コロナワールド」という名古屋ではよく知られたパチンコ店は関係ないらしい「コロナワールドヨーデル」を披露。「愛の古戦場」もひさしぶりに聞けた。「血の池タルト食べナイト」は初めて聞いたのだったか。西尾賢さんが歌う曲もあった。あとはいろいろ入り混じった混沌とした状態に。

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