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2020年12月13日〜2020年12月19日
12月13日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2020年12月13日】
知らない町の知らない場所に音楽を聞きに行くことが楽しみのひとつなのだけど、ウイルス蔓延状況では、「ふらっと」という訳にはいかないのがつらい。行ってみたいと思っていた場所が2020年いっぱいで閉めることになって、行くとすれば今日がよかったのだけど、なにしろ行ったことがないところなので、どのように対応されているかわからない。一度出かけたら、二週間様子を見ることにもしているということもあって、あきらめて、おとなしく。 時間の配分ができていない。夕食をはさんだ18時から21時くらいまでは、家に居るときは、母と過ごす時間にあてているのだけど、配信であっても、この時間帯にライヴ演奏が行われることが多く、「家に居るのに」そこに集中することが難しい。外に出ているなら「しかたない」のだろうけれど。で、仕事のある日の帰宅後は、21時から24時までの間、寝落ちで失ったりいつつ、あれやこれやをやらないといけなくて、なかなか時間がとれない。さて。 午後から、居住市の郵便局本局へ。商品写真が誤っていたものの返品。ついでに、例年なら駐車場にブースを設置して販売している年賀状をと思ったら、今年は、コンビニにまかせているようで、取り扱いコンビニの地図が貼られていた。 ハロルド・バッド、ブルー・ジーン・ティラニーと訃報が続いている。ハロルド・バッドは12月8日に、COVID-19合併症で。ブルー・ジーン・ティラニーは今朝伝えられた。去年、ブルー・ジーン・ティラニーとピーター・ゴードンか1976年10月に行ったコンサートの録音が発掘されて、真摯なのにふわふわした演奏が聞けて、とてもうれしかった。映像まで公開されて、「長生きはするものだ」と思っていたのだけれど。 当時伝わってきていなかったけれど、レフト・バンクのスティーヴ・マーティンが1月14日に、トム・フィンが6月27日に亡くなっている。訃報の日付を確かめようとして、うっかり振り返ってしまって、知った。レフト・バンクは、オリジナルメンバーが全員亡くなってしまった。レフト・バンクのリーダーについての情報は持っていないのだけど、バンド結成の要はトム・フィンだったのだと思う。フィンがジョージ・キャメロンと出会い、参加したバンドのレコーディングでマイケル・ブラウンと知り合ったことがきっかけだったのだから。また、"Walk Away Renee" の Renee はフィンのガールフレンドをモデルにしているらしい。 ファーストアルバムはほぼブラウン作品で占められていたけれど、ブラウン脱退後のセカンドアルバムでは、フィンも佳曲をいくつも作っている。ブラウンの小粋な「バロック」風味とは異なる、めくるめくようなストリングスが不穏なかんじすらするスケールの大きな歌がとても好きです。 ジョニ・ミッチェル "JONI MITCHELL ARCHIVES - VOLUME 1: The Early Years (1963-1967)" より、ジミな覚書。ディスク1のフォークソングカバーを除く。 1. 後に正式に発表された曲(発表順、かつ登場順) "JONI MITHCELL (SONG TO A SEAGULL)"
"CLOUDS"
"LADIES OF THE CANYON"
"BLUE"
B side of "YOU TURN ME ON I'M
A RADIO" single
2. 自身による演奏が発表されていなかった曲(登場順) - Born To Take The Highway (1965,
1967/3/17)
3. カバー - Sugar Mountain (Neil Young) (1967/5/28) 自身による演奏が発表されていなかった曲の中には、後に発表された曲の原曲だったり、一部だったりする曲が含まれているかもしれないですが、聞き込めていない。好きな曲、と言うことで、自分の中で同定したいとは思うのだけど、どどんと出たことで、追い付けていない。あわあわしてる。 |
12月14日(月) |
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12月16日(水) |
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12月17日(木) |
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12月18日(金) |
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12月19日(土) | 【▼ぐりぐらメモ/2020年12月19日】
あっという間に12月も後半。先週末の会議で、保留になっている課題を進めることにはなったが、まずは課題としてあげたことへの担当部署からの質問に回答しなければならない。月曜日早々に回答をまとめたのだけど、頭越しはまずいので、窓口部署を通そうと確認出しをしたら、返ってこない。木曜日にひとつ返事があったけど、要約すれば「よきにはからえ、知らんけど」。まだ揃っていない。わたしがさぼってるみたいやん。 そんな訳で、今週もひたすら、過去資料のアーカイヴ化、具体的には紙コピーのスキャンをやっておりました。仕事に関することは、きじまさんも音楽にばかりかまけている訳ではなくて、仕事で悩んだりもしているのだというエクスキューズのために触れるようにしているのだけど、あまりなことに遭遇すると、つい書きすぎてしまって、公表する段になって削ることがままある。そのせいで、ここに書いたのだか書いてないのだかがよくわからないことも多い。過去資料のスキャンをしていると、いろいろ思い出してしまうという話は書いたかどうか。 現在に至るまでたいして変わらない作業をしているのだけど、変遷あり、そのきっかけになったときどきの事件あり。12年以上前のことで、ああ、このときはコピー機の調子が悪くて、斜めになったり筋が入ったりひどかったな、とか、間に合わないからとファクスで何十枚も送らされたな、とか、目的に影響しない些細な誤記を訂正させられたな、とか、いまはまったく来ない審査結果報告にあれこれ指摘されたな、とか。一方で、些細な誤記(MがNになっていたり、独が英になっていたり…実害はない範囲だけど)に気づいて、こっそり直したり、コピーが漏れていたものを作り直したりといった改竄、もとい校訂作業もやっています。
金曜日は、長く一緒に仕事をしてきた同僚の最終出社日。今年の春に勤務地が離れてしまったけれど、朝、寄ってくれた。わたしがいまの会社に入って、いきなり(というと異論もあろうが、前任者が別の業務に移るので代替要員として誘われたことがあとでわかった)チームの責任者にされたときに、チームの主力メンバーだった。事情を訊ねた相手がええ加減だったこともあったのだが、まずい対応を多々やってしまい、結果、衝突することに。勘も観察眼も鋭いひとなので、余計に「ダメなやつ」に見えたと思う。こちらはさらに業務が増えて、にっちもさっちもいかなくなり、いちど潰れかけて、いったんそのチームを離れることになってしまった。復帰してからは、徐々に見直してくれるようになったかなと思っている。
今週は、帰宅してからは、片付けとは世を忍ぶ仮の姿、その実体は、餞別コンピに入れる曲のために、行方不明のCDの探索をやってました。一応、木曜日の夜に必要なものは見つかって、選曲して編集してCD-Rにコピーして曲目をプリントアウトした。のだけど、結局、渡さなかった。そゆことするのが微妙に思われる間柄かな、と。なにか他に渡せるものがあったら、ついでに渡せたのだけど、探しにいく余裕がなかった。送別会があったら、え、そやったんですかみたいな話をしたあとに、渡すこともできたかもしれない。けど。
鈴木美紀子さんから、鈴木美紀子トリオ Suzuki Mikiko Trio(鈴木美紀子 vocal & guitar, 小山和朗 guitar, keyboards & bass, 露木達也 drums)名義のアルバム『Over There』が届いた。先に配信で発表され、あとでCDを発売するとのことだったのだけど、CD発売は中止になって、CD-Rを限定30枚ということになった。配信が始まったとき、少し聞いて、やっぱりCDが出てからにしよう、と思っていたので、鈴木さんに送っていただくことにした次第。淡々としているようで、ひとつひとつの音が波紋を広げていくような鈴木さんのメロディにじんと来ます。波紋と波紋がぶつかって、くらっと時空がねじれたり、ゆれたりします。「怒りの彼岸」と「夢をみているみたい」が特に気に入っています。 |
2020 Kijima, Hebon-shiki