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2020年11月29日〜2020年12月5日
11月29日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2020年11月29日】
早く出られれば出かけるつもりにしていたのだけど、昼に、母が外に食べに行きたいというので、「早く」出ることはとりやめ。先週に続いて、店開拓シリーズ。といっても、駅から離れた住宅街で、元より食事の店はそんなに多くなかったところに今年に限った話ではなく、閉店していく一方なので、選択肢は限られている。少し遠いが、お好み焼きのチェーン店に。出てから戻るまで、買い物を含めて、二時間。歩きで、片道30分くらいかな。わたしひとりの足なら10分のところ。 戻ってから、うっかり少し眠ってしまったが、ともかく外出。しかし。駅に近づいたところで、仕事用鞄から眼鏡予算の残りを財布に移すことを忘れていたことに気付いた。店で見かけたら散財することが目に見えているあれやこれやが溜まっており、そのために出てきたところもあったのに。さらに、電車に乗ってから、イヤホンを忘れていた。 出遅れたので、いつものようにふらふらと歩くのはやめて、バスで、まず浄土寺へ。銀閣寺で降りて、いつもパンを買う店を見やると、閉まっている。もしかして、閉店、と思って、近づいたら、日曜はいつもは開いているのだけど、休みだった。休みであることにはがっかりしたが、閉店でないことにはほっとした。それから浄土寺に向かって歩き始めたが、閉店しましたの貼り紙がいくつか。貼り紙はないけど、閉まっているところもいくつか。
バスで四条に戻る。銀閣寺行きのバスは空いていて、最初から座ることもできたので、キング・オブ・観光地、京都でもさすがに、と思っていたのだけど、この「帰り」のバスは、満員だった。途中、東山で、渋滞のため、京都駅行きのひとは無料で地下鉄に振り替えますと告げられて、そこでかなりのひとが降り、ようやく一息つけた。京都こども文化会館閉館を告げる貼り紙が車内にあって、なんでと思ったら、近くを通る路線での車内アナウンスが来春まで改訂されず、案内がアナウンスされるからということだった。路線バスで案内するような場所を閉めてしまったんやね。七本松をぶらぶらしているときに遭遇して、おお、ここかと思ったことを思い出す。 そんな訳で、思いの外、時間がかかってしまったけれど、四条通を南に入ったところにある「徳正寺」へ。望月めぐみ切り絵展「透かし見る雪舟」に。きょうは、朝から薄曇りで、もうかなり暗くなってしまっていたけれど、モノクロームな背景も合っていたと思う。重ねて掲げられた切り絵が、ひとが通ったりするたびに、わずかな風で揺れて、重なり具合が変わり、しばしじっと見つめる時間になった。龍も本堂に掲げられた切り絵もよかった。ふだん使われている場所での展示なので、きょう一日限りなのでした。 少し歩いて、ひさしぶりに「cocon烏丸」の「現在京都精華大学kara-S」へ。イケガミヨリユキさんの個展「IKEGAMI
YORIYUKI solo exhibition “RECORDS”」に。鮮やかな色彩の食べ物と動物たち。ロバート・ワイアット/アルフレダ・ベンジ
"ROCK BOTTOM" を思わせる海の絵があった。気になっていた「MUSICS」というカードセットは売り切れていた。湖に映るシンメトリーの作品「耳は音を求め続ける」「目は見ても満たされることがなく」の大判カードのセットを購入。どうも終了時刻間際に飛び込んでしまったみたいで、待ってもらってたんやね、出たら、すぐに撤収が始まっていた。
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2020 Kijima, Hebon-shiki