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2020年3月22日〜2020年3月28日
3月22日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2020年3月22日】
先週の中頃から、腰が重い。相手先が在宅勤務になり、仕事中に動くことが極端に減ってしまったことが影響していると思われる。仕事場の携帯電話はカメラやTV等はロックされているのだけど、歩数計は使えるので、ちょっとした楽しみにONにしている。それが一日、2000歩行かない。不必要に階段を上がったり下りたり、手を洗うためだけに外に出たりしているけれど、どうにもこうにも。ちなみに、外で手を洗うのは、手をかざすだけで水が出る、センサー付きの水道だから、です。 ジェネシス・P・オリッジの訃報。サイキックTV以降は聞かなくなってしまったけど、スロッビング・グリッスルが不穏であることを実践し続けたことは、彼らがやっているから、(やらずに)済んでいるという妙な安堵があった。"We Hate You" のように、脅かしが恐怖にまで至ることがあり、そこは、楳図かずお版『エクソシスト』グラビアをホチキスで止めて見られないようにしたのと同様、できるだけ聞かないように注意していた。でも、にもかかわらず、ときどき思い出したように聞きたくなるのは、どちらかというと、怖い系の "Hit By a Rock" だった。高校生のとき、放課後、"HEATHEN EARTH" をかけながら、なんやったか作業していたら、ジャズ好きのTが「金出して買う音楽とちがう」と言ったことが何故か忘れられない。 森友学園用地売却をめぐって起きた理財局職員の自殺について、遺族が真相を明らかにすべく訴えを起こした。経緯と手記を掲載した「週刊文春」もひさしぶりに買って読んだ。売却当時、担当していなかったにもかかわらず、そして、反対したにもかかわらず、内閣にとって不都合と思われる部分の改竄に関与させられたうえ、まるで口を割りそうだからと孤立化させられ、追い詰められていったことに心が痛む。政治的な圧力の有無「以前」に、共犯に仕立てて口をつぐませ、それでも効き目がなさそうな場合は孤立させて罪を負わせるという手法が公的機関で行われていた疑いがあることが恐ろしい。そのことを「まず」明らかにしてほしいと思う。
運動不足の解消のためのひと駅歩き。今週は、通勤途中に車窓から見える解体工事中のビルを見に。あたりまえの話だけど、近寄ることはできなくて、垣根もあって、電車からのほうがよっぽどよく見えるのだが。夜だったし。そして、また「ここでなんぞあったら、彼は何故ここを歩いていたのかと疑惑を呼ぶ」道を行くのであった。 金曜日は休みだったけど、遠出はしなかった。 土曜日、天満宮参道のギャラリー「サロンモザイク」に。去年「KITAKAGAYA
FLEA」に出店されていて知ったのだけど、話を聞いて調べてみたら、よく知っている場所だった。以前は、映画本の古書店「駒鳥文庫」だったところ。ギャラリーになったのは知っていたし、「音凪」や「雲州堂」に行くときに通りがかるのに、なかなか入る機会がなかった。今回、青山円さんがグループ展「自分だけの天文学」に参加されると聞いて、よい機会だ、と。
近くの中古盤店「tototo RECORDS」に。アナログ盤がメインで、値付けも穏便。ほとんどの盤をチェックできる規模でよかった。つい先日、ようやくCDを手に入れたばかりの高石ともや『東風』をほどほどの値で見つけてしまい、悩んだ末、このタイミングで見つかるというのも一種のレコード運であろうとあきらめて買うことにした。シングル盤コーナーでも、高石ともやとザ・ナターシャー・セブンの「朝の四時頃」b/w「私の子供たちへ」を見つけたこともある。替え歌であることがひっかかったのか、『フィールドフォーク FROM NAKATSUGAWA VOL.1』のCDでは、ライヴバージョンが外されている上に、このシングルのB面だけがボーナストラックとして追加されているという奇妙な扱いを受けている曲です。 帰りに梅田にも寄ろうかと思ったけれど、結局、天神橋筋商店街をふた駅歩いて、そのまま帰宅した。 きょうも展覧会ならいいかと思って出かけるつもりにしていたのだけど、家の用事もあり、遠出はなしに。かと言って、音楽三昧、本三昧という訳でもないんよなぁ。やはり、気持ちが塞いでいる。母親とも、ニュース関連の話になると、ぎくしゃくしがちなので、PC隔離部屋にいることが多くて、よくないのだけれど。揃って、和やかに見られる番組は少なくて、そのひとつ、イギリスのソーイングコンテスト番組『ソーシングビー』が最終回だったのだけど、曜日を間違えて、逃すという失敗も。金曜日にやっていたドラマ『天国からのラブソング』はよかったようで、よかった。イッセー尾形主演で、福岡だし、音楽ものみたいだし、というだけでチャンネルを合わせたのだけど。 |
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2020 Kijima, Hebon-shiki