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2019年12月29日〜2020年1月4日


12月29日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2019年12月29日】
 ひさしぶりの連日の残業。そもそも仕事を請けて、キックオフの会議も行ったあとで、企画が変更になり、作業が約二倍になり、気にしなくていいと踏んでいたことをあれこれ注意しなくてはならなくなったのが運の尽き。スケジュールも、ほとんど変わらず、正月休み明け二日目に「どん」と納めないといけない。わたしが担当する確認用資料は、先方に年内に渡してしまいたかったが、残り4割の材料が金曜日の夕方近くまで揃わず、それからややこしい作業にとりかかって…とりあえず休み明け初日の午前中に渡せるとこまでできたので、「きょうのところはこれくらいに」しといた。それにしても、フリーアドレスオフィス。居場所がわからないので、検印をもらうのも、書類を渡すのも、電話しないといけない。電話して拘束するのが苦手なもので、ナンギなこっちゃなと思っています。

 木曜日、思っていたよりも早く待っていた荷物が到着。イギリスの書店 Book Depository から通販したケヴィン・エアーズの詞集 "SHOOTING AT THE MOON: The collected lyrics of Kevin Ayers"。実は、18日にいちど届いたのだけど、取り出して、ぱらぱらとめくって、"Blaming It All On Love" のページを開こうとしたら…無い。あれ、collectedというのはすべてではないのか、と思うのと、ページが飛んでいることに気付くのがほぼ同時だった。すぐに気付いたのは幸いだった。面倒なことにならなければよいが、と思いながら、すぐに英語でメールを打った。ページが飛んでいるところをツイート用のネタとして写真に撮った、のだけど、係争中というか、写真を盗用されることをおそれて、一度書き込んだものをすぐに消した。でも、ほどなくして返事が来て、日本語だったのでびっくりしたけれど、落丁していることがわかる写真を送ってくれとあったので、ネタで撮った写真を送った。それで確認がとれて、新しいものを送ってくれることになった。落丁本もお持ちください、とのこと。返却しても廃棄するだけやもんね。送料が無駄になる。とにかく、出版社に言ってくれという可能性もあったけど、対応していただけて、ありがたかった。出版社に補償してもらっていることを祈るのみ。

 今週は、年末の片付けや年賀状制作と見せかけて(いや、ほんとうは見せかけではあかんのでちょいちょいやってはいるけれど)、パソコンを2階に移して、寝る前や早朝に放課後の宿題をやっていました。母には申し訳ないけれど、テレビの爆音には気が散ってしまう。手元スピーカーは、爆音を解消するために導入したのだけど、手元でも爆音なのである(テレビのスピーカーからよりは聞こえやすいらしく、それはそれでよいのだけれど)。エアコンもしんどくなるし、母からの投げかけに「ちがう」と返すのもしんどいし。
 放課後の宿題のために、配信のない録音物を外で聞けるようにと、容量不足のiPad miniのハードディスクを整理して、さて、保存するかね、とまずはiTunesのライブラリーに登録したら…同時にiCloudにもアップされて、保存しなくても通信できたら、聞けるようになっていた。知らんかった。配信がない愛聴盤、Bossa Bosaの『neji-7』やレムスイムの『Diver's Music』は、あれこれ泣く泣く削る中で最後までハードディスクに残していたのだけど、この方法なら、削っても大丈夫だ。で、放課後の宿題も外でできるようになったのだが、実際には、連日、仕事終わりが遅く、はよ帰らなとなってしまい、一日くらいかな、外で進められたのは。

 土曜日は、できていなかった用事のために朝からばたばた。放課後の宿題も、目途が付いたので、午後からも用事のために梅田方面に。用事のあと、ひさしぶりに肥後橋「Calo」へ。石川さんが紹介していて気になった山本佳奈子さんの『MITEKITEN 山本佳奈子の沖縄鑑賞記録』、熊谷眞由美『駅の動物たち ANIMALS IN THE STATION WITH HIMAWARI-KAMEN』を買いに。それと工藤夏海さんの絵と韓国での個展レポートが掲載された仙台メディアテーク発行「artnode JOURNAL」6号(2019年9月26日発行)をもらいたくて。他にもいろいろ気になる本があったのだけど、ベルトルト・ブレヒト著、大岡淳訳『三文オペラ』(共和国、2018年10月)を見て、買うことに。新訳が出ているというニュースは見た気がするけれど、実物を見たのは初めてかもしれない。実物を見ないと思い出さないというところが、ネット通販に向いてないと思う。
 「Calo」で小さな音でかかっている音楽がよかったので、石川さんに訊ねたら、ずいぶん前にも訊ねたことがある作品だったことにひとり恥じ入る。いや、そうじゃないかなと思いながら、もしちがうものだったら、それを逃すのは惜しいという気持ちが勝って訊いたのでした。

 途中で、和田誠さんの自画像イラストが表紙になっている「intoxicate」誌をもらいにマルビルに寄ったら、えらい行列。外にまで続いている。列が長すぎて、いつも「intoxicate」が差してあるラックが見当たらない。行列はTWICEグッズ限定ショップの入場制限のためでした。列はそのままレジに向かう訳で、列を縫うようにして店内を一回りしてみたものの、「intoxicate」は見つけられず。TWICEの人気をまのあたりにした思い。「intoxicate」は、次の用事まで間があったので、茶屋町まで行って、もらってきて(丸善ジュンクにも寄ったけど、めあてのものは見つけられず)、また少し戻った。

 閉店前の阪急百貨店うめだ本店で、sumahama?の演奏があるというので、覗いていくことに。場所はハンドメイド作家などの出店コーナーである10階「スーク」の一角。「爆発メルヘンCITY」というセレクトショップが出店していて、そのイベントの一環で。「スーク」のイベントかと思ったら、あくまでも店の、ということで、場所もコーナーの中。Hawaii Recordsのおふたかたの姿が見えて、ああ、ここだ、と。メルヘンでファンシーな小物たちがあふれる店内にたじろぐ。すみません…。マイクをつかわず、リズムボックスも使わず、すこし緩めのゆったりしたかんじで、たくさんやってくれて、楽しかった。

 日曜日は、家族行事でした。姪の誕生日プレゼントは、リクエストにより、『アナと雪の女王2』のサントラで、先に渡しておいてもらったのだけど、映画公開より届いたのが先とは言え、まだ一回しか見ていないのに、1曲まるまる歌詞カードを見ないで歌ってた。そこまで聞いてもらっていたら、サントラも本望だろう。その後、母が出してきたおじゃみで遊んだけど、例によって、帰宅後、ばったり。夜、起き出して、放課後の宿題のミックスダウン(推敲)。まだ文字数が絞り切れていないのだけど、とにかく方向性だけでも早めに見てもらわないと、と、提出。もうひとつやっておきたい宿題があるのだけど、年末年始行事ででてきてないこともあるので、すみません。

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