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2019年9月8日〜2019年9月14日


9月8日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2019年9月8日】
 昼前に買い物に行った他は、外出せず。塩屋に行くことも考えていたのだけど、昨日の余韻が続いていたし、宿題もあるので、取りやめた。どこが秋やねん、な暑さのせいかもしれないが。スーパーのレジで支払いをしていると、係のひとが、「持っていっときますねー」と清算済みカゴを袋詰めカウンターに運んでいった。通常、重くて運べないであろうと判断された年寄向けの配慮なので、地味に軽いショックを受けたが、2Lペットボトルが3本以上入っているときは、無条件で運ぶことに社内ルールできっと決められているのだ、そうだそうだ、と思うことにする。

 昨日は、京都・深草「Annie's Cafe」に、山本精一さん、桂牧さん、佐藤幸雄さんのライヴに。なんという組み合わせ。と、その前に、東京、逗子から来られた知り合いと、京都市役所近くの交差点脇にある中華料理店で待ち合わせて食事。通りがかることはよくあったけれど、食に頓着しないもので、そないに知られた店とは知らず。開店時刻近くに行ってみると、既にお客さんの姿が。しかも、開店直後なのに、焼売は売り切れ。つまり、予約の段階で、注文しておかなければならなかったのだ。衝撃。さくっとした春巻も、柔らかな酢豚も、とてもおいしかった。しかし、焼売を食べるためには予約しなければならぬ。ううむ。
 もうひとつ軽めの衝撃。食に頓着しないわたしは、交差点の南側にあるコンビニでよくパンを買って、東側に渡って、日本銀行の石垣に座って、地図を見たり、「三月書房」で買ったばかりの本をめくったりということをよくやっているのだけど、そのコンビニがつぶれていた。

 そう言えば、自宅最寄駅近くに、比較的最近できたコンビニも明後日閉店になるらしい。イートインコーナーが20時まで(当初は19時までだった)なので、帰りに寄ることはあまりなかったのだけど、通販の受け取りでもお世話になったし、残念。

 さて。地下鉄東西線の「京都市役所前駅」から乗り、「烏丸御池駅」で乗り換えて、「くいな橋駅」まで。なんという組み合わせ、と思ったのだけど、組んだのはお店の方らしい。3人とも、エレクトリックギターの弾き語り。声とギターの音がよく響く。それに応えて、というところもあったのではないかと思えるくらい、三者三様それぞれのエレクトリックギターと歌が奏でられた。
 山本精一さんは、口数少なく、でも、ぶっきらぼうなところもなく、淡々と歌を続けた。ひたすら、そこに居るということに集中しているようなかんじを受けた。羅針盤の曲や休みの国のカバーも。桂牧さんは、このところ、あまりライヴをされていなかったようなのだけど、『牧』収録曲も、ライヴをよくされていた頃に歌われていた未収録曲も、一から取り組み直して演奏されていて、瑞々しかった。佐藤幸雄さんは、テーマを決められている風はなかったけれど、どの歌も、小さな音で鳴っている曲も含めて、張り詰めたものがありました。三者三様なのに、相互に重なるものやつながるものも感じて、そうしたものに耳を澄ませるようなかんじで聞いていました。
 あまり話したことのなかったひとたちの話をたくさん聞くことができたのも楽しかった。たくさんの佐藤さんのファンに読まれるといいのにと思っていた佐藤幸雄さんについてのファンジン「WhoSellout!」を発行者の林原さんが持ってこられていて、次々と売れていて、よかった。

9月9日(月)
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9月10日(火)
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9月11日(水)
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9月12日(木)
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9月13日(金)
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9月14日(土)
[一回休み]

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