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2019年9月1日〜2019年9月7日
9月1日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2019年9月1日】
新事務所に移転してから二週間。前は、駅から構内に入るまで10分ほど歩いていたけれど、今は構内に入るまでは2分、なので、音楽を聞きながら歩くことがなくなった、というよりも、構内はイヤホン禁止なので、できなくなった。構内に入ってから、事務所のある建屋まで8分なのだけど。以前の帰り道は、直線で隠れる場所もほとんどなく、暑かったり、寒かったり、台風が近づいていたり、遅くなって疲れていたりすると、歩く気力を失わせたものだけど、大丈夫なときは、音楽を聞いたり、おんなのこと話したりして、楽しくもあった。 新事務所は、噂では元倉庫だったらしく、突き当たりにあるので、入り口近くにある水回りから、遠い。窓を開けることができず、換気扇がたよりなので、常時しっけてるような気がしている。過敏なのかもしれないけれど、紙が湿っているように感じるのだ。ずっと雨がちだったり、旧構内に残っているひとのところに書類を提出したり、検印をもらいにいったりするのに、歩くことになり、まだまだ暑く、汗だくになったり、ということも気分的には関係していると思うが。 そんな湿っぽい一週間だったけど、木曜日にえいやっと、遠回りして、梅田に寄った。水曜日に発売されて、ツイターで知己のかたがたが入手を報告されていて、即売り切れるのではないかと不安になった坂本慎太郎 featuring ゑでぃ鼓雨磨の7吋「小舟」b/w「未来の人へ」を買いに。あった、買えた、よかった。あわせて気になっていたけれど、実物を見かけなかった長澤均さんの『美女ジャケの誘惑 VENUS ON VINYL』を。それぞれに添えられた文章をいくつか、それとやや長文のエッセイやあとがきを読んで、レコードを多角的に見ている文だったので、それで。 金曜日は、哀れな暴言を目にして、それにまつわる作業を一時中断。直接言われたのでなくてよかった。直接言われてたら、伝わるはずのない反論をしていただろうから。 土曜日は一日ぐったり。気持ち的には、前日の哀れな暴言が効いていると言えなくもない。夕方から、散髪に。金曜日に財布を補充するのを忘れたので、それでほとんど使ってしまった。 きょうは、財布の残りで往復には十分だったので、大和郡山市「やまと郡山城ホール」に「日本少女歌劇座展」を見に。20年代?50年代に活動していた歌劇団の記録。巡業を活動の中心にしており、各地でその地元出身のスタアの凱旋公演を行っていたりして、地方で人気があったとのことだけど、話題になることがない。アジア各地への巡業も行っているので、その土地の有力者とのつながりもあったのだろうと推測されるけれど(諜報活動説があるらしい)、一座を率いた島幹雄氏に謎が多く(松本清張が松川事件とのかかわりについて触れたり、小説の登場人物のモデルにしたりしているとのこと)、あえて広めたり、残したりしなかった可能性も考えられる。人気があったのに、映画界から声がかかっていないのも不思議。
展示がとても丁寧だった。新聞記事やチラシは拡大版が別途用意されたりして、文字がちゃんと読めるようになっていた。このところ、データ画像をなんの疑問もなく貼り付けたような展示や印刷物を目にすることがあり、うんざりしていたので、とてもありがたかった。かつて歌劇団の本社があった大和郡山市の図書館に市民から寄贈された古い紙類の中に関連資料がたくさん見つかったという話も興味深かった。本を寄贈しても、捨てられるだけという話をたまに聞くので。 |
9月2日(月) |
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9月3日(火) |
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9月4日(水) |
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9月5日(木) |
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9月6日(金) |
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9月7日(土) |
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2019 Kijima, Hebon-shiki