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2019年6月30日〜2019年7月6日


6月30日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2019年6月30日】
 6月の湿気が全てダメにする(レミ街「平行かなた」)、とつい口ずさんでしまう気候になってきたけど、もう6月もおしまい。診断という名の呪いのせいかもしれないけれど、こころなし不調です。血圧が高いみたいです。なんもかんもそのせいにしてしまいそうです。

 今週は、木曜日と土曜日にライヴを見に行っていて、先週の日曜日の分も自分の中で着地していない状態で、書けない状態です。また天邪鬼なことをと思われるかもしれないけれど、熱烈な絶賛、よかった、素晴らしかった、感動した、と誰にともなく書くことができないし、そうした文章を読むのもつらい。「いい音楽がわかるひと」「よしあしのわかる音楽に詳しいひと」と思われてしまうではないか、と思って。
 月曜日に一日で、島田潤一郎さんの『90年代の若者たち』を読んでしまった。音楽についての話が多いけれど、事情という意味ではない、「音楽評論家が書けない」話だと思った。楽しみと言うと、語弊があるかもしれないけれど、日常の中でのみ音楽に接するという意味で。90年代には若者ではなかったので、実際に取り上げられていることに共感はないけれど、日常の中で踏みとどまっていることには共感した。そうありたいといつも思っている。

 という訳で、メモだけ。木曜日は、サミットの会場になったために厳戒態勢になっている梅田「Shangri-la」でのGUIROのライヴ。新作『A MEZZANINE/あ・めっざにね』発売記念「中二階TOUR」。アルバムは会場で買うことにしていたので、新しい曲は前もって聞いてはいなかったのだけど、ぐねぐねとしながらも、作為のない、まるで最初からそんなかたちだったかのような枝っぷりの曲にあわせて、ぐねぐねと体を動かしてました。踊っていた、ともいう。

 土曜日は、ひさしぶりに友人と落ち合って、レコード談義と中古盤探索。我が家に降りかかった災難をネタとして話そうと思っていたのだけど、レコード話で尽きてしまった。店というよりも、客に対する警戒感があって足が遠のきがちの某店がバーゲンということで、一緒に。トレイシー・ソーンの自伝を読んだ余波で、エヴリシング・バット・ザ・ガール "AMPLIFIED HEART" の2013年編集DX盤を買う。リミックス集を聞いて、ここに収められている曲に改めて近づいたけど、アルバムとしてはちゃんと聞いていなかったので。あと、割引対象になっていたので、タコの復刻盤を。

 開場30分前であることに気付いて、解散。歩いて、天神橋筋一丁目「音凪」に。15分くらいで着いた。汗だくになってしまったけれど。田中亜矢さんと長野友美さんのふたり会。なかなかライヴがない田中亜矢さん、ひさしく機会がつかめなかった長野友美さんと、ひさしぶりに聞きたかったひとたちの組み合わせ。長野友美さんは、研究心があらわれるカバーも多めに。「滑走路」を聞いて、これはやはり、京都在住のYさんへの餞別コンピに入れなければ、と思ったり。田中亜矢さんは、2枚のアルバムから、さらっと演奏されるのだけど、ふわりとしたかんじなのに、積み重なっていくものがあります、いつも。この日も、ラブジョイ「sign」を歌ってくれました。先日のpocopenさんに続いて、「音凪」でラブジョイのカバー。もしかしたら、また近いうちに聞けるような気もする。

 きょうは朝から土砂降りで、一日そのような話を聞いていたので、あきらめて、午前中に買い物に出たのだけど、午後からは小雨になった。餞別コンピ、壮行コンピの選曲をしたり、ちょっとしたミニコミ的なものを作ったり。

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