|
|
|
|
|
|
再 | 放 | 送 |
2019年4月21日〜2019年4月27日
4月21日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2019年4月21日】
言うても、クイーンのファンとちゃうしなと思い、予約しなかった京阪枚方市駅前「枚方T-SITE」(蔦屋書店)での安田謙一さん、中澤純一さんによる架空のラジオ番組イベント「華麗なるクイーンの世界に捧ぐ」。昨日の夜、寝る前にたまたま見たNHK総合のドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る』で、クイーンの大ファンの主人公が語るのを聞いたこと、席が空いていることを聞いて、行ってみることにした。前に手嶌葵さんのインストア(始まる前に、店内で本やDVDの棚を見ているところに遭遇したのは楽しい記憶。とても背が高いことに驚いた)を見たことで様子はわかっている。席がなくても、声と音は聞こえるだろう、と。 少し開始時刻に遅れて着いた。確かに音楽は聞こえるけれど、話までは聞き取りにくい。指向性のあるスピーカーだからかな。買い物しながらでも聞ける、と言った手前、責任をとって、そうするつもりだったけど、話が聞けないのは残念なので、空いている席に座らせてもらった。 前半は、安田さんが好きなクイーンの曲を、年代順に。世代の受け取りかた、当時の聞かれかたにも触れながら。後半は、リクエストをまじえつつ、映画の中で流れるクイーンや、パロディ、クイーンの影響がある楽曲も紹介。映画『ボヘミアン・ラプソディ』にあってほしかった場面が面白かった。最後に、グリーン・デイのコンサートの開演前BGMでかかる "Bohemian Rhapsody" に何万人もの観客がそれぞれに声を出して合唱している様子を紹介。とても楽しそうだし、ややこしい曲をみんなが知っているという観客の興奮が伝わってくる映像でした。 約90分の「番組」の終了後、「枚方T-SITE」は言うても書店なので、あちこち見てまわって、「ラティーナ」5月号(783号)と月刊最後の「CDジャーナル」5・6月合併号を記念的に。「CDジャーナル」は、買うと、あれも聞きたい、これも聞きたいとなるので、ふだんは控えていたのでした。しかし。店の棚のレイアウトに難があって、気になっている本が思い出せず、雑誌ばかりになってしまった。雑誌ばかり買い、それが鞄にたまるのは、だいたい疲れているときなので気をつけなくては。 枚方市駅から枚方公園駅方面に向かって、京街道を歩く。「枚方凍氷」の前を通りがかったけれど、まだかき氷には早い。きのうから腹の調子がいまいちなので危険だ。以前、その付近のギャラリーに寄ったとき、急に激しい雨になり、ギャラリーでばったり会ったうらたさんに案内してもらって雨宿りした「枚方宿鍵屋資料館」の前を通り、淀川の堤防に。さらに歩いて、枚方大橋も歩いて渡ってみた。自転車では何度も渡ったことがあるけれど、歩きは初めてかもしれない。他の橋でもそうだけど、風がそこそこあると、車道側に寄るのも、淀川側に寄るのも飛ばされると怖いので、ついつい真ん中に寄りそうになっては、自転車が後ろから近付いてくる気配がして、脇へを繰り返していました。橋を渡り終えてからも、あまりひとが歩かない道を歩いてみたのだけど、行けるはずの道が工事で通行禁止になっていたことで、挫けて、バス通りに復帰しました。 いろいろ思うことはあるけれど、思うときにはメモがとれない状況であることが多く、書けるときは出来事の記録でせいいっぱいになっている。 |
4月22日(月) |
|
4月23日(火) |
|
4月24日(水) | 【▼ぐりぐらメモ/2019年4月24日】
入荷が遅れていたケイト・ブッシュ "THE OTHER SIDES" が届いたと連絡があり、コンビニに引き取りに。2枚組でも安いと思っていたのだけど、4枚組だった。出典の詳細は無し。1枚目は、12インチEPに収録されたリミックス集 "12" Mixes"。このあたりは、持っていないものもラジオでかかっていて、当時よく聞いた。2枚目と3枚目が、シングルB面曲やオムニバス盤に収録されたものを集めた拾遺集 "The Other Side 1"、"The Other Side 2"。ベスト盤に収められた再録なども入っている。4枚目は、"In Others' Word" と題されたカバー集になっている。タイトルは、ボックスセットの一部として発表されたときは、アルバム未収録という意味合いくらいにしか思わなかったけど、手にしてみたら、メロディとともに、"Wuthering Heights" の一節、"Oh it gets dark. It gets lonely. On the other side from you." が浮かんだ。 とりあえず、出典をメモ。 CD1 12" REMIXES
CD2 OTHER SIDE 1
CD3 OTHER SIDE 2
CD4 IN OTHERS' WORDS
|
4月25日(木) |
|
4月26日(金) |
|
4月27日(土) | 【▼ぐりぐらメモ/2019年4月27日】
休みに入る前に、ばたばたと「連休」明けに提出予定の材料が届いたので、もともとのんびり、もといじっくりと取り組む予定にしていた長期課題と日を分けて交互に集中して、片付けた、ので、「休日出勤」もアタマに入れていたのだけど、出なくてよくなった。 午前中の用事を済ませて、昼過ぎに髪を切りに行くかと思っていたところに電話。母は外で掃除をしていたし、わたしはちょっと、食事しながら、これを読んでいるひともいるかと思うと詳しくは書けない事情で出られないでいたら、母の携帯やわたしの携帯も鳴った。嫌な予感がしたけれど、幸いハズれて、急遽、弟たちが来ることになった、のでした。夕方まで、風が強く、肌寒い中、公園で遊んだり。 髪を切ることは諦めて、夕方から、堀江方面に。あまり時間がなくて、こっち方面に来ることがあれば覗いてみたいところはいろいろあるのだけど、「喫茶アオツキ」に。「ミツザワ通信」鬼天・春号が届いているということで。このところ、イベントのとき以外は、いつも列ができていて、ゆっくりはできなかったのだけど、今日はぽっかり空いた隙間だったのか、席に着くことができたので、せっかくなので、工藤礼子さんソロを聞きながら、コーヒーとチーズケーキでゆっくりさせてもらった。ゆっくりすると、かえって、モノをじっくり見ることができなくて、「ミツザワ通信」だけ購入。階下に古い「レコードコレクターズ」誌がたくさんあったので、いくらか聞いてみたら、一冊なら持っていっていいですよ、と。持っていなかったニューヨーク・ドールズ特集の1989年2月号をもらうことにした。 歩いて、川縁の「environment 0g」に。Mujika
Easelさんたちの新バンド、ANACAPRI(アナカプリ)のデビューライヴを見に。ANACAPRIは、Mujika
Easelさんがベースとヴォーカルの他、小堀務さんギター、清川宏樹さんバンドネオン、キム・ウヘさんヴァイオリンとノイズ、原口祐司さんドラムスという編成。ヨーロピアン・クラッチで面白いなと思ったキム・ウヘさんが居ること、バンドネオンを含む編成、公開されたリハーサル映像が面白かったので、聞きに行きました。「environment
0g」は、阿木譲氏が「nu things」移転にあたって、改名した店で、移転してからは初めて。近くに堀江中学校があるので、場所はわかりやすかった。
4月20日に発売されたばかりのMujika Easel and Hiroki Koichi『祈りと遊び』を、Mujika Easelさんから受け取りました。表立ってではないですが、少しお手伝いをさせてもらったので、それで。いい作品なので、役に立てればと思って。2年少し前、此花区梅香での「うたかた珈琲」のイベントに辰巳加奈・廣樹輝一デュオとして出られたときの演奏がとても良くて、演奏後にそのことを伝えたのだけど、その時にデュオで録音の計画があると聞いて、楽しみにしていました。その時のこと覚えていてくださって、声をかけてもらいました。廣樹輝一さんの曲を生かしたいというコンセプトで、廣樹さんが作曲とピアノを、Mujika Easelさんが作詞と歌を担当し、バンド編成もありのアルバム。記憶に語りかけるような曲も、生き生きと飛び跳ねるような曲もある。Mujika Easelさんの歌のかんじそのままに、ロバート・ワイアット("RUTH IS STRANGER THAN RICHARD")やグリーヴス/ブレッグバッド/ハーマン("KEW.RHONE.")などの70年代半ばのイギリスのジャズロックを連想させるところもあります。穏やかな波に足をつけてみると、予想外に力が加わって、思わずしゃんとしてしまう、そんなかんじがします。 そう言えば、「ご恵投」をめぐって、ツイター上で一悶着あったらしい。ある編集者が、SNSで「ご恵投いただきました」と発することに疑義を呈した、のはいいけれど、理由をきちんと整理することなく思い付きでぶちまけて、他のひとに釘をさされて、また逆切れしてくだらないことを口走って、という経緯。わたしの方針は、それを公開することで、送ってくださった方や作品に利があるなら公開する、けど、そんなことはほぼ無いので、言わない、のが基本です。作者とわたしの関係は、他の受け手には関係がないし、作品にとっても関係がないから。件の編集者は、「ご恵投いただきました」と公開することで関係を誇示していると言っているのだけど、そういう風に受け取るひともいるのが面倒だなとは思っている。それが言わない理由ではないけれど。また、それに対する反論で、ステルスマーケティング疑惑をもたれることを避けるためという話が出ていたけど、それも付け焼刃だと思う。きちんと紹介なり、批評なりしているのであれば、また、そうするひとであることが受け手に知られているのであれば、怖れる必要はない。これまた疑惑を言ってくるのは居るだろうなとは思うけど。と考えてみると、なんだか、ゲスなやつを基準にしているみたいだ。なんでそんな連中に合わせなあかんねん。面倒に巻き込まれないための対策は対策としてあるかもしれんけど。 |
2019 Kijima, Hebon-shiki