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2019年1月13日〜2019年1月19日


1月13日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2019年1月13日】
 3連休というよりも、休日出勤の中休みのようなもので、おかしなかんじだけど、とにかく今日は「休む」ことにした。午後になって、ひさしぶりに近くの図書館に行き、その足で、少し離れた場所にある「ドトール」で宿題。あ、宿題と言っても、会社の仕事の持ち帰りではないです。大昔、オーバーフローしてしまい、その頃は望ましくはなかったが禁止されていなかった持ち帰りで、やはり喫茶店で作業したということをここに書いたら、おそらく会社のひとだったのだろうと思うけど、「会社の仕事もろくにできていないのに、いい身分だね」と揶揄するメールが俳優の名で送られてきたことがあった。会社の仕事だったのだけど、副業と勘違いされたのだ。というようなことを思い出したのも、あかん、という気持ちが強くなっているからだと思う。

 昨日、高円寺「円盤」で行われた「倉地久美夫カセット作品を聞き、訊く」で、倉地さんが80年代に自主制作のカセットアルバムで発表した録音を発掘収録したCD、『おろかな雲』と『へっちゃらソォニャ』が発売されました。『おろかな雲』は、15本のカセットアルバムのうち、14本から選曲された2枚組ベスト。『へっちゃらソォニャ』は、カセットアルバムの最終作をそのまま復刻したものです。まだ実物を手にしていないですが、今回、監修された第五列のGESOさんのお手伝いで、曲目解説を担当しました。お前誰やで、すみません。

 名前だけは雑誌で見かけて知っていた倉地さんの音楽を実際に聞いたのは、『誓い空しく』と現在いかねがねすーすーで活動しているつぼたくんに貸してもらったカセットアルバム『Zaba zaba』のどちらが先だったか。それで、すごい、となったのが、だから、90年代の初めです。その前に『ビックリ水族館』が出ているけれど、ラジオでそこから何曲か聞いたものの、ピンとは来ず、買わなかった。倉地さんの曲はラジオでは聞かなかったのではないかと思う。ほどなくして、『太陽のお正月』が出て、『誓い空しく』や『Zaba zaba』とはがらりと変わったスタイルの演奏を聞いて、また感銘を受けた。それから数年後に、博多に転勤することになり、そこで、倉地さんのライヴにも接することができた。90年代の終わり頃。
 岸野雄一さんが、倉地さんのカセットアルバムを元に10枚組のCDを出したいとネット掲示板(匿名掲示板ではない)に書かれて、話題沸騰となったのはいつだったか。

 大阪に戻り、ひとりで仕事していた頃、「月刊かえる」の倉本さんが企画した倉地さんのライヴで、パンフレットとして、倉地さんのディスコグラフィを作成することになり、倉地さんのカセットアルバムを聞いたことがあり、ライヴも見ているディスコグラフィ好きの関西人ということで、声をかけてもらった。倉本さんからお借りした資料とわずかなわたしの見聞を元に作成した。そのディスコグラフィを、もう時効だと思うので書きますが、『I heard the ground sing』のための販促パンフレットに載せるという話がありました。パンフレットの企画が無くなったことで、準備した改訂版は没になったのだけど、倉地さんの盟友、倉光さんのサイト「昼の光」内に、倉地さんの公式サイトが作られることになったとき、その原稿を使ってもらえることになり、現在に至る。その後も、GESOさんを通じて、新作が出るたびに更新させてもらっている。いつも遅れ気味で申し訳ないのですが。

 というようなことで、たまたま、です。申し訳ないです。が、倉地さんの音楽は大好きなので、できることであれば、お手伝いしたいとも思っています。『おろかな雲』と『へっちゃらソォニャ』は、いまの倉地さんの音楽を好きなひとはもちろん、80年代の多重録音による自主制作作品という点で、自主制作で音楽を作っているひと、作ろうとしているひと、そうして作られた音楽に共鳴するひとにとって、面白く、刺激的なものだと思います。

1月14日(月)
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1月15日(火)
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1月16日(水)
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1月17日(木)
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1月18日(金)
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1月19日(土)
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