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2018年12月30日〜2019年1月5日


12月30日(日)
[一回休み]
12月31日(月)
[一回休み]
1月1日(火)
[一回休み]
1月2日(水)
[一回休み]
1月3日(木)
[一回休み]
1月4日(金)
[一回休み]
1月5日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2019年1月5日】
 30日、31日は形ばかりの大掃除…の準備段階としての片付け。31日には、毎年恒例の駐輪場定期の更新のため、だけに駅前まで。更新は25日からだけど、その頃は窓口が開いている21時までに帰れないから。では朝は、と言えば、朝は朝で、できるだけ早い列車に乗って、余裕をもって向かいたいという考えと、ひょっとしたら今日こそは21時までに帰れるのではないかという甘い見通しが重なって、つい、ま、いいかとなってしまうのだ。

 身辺雑記。左耳の耳垢ががさついて、なんやかんやして、ごろっと大きなものが2回取れたが、まだ少し残っているような気がする。左手甲のガングリオンは前回取ったときと同じくらいの大きさで止まっているので様子を見ている。
 母親は、居間の椅子に腰をかけたまま居眠りをすることが多いのだが、起きたときの第一声の夢うつつ度が増している。爆音も悩ましいけれど、冬はもうひとつ、エアコンの暖房も悩みの種でした。わたしは上半身はどてらを羽織り、下半身は毛布を巻くのが防寒の基本で、頭と手はよほどでない限り、冷えているくらいのほうがいい。暖房の風に当たっていると、しんどくなってくるので、母親が部屋に引き上げたら、すぐに切っている。つい数日前には、早めだけど、もう引き上げたのかなと思って、切ったら、しばらくして戻ってきて、切っていることにがっかりして、戻っていった。申し訳ない気持ちに。ひざかけを提案してみたが、次に動くときに邪魔だからということなのだろう、採用されていない。

 1日は掃除(もはや「大」と付けるのはおこがましい)。2日の夜から年賀状制作。版を作ったところで力尽きる。3日朝、プリントアウトを始めるも、いきなり刷る面を間違えて5枚無駄にしたのち、数枚刷ったところで替えがない色(今回のデザイン上大量に消費していた)のインクが切れた。諦めて、休日出勤回避のためにむにゃむにゃ。自分だけの仕事を後回しにしたら、年内に手が付けられなかったので、材料だけでも仕込んでおこうと。目途が立ったところで、もう暗くなっていたが、自転車で10分ほどの家電量販店に、インクを買いに。1セット購入を覚悟したが、1本から買えた。というよりも、セットが見当たらなかった。旧機種だからだろうか。帰宅して、刷り、返事を書く。書き損じたが、もらっている分は間に合った。4日、投函しに出たら、郵便受けに追加で到着していた。投函し、追加で購入する、が、前のひとが書き損じと交換していて、その手があったのかと愕然。年賀状の書き損じを年賀状と交換できるとは。来年は気をつけたい。大掃除、年賀状書き等々、年末年始作業が終わっていないと、他のことはしちゃダメ、という心理的な圧迫がどうしてもある、な。宿題のような。

 その足で、ひさしぶりに市の中心部に。大阪に出ることも考えたけど、毎号買ってる雑誌の最新号と、気になっている本がいくつか買えれば、あとは姪にプレゼントできるものがあればというくらいだったので、居住市の中心部で用は足りるだろうと。
 「フリースタイル」41号(特集 THE BEST MANGA 2019 このマンガを読め)は、最初に行った書店では見つけられず、2軒目で。店内検索機で場所を打ち出したら、在庫はあるが場所は書かれておらず「係の者におたずねください」。文芸雑誌コーナー等を探しまわったのち、漫画本コーナーの新刊等特集コーナーで発見。漫画については、宇田智子さんのエッセイ「マンガとうまくつきあえなくなって」に同感。
 最初に寄った書店では、気になっていた本があったので、それを買う、ついでに、気になっていた雑誌を。マーク・ブレンド Mark Blend 著『未来の<サウンド>が聞こえる 電子楽器に夢を託したパイオニアたち THE SOUND OF TOMORROW: How Electronic Music was smuggled into the Mainstream』。電子音に魅せられた主にポップミュージック畑のひとたちを紹介する通史で、資料的な部分は少ないかもしれないけれど、好きな音楽が並んでいるので、持っておきたくて。で、この本を隠れ蓑に、谷口蘭さん(わたしのアイドル)がモデルとして出ている「手編みの時間 vol.4」を。表紙は、蓮佛美沙子さんで、このひとも好きな俳優だけど、本文では見開き2ページにしか登場しないのが残念。

 きょうは弟一家が来て、遅ればせながら、年賀。姪とがんばって遊ぶ。そして、例によって、見送ったのち、力尽きて、2時間ほど眠ってしまった。すぐに出かけられるようにカバン等準備してあったのだけど、断念。

 昨日の夜、sakanaの活動終了が告知されたことを知り、愕然となった。
 

お知らせ
sakanaは2018年12月のライブを最後に活動を終了しました。
それに伴いホームページも2019年1月3日で閉鎖しました。

sakanaの結成は1984年6月。約34年間の活動になりました。
終了の理由は34年分ありますからとても言葉にはなりません。
それは私たち2人にしか解らない事です。

(中略 今後の活動について)

私たちは心を込めて演奏しました。
sakanaの音楽に関心を持って聴いてくださった全ての方達に心から感謝します。
どうもありがとうございました。

(http://sakanarecords.jp/ より)


 pocopenさんが1月5日0時46分のツイートで書かれているように「自分たちにとっての最高を、地味に、激しく、不器用に、おそろしいほど効率悪く、探し求め続けた」ユニットだったと思います。おふたりの目にもし触れるようなことがあったとき、悲しい気持ちにさせるようなことは書かないようにしようと思いますが、そのようにして生まれる2本のギターのアンサンブルは魔法のようでした。

 振り返るときは、何年前から聞いているとか、何回ライヴに行っているとか、何枚レコードを持っているとか、そうしたことを書きがちだけど、好きで聞いているということの証明になってしまうようなところでは、そのようには書かないように気を付けている。思い出は思い出としてあるとしても。その記憶が、情報として生きそうであれば、書く。自分には思い出でも、ひとには情報になることがある。情報化が大切だというのではなく、情報でない思い出は、わたしのことを知っているひと以外には無用な「きじまさん情報」でしかないので。証明は必要ない。

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2019 Kijima, Hebon-shiki