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2018年12月9日〜2018年12月15日


12月9日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2018年12月9日】
 いままで母親は22時に居間をひきあげいたのだが、最近、22時10分に修正したらしい。22時というのも、早くに寝ると、夜中に起きてトイレに行く回数が増えるという理論によるものだったので、そこからくる微調整と思われる。が、22時10分までだと、22時からの番組が最初からは見られない。2分ほどならやりすごせても、10分は大きい。しかたなく録画しておくことになるのだが、本放送が終わるのを待っているうちに眠ってしまい、結局、翌朝早くに見ることになる。という訳で、今週の『獣になれない私たち』と『昭和元禄落語心中』は朝見ました。

 土曜日は遠出せず、地震後放置している部屋の片付けなど。もともと物置のようになっていた部屋で、空調もないので、暑いうちは手が付けられなかったのだけど、急に寒くなり、タイミングを逃した。入って右側の壁に沿って置いていたら、30度ほど左に振られたオーディオセットの傾きをやっと戻した。両脇のスピーカー置き代わりの棚も倒れ、上に置いていたプレーヤーやスピーカーが落ち、棚の本が散乱していたが、それらもスピーカーを除いて戻した。電源を入れてみた。点いた。ターンテーブルも回った。レコードをかけてみた。鳴った。ちゃんと、かどうかは心許ないけど、とにもかくにも、鳴った。スピーカーはもともと断線気味だったので、思案中なので、ヘッドホンで、だけど。レコードが鳴ったら、それでひと安心してしまい、片付け終了。

 今日は昼前から出て、北浜と南森町の間にある菅原町「雲州堂」に。「店々 vol.14」、出演は、寺田遼一、冬支度 with 渡瀬千尋、大場ともよ。寺田さんは、柔らかい声で、身の回りのことを歌にされてた。少しオクノさんを思わせるところも。飄々として、冷静に見てる。冬支度と渡瀬さんは、あまりしゃべらずにという課題があったみたいで、その分、勢いついていたかもしれない。ドラムがこころもち抑えめなのに、それがギターとアコーディオンのぐわーっとした勢いにちょうど合って、はっとするような演奏になっていました。大場ともよさんは、岐阜で活動しているひとで、名前だけ見かけていたけど、音は初めて。大場さんも、関西に来られるのは初めてだったそう。少しだけハスキーな深々とした声のピアノの弾き語り。響きをあまり残さないピアノが、静かな歌に比して、ブギウギのような弾むリズムを醸していたのが耳に残りました。「クロール」という歌がとてもよかった。

 のだが。今日も財布の補充を忘れた、正確には、銀行のカードを忘れたので、かつかつで出ることになってしまった。投げ銭のために崩してあったのに小銭入れも忘れた。少し遠回りになるが通勤路を利用して交通費を浮かせたりしたものの、「雲州堂」でキーマカレーを食べて、出店されていた「わだのおと」のパンと「ぽれぽれ珈琲」のコーヒーを摂り、投げ銭したら、財布にいくらも残らず、CDは買えず。嗚呼。

 始まる前に、「きじまさん!」と声をかけられたけど、心の準備ができていなかったことと、顔を見忘れていたことで、きょとんとしてしまった。すみません…。井上智恵トリオのライヴのときに声をかけてもらった元同僚のNさんでした。もともと担当が異なり、場所も離れていたので、一緒に仕事をしていたかんじではなかった、のと、前回声をかけてもらったときも10年振りで、突然声をかけられたことで慌てていて、顔をろくに見ていなかった。女のひとの顔をじっと見るのもなぁ、ということもあり。…言い訳たらたら。

12月10日(月)
[一回休み]
12月11日(火)
[一回休み]
12月12日(水)
[一回休み]
12月13日(木)
[一回休み]
12月14日(金)
[一回休み]
12月15日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2018年12月15日】
 仕事でがっかり案件が続いて、怒りを通り越して哀しくなる毎日。何が正解かわからない状況で、これが正解ですと腹を括らないでなんとなくそんなかんじでお願いするというのはなぁ。実際に、そのせいで、確認とるたびに、違うことを言われる訳で。

 というようなかんじで無駄な時間も多いのだけど、ひさしぶりに帰宅が22時を越えることが多い。もっと大変な若い衆の人件費を確保すべく、できるだけ残業しないように心掛けているのだけど、どうにもこうにも「後片付け」では済まない。会社は、残業分を休日に振り替えるようにそのうち言ってくるかもしれないけど、仕事が好き、なのではないが、やることはある、ので、ふだんの休みはとりたいが、それ以上に休むのは、自分の仕事が滞るだけなので、避けたい。のであって、残業代で、あれやこれやのボックスセットを買いたいという訳ではないぞ。

 それにしても。白い2枚組のセッションて4人バラバラやったらしいけどどんなかんじやったんやろなぁ、とか、"RED ROSE SPEEDWAY" は本来は2枚組だったらしいけど他にどんな曲がどんな順番で入っていたのだろうとか、NHKで放映されたとき、林間学校の日にあたって見られなかった "JAMES PAUL McCARTNEY" をちゃんと見たいとか、このところのボックスセットは、中学生のときの希望を具現化したようなものが多くて、飛つくのがとても恥ずかしい。いや、しかし。

 そんなかんじで、行き帰りに読んだり書いたりする材料をカバンに詰め込んでいるが、途上、ぐったりしていて、手が付けられず、運んでいるだけになっている。

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2018 Kijima, Hebon-shiki