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2018年12月2日〜2018年12月8日


12月2日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2018年12月2日】
 先週の出来事の書き忘れ。月曜日の昼14時、「餅屋デザイン」折田さんのツイートで、TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」の視聴者の疑問解決依頼に応えるコーナー「竹山、ガムテープ買って来て!」で、「りぼん」1971年5月号付録ソノシート「人気まんが家ディスクジョッキーレコード」がかかったことを知り、radikoで聞いた。このソノシートには、一条ゆかりさんが紹介するコンドアウトキ「歩いていこう」が入っているのだけど、それも含めて、もりたじゅんさん、井出ちかえさん含む、3人のコーナーがすべてフルでかかった。いつだったかの「アオツキ」での「円盤レコード寄席」の開始前に場内でかかっていたことがあったけど、落ち着いて聞ける日が来ようとは。続報が寄せられて、現在のオクノさんの歌がかかったりしないかな。例の田沼正史『日本ロック史』では、オクノさんとコンドアウトキについて、こんな風に書かれている。「オクノ修は、京都で最初の本格的ロックバンド、コンドアウトキを、黒川修司と共に率いていた関西ロックのパイオニアである。コンドアウトキは、七〇年当時、日本で最初に爆音のフォーク・ロックを演奏していたことで知られるバンドだ」。言い過ぎのような気がしなくもないけれど、当時を知らないので、そうとも言い切れない。なんやうれしいから、引用するんやけどね。

 月曜日のラジオでは、KBS京都「レコ室からこんにちは」、渕上純子さん担当で、あがた森魚『バンドネオンの豹(ジャガー)』から2曲。AB面を間違えていたことにあとで気付くも1曲目らしいと思ったので、とまず「少年十字軍(星の界)」。「晩秋」をテーマにレコード探しとのことで、萩原健一「晩秋」をはさんで、最後に「バンドネオンの豹(Para Dos)」。

 訃報がふたつ。前田憲男さん。大貫妙子『Aventure』B面に入っている「la mer, le ciel」の編曲とピアノがとても好きでした。「グランプリ」の編曲は、当時は「やり過ぎ」と感じたけど、時間感覚が揺らぐ、めくるめく感じに今は聞き入ります。竹場元彦さん。熱心に読んでいた頃の「ロッキング・オン」誌で、プログレッシヴロック担当のような役割を担っていた。ゴングは、竹場さんの文章を読んで、興味を持って、聞くようになった。スティーヴ・ヒレッジの赤緑二部作で、"GREEN" より "MOTIVATION RADIO" を推していたことにまったく同感だったけど、むしろ、その見かたに竹場さんからの影響を疑うべきか。ピーター・ガブリエルの2枚目についての興奮気味の文章も忘れられない。

 いろいろ迷ったけど、きょうも午後から心斎橋で開催されている「音盤大學」に。きのう、おおむね出品されているものは見たので、きょうは「モノノネラジオ」の岡田崇/安田謙一「レイスコとその周辺/レイスコ的音楽の愛し方」、湯浅学/安田謙一/キングジョー「レコード由無し事」を聞きに。レコードは、少し前に友人の間で話題になった麗美『REIMY』、『R』を。弟に、手放したかどうか訊ねるメールを送ったのだけど、返事来ず、買ってしまった。2009年発売のCDは入手困難となっており、ベスト盤は手に入るけど、松任谷由実作品にしぼった選曲で、「君の友達でいたいから」がどれにも入っていないから。

12月3日(月)
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12月4日(火)
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12月5日(水)
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12月6日(木)
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12月7日(金)
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12月8日(土)
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2018 Kijima, Hebon-shiki