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2018年9月9日〜2018年9月15日


9月9日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2018年9月9日】
 きょうも降ったり、止んだり。午前中、合間に買い物。コーヒー飲んできていいよ、と言われたが、いつ降り出すかわからないので、まっすぐ帰ってきて、それからは外出せず。いろいろやらなあかんこともあって。
 そう言えば、きのうは20時には帰宅していたので、一応、録画予約していたNHKの「未解決事件 File.07 警察庁長官狙撃事件」が見られる、と思ったのだが、最初だけ見て、母親が早々にチャンネルを変えてしまった。バラエティ番組を見ながら「このひと、よぉしゃべるなぁ」と否定的なことを言うので、「しゃべるから呼ばれてるんとちゃうん」と返してしまう。短絡的な疑問や感想は見てたらわかる、ので聞き流すようにしているのだけど、見てる番組を途中で変えられると、沸点が下がってしまうな。その後、たぬき寝入りから、本睡眠に。
 録画しておいた「未解決事件 File.07 警察庁長官狙撃事件」は、明け方、起きて、見た。

 台風21号が通過した日に届いていた本を、きのうの帰りにやっと引き取り。Judy Dyble with Dave Thompson "AN ACCIDENTAL MUSICIAN: The Autobiography Of Judy Dyble"。Dylanがダイランじゃなくてディランだったのなら、Dybleはダイブルじゃなくてディブルなのでは、と思っていたのだけど、youtubeで呼び入れられているコンサート動画を見たら、どちらかと言えば「ダイブル」と聞こえる呼び名だった。

 ジュディさんを最初に知ったのは、キング・クリムゾンのベスト盤 "A YOUNG PERSON'S GUIDE TO KING CRIMSON" に収録されていた "I Talk To The Wind" の未発表バージョンで。レコードを買う前に、既にラジオで聞いていて、大好きだった。当時は、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ時代の録音とは知らなかった。フェアポート・コンベンションの1枚目を買ったときには、ヴォーカルがジュディさんであることを知っていたかどうか、もう記憶の彼方だ。北村昌士さんの『キング・クリムゾン/至高の音宇宙を求めて』とどっちが先だったっけ。ポリドールの廉価盤シリーズの1枚で、ジャケもチープなものに変えられていたけど、ちょうどアイランド時代のベスト盤もあったので、一緒に買った。その後、すぐに、中学時代の友人Yに見せたら、「お前、ズルい買いかたするよなぁ」と呆れられたのを覚えている。アイランド時代のベスト盤には、1枚目の曲が入っていないからだ。
 フェアポート・コンベンションの1枚目はよく聞いた。いまでも好きなアルバムです。ジョニ・ミッチェルの "I Don't Know Where I Stand" は実はこのレコードで知って、それで、"CLOUDS" を買ったのでした。ジャイルズ・ジャイルズ&フリップでもそうだけど、少しうわずったかんじのある声はハーモニーとともにあることで、すっと突き抜けるところがあって、大好きだった。トレイダー・ホーンのアルバムもよかった。スティーヴ・ミラー、フィル・ミラー、ロル・コクスヒルのバンドにも参加していたと知り、驚いた。そうしたバンドにどのようにかかわっていたのか、そのあたりを知りたかった。

 まだ巻末に掲載されている詳細な年譜を眺めただけだけど、活動再開後にカバーした曲のオリジナル発売日まで含まれていて、少々混乱する。でも、ざっと見ただけで、フェアポート・コンベンションの結成時にはまだ参加していなかったけど、最初のライヴのチケットデザインを担当していたり、フェアポートをやめてすぐにジャイルズ・ジャイルズ&フリップに参加していたりと、本文をちゃんと読まないと、という気にさせられた。

9月10日(月)
[一回休み]
9月11日(火)
[一回休み]
9月12日(水)
[一回休み]
9月13日(木)
[一回休み]
9月14日(金)
[一回休み]
9月15日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2018年9月15日】
 左手首を内側に曲げると、甲に突き出ている部分があることに、少し前、気付いた。右手にはない。痛みはないので、気付かなかったのだが、いつからそうなっているのかわからない。と思ったが、ひとの、はともかく、自分の手の甲をしげしげと眺めることはないので、もともとどうだったのかもわからない。別件で行った鍼灸院で訊ねてみたら、骨がずれているか、リウマチか、ガングリオンか…骨がずれていたら、筋肉に支障が出る可能性もあるので、診察を受けたほうがよい、とのこと。それにしても、ガングリオンて、何。知ってる前提で話をされていたので、訊きそびれてしまった。が、よく考えてみれば、ガングリオンというものを知っていれば、症状から可能性を推測できるような。

 少し遠いけど、うちから二番目に近い図書館の近くにあり、通りすがりに見ていた整形外科を選んだ。待ち時間がかかるようなら、図書館に行けばよいし、通うことになっても一石二鳥、ということで。待ち時間も一時間くらい。返却期限が来ているけど、あと少しという本を読み進めることができた。レントゲン写真を撮って、診察。骨に異常はなく、ガングリオン、でした。で、何か、と言えば、関節を包む部分にできる腫れもので、ゼリー状のものが溜まって、突起になるらしい。柔らかければ、そういうものだと想像できたのだけど、硬かったので、てっきり骨かと。「つついてみますか」と言われたので、「はい」と。少し待って、処置室へ。麻酔なしで注射針を刺して、吸い出し。吸い出すから、注射とは言えないか、厳密には。また溜まる可能性もあるけれど、そのときはそのときで、また検討する、とのことで、通う必要もなかった。

 異変に気付いたとき、いつぞや小さな坂を降りようとしたときに無灯火の自転車が横から来ていることに気付いてブレーキをかけたら勢いで180度転倒して左手を突いて支えたあのときか、とか、左手で拳を作ってそれを枕代わりに寝てしまったら起きた時に左手の感覚が無くなっていたあのときか、とか思い当たることがいろいろあったのだが、そういうものとは関係ないらしい。それよりも、左手の指の使い過ぎとかそんなところだそう。悪影響もない、とのことでした。しばらくであっても、いま左手が使えなくなるのは困ると思っていたので、助かった。

 診療が終わって、近くの図書館へ。駐輪場に掲げられた看板に「ん?」と思ったもののそのまま止めてエントランスに向かったら、開いてはいるものの、照明が暗い。地震後の補修工事のため、窓口業務のみで、閲覧は休止していた。そやったっけ。地震後、来るの初めてだったか。5月の連休時に行ってみたら、臨時閉館していて、改めて行くつもりにしていた館も休止しているらしい。他館所蔵本の返却をそこで済ませてしまおうと思ったが、窓口業務のみの状況で、ただ返すのは申し訳ない。借りた館まで、自転車を走らせた。

 しばらくはホームワークで籠り。目途が立たないと、何処にも行けない。仕事のある日は帰宅してから、いつもはつまらないテレビ番組が点いていることへの抗議として行うフテ寝を、意識的に実施。夜中に起き出して、作業する日々。申し訳ないけど、つまらない番組やそれらへのつまらない文句に付き合うのは、しばらくご容赦願うことにして。それにしても、進まない。確かめたいことがたくさん出てくるけど、地震後の未整理もあって手元にすぐに出てこない。慎重にしたいし、そうなると思案するし、で。

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2018 Kijima, Hebon-shiki