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2018年6月24日〜2018年6月30日
6月24日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2018年6月24日】
ようやく仕事が休みの週末を迎えた。不意に来る余震は続いていたけれど、大きなものは来ていない。ということで、放置していた部屋の片付けに取りかからなければならないのだけど、気が重い。午前中はいつもの土曜日とあまり変わらない。支払いなどの用事を済ませ、ワイシャツをクリーニングに出し、買い物をして、図書館に借りていた本を返却した。 午後から部屋の片付けにようやく着手。自分の部屋はスチール製の本棚や簡易ワードローブがうつ伏せで倒れ、ステレオセット脇のカラーボックスも倒れ、上に乗せていたスピーカーやチューナーなどが落ちていた。箪笥の上に積んであったカセットラックも上半分が落ちていた。スチール机の引き出しも上の二段が飛び出ている。窓際のCD収納ボックスも落ちている。内側に向かって、ぶちまけられているかんじ。部屋の隅にある木製の重い本棚は動いていなかったけど、挿してあった本は飛び出ている。まず部屋に入れない。部屋に入れないのは、弟が使っていた部屋も同じで、ここは阪神淡路大震災の経験から、アナログ盤を床に置いていたのだけど、壁沿いに積んでいた本を入れた箱やCD収納ボックスが崩れていた。カラーボックスの上のプリンターは落ちている。四方から落ちてきたものが折り重なるように部屋を埋めていた。 倒れて扉から飛び出していたステレオセット脇の風神雷神的な右側のボックスをまず、地震の当日に応急処置的に片付けてあった母が使っていた部屋に移す。それから、弟が使っていた部屋を埋めているものを入り口から、少しずつ壁際の収納場所に戻していった。順番や位置は問わずにとにかく「落ちたもので埋まっている」状態を解消すべく。最近聞いたりして、取り出してあったアナログ盤が倒れて、落ちたものの下敷きになっていたので心配したけれど、いまのところ割れたものは見つかっていない。ひさしぶりに聞いてみようとなって、割れていることに気付くということが、これからあるかもしれないが。脇に積んでいくことで、なんとか窓までたどり着くことができた。窓を開けて、風を通す。
夕方から外出。気持ちは復旧していないけれど、「ムジカジャポニカ」で、bikkeさんと大友良英さんの演奏がある。「歌とギターの迷宮vol.1
bikkeちゃんと大友くん」。それぞれのコーナーがあるのかと思いきや、大友さん、bikkeさん、恵良真理さんが並んで登場し、bikkeさんと大友さんが数曲ずつ交代で歌う(大友さんも!)という「二人のビッグショー」形式。恵良さんは、ヴァイブラフォンやシロフォンではなく、パーカッションで。進行もきっちり決めたものではなく、「次何やろうか」と話しながら、譜面を確認して、演奏していく。「KBS京都」の大友さんの番組「JAMJAMラジオ」にbikkeさんが出演された回の雰囲気そのまま。
大友さんのギターも、歌に寄り添うかたちのアンサンブルを踏まえたものでした。でも、恵良さんのパーカッションとともに、ときどき、不思議な音を響かせていて、歌を流すのではなく、多方面から立てて起こすようなかんじの演奏でした。恵良さんの手元が見えないので、もどかしかった。 帰り、よい気分で歩いていて、扇町公園の端の交差点で、公園を横切るか脇をまっすぐ行くかで一瞬迷ったら、やはり信号待ちしていた酔ったおじさんに「いまどっちに行くか迷っただろ。信号が青になったからまっすぐ行くことにしただろ」と指摘された。ギターを持っていたら、魂を売っていたかもしれない。
きょうはやはり午前中はいつもの日曜日の午前中、午後からは片付け。やっとうつ伏せで倒れたスチール製の本棚を部屋から運び出した。歪んでバランスがわるくなっているので、直して使えるかどうか。高校生のときからの机も引き出しが飛び出たときに歪んだみたい。見た目からわからない歪みや断裂があるかもしれない。母の鏡台もなんとか直そうとしたけれど、もう釘も脚の木も耐えられなくなっていたみたいで、果たせなかった。
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2018 Kijima, Hebon-shiki